ジュラルディン・マコックランの『ピーター・パン イン スカーレット』読み終えました。
百年ぶりに書かれた「ピーター・パン」の続編です♪
やっぱり作者が違うと雰囲気も違ってしまいますね。登場人物はなつかしい面々なんですが、みんな大人になっているし(もちろんピーターは違います☆)、背景に第一次世界大戦という影を設定しているので、ちょっと暗め。
物語りもなんだかサスペンス風で、ウェンディ達がどんどん苦境に立たされます。ま、意外な展開なので、そこは面白かったかな♪
全体的に少し優等生な仕上がり。榊原郁恵の宙釣りを期待して読むと(そんなヤツいないか)ちょっと違うかも知れません。
今ちょうどミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を原作にした新しいシリーズの第三弾、ペーター・フロイントの『ファンタージエン 忘れられた夢の都』を読んでいるのですが、このシリーズも作者がそれぞれ違うので、いろんなファンタージエンの物語になっています。
前の二冊比べると、今回は読みやすいかな?
有名な作品の世界で遊ぶ、こういう作品があってもいいと思うのですが、やっぱり原作を越えるのはなかなか難しいですね。
楽しいことは楽しいのですが☆