上善如水

ホークの観察日記

介護福祉士国家試験終了〜

2018-02-02 12:05:47 | 日記

ようやく終りました〜

介護福祉士の国家試験!

最近は休日ずっと勉強、勉強だったので、正直試験が終ったというよりも、解放された! という心の開放感の方が強いです。

125点満点の試験なのですが、自己採点では何とか92点取れたかな・・・という感じ。

筆記試験の合格基準は、一応「総合得点60%以上」といわれているので、そこはクリアー。

もう一つの条件「11科目群(項目ごと)すべてにおいて得点があった者」というのも、自己採点ではクリアーしているのですが、1科目(1項目)に2問しか出題のない所もあるので、その2問を間違えていたらアウトです。

私の場合、実技試験は免除なので、正式な発表のある3月下旬まで、ドキドキしながら待たなければなりません。

合格しているといいなぁ〜


実際に出題された「声かけ」に関する問題。

Aさんは97歳。施設に入所しており、最近衰弱が進み水も飲めなくなってきている。

「もう、逝ってもいいんだけどね」とつぶやくことが増え、ある夜勤の日「お迎えはまだかしらね」と穏やかな顔で言った。

介護福祉職の対応として最も適切なものを一つ選べ。

 

1 何も考えず早く寝た方がいいと就寝を促す。

2 Aさんの手を握り、ゆっくりさする。

3 そのような言葉は言ってはいけないと伝える。

4 明日、家族に連絡して来てもらうことを伝える。

5 いつものことだと思って、声をかけずにそのまま部屋を出る。

 

利用者の気持ちに寄り添うことが介護福祉職としては大切。

大手の予想解答では答えは「2」とされていました。

こういう実践問題は何とか解けたのですが、知識がないと解けない問題はホント無理。

 

日本国憲法第25条で定められている権利として正しいものは?

 

1 幸福追求権

2 新しい人権

3 思想の自由

4 財産権

5 生存権

 

答えは「5」

これなんか、まだ簡単な方で、見た事も聞いた事もない知識はヤマカンで答えるしかない(苦笑)

今回は、模擬試験や予想問題があまり役に立たなかったという感想が多かったです。

平均点は下がりそう。

 

当日は午後から雪の降る寒さ。

だだっ広い会場だったので、みんな上着を着たまま試験を受けていました。

インフルエンザも流行っているし、何もこんな時期に試験やらなくてもね〜

 

さあ、とにかく試験も終ったので、気持ちを切り替えて日々の業務、頑張ります。

うちもインフルエンザが大流行で、フロア閉鎖しているので、バタバタなんですよね。

 

 

 

 


お正月あれこれ

2018-01-13 21:00:00 | 日記

新年早々やってしまいました・・・

トイレ誘導していて目の前で利用者さんが転倒。

とっさに手を伸ばしたものの間に合いませんでした〜

具体的なことは書けませんが、ホントに数秒、タイミングがズレたというか、介護の死角にタイミング的にすっぽりハマってしまって起こった事故。

すぐ病院に行き検査しましたが、幸い骨や脳に異常はなく、当日のうちに帰ってくることができました。

打撲や外傷もありましたが、一週間たっても異常がないということで、今はいつも通りの生活が送れています。

 

あ、皆さん、明けましておめでとうございます。

 

お正月もいつも通り仕事だったので、あまりおめでたいとか、休日リフレッシュという気持ちは感じることはできませんでしたが、お雑煮だけは何とか食べることができました。

介護の現場で多いのが「転倒」と「転落」

筋力が落ちて足腰が弱くなるのは自然なこと。

ただし子供が転ぶのと違って、お年寄りの転倒は骨折→車椅子→寝たきり、となってしまいかねない重大事案。

介護する人の技量はもちろんありますが、トイレの位置や広さなどの環境、その日の体調や排便の有無、薬の影響や季節による服装まで、様々な要素が重なって事故って起きるんですよね。

うちの職場は事故が起きたら検討会が開かれます。

なぜ事故が起きたのか?

原因と背景を探し出し、対策を検討。事故報告書という形でまとめて全部署へ通達。

じゃあ足腰の弱ってきた人は安全のためにみんな車椅子に座ってもらって介護員が押してあげればいいかというと、そういう単純なことじゃなくて、歩く能力が残っている人は歩いてもらう。歩けるように訓練、リハビリを頑張る。自分でできることは自分でやってもらい介護員がなんでもかんでも手を貸さない。それは介護ではない、というのがうちの方針(多分、どこの介護施設でも同じだとは思いますが)

たとえ介護員がやってあげた方が早く正確にできたとしても、時間がかかっても自分でパジャマのボタンをとめてもらう。

できないことを手助けするのが仕事であって、できることまで奪ってしまうのは本来介護とは呼べないんですよね。

 

もちろん安全を確保してです。

そこが難しい。

もうずっとベッド上で寝たきりの人に対して、亡くなる一週間前まで歩行器具を使って歩行訓練する?

認知症で、自分が骨折していることもわからず歩いてしまう人を車椅子に座ってもらうために仕方なく拘束?

帰宅願望強くて夜寝ないで大声、職員に暴力も振るう認知症の男性には睡眠薬で眠ってもらう?

様々なケースが考えられますが、その都度、その人らしい生活が送れるように、本人の希望と安全を考慮して介護の方法を考えていく・・・

それも限られた資源と人材で。

 

ま、そこにやりがいがあるっていえばあるんですが。

今月も20代の新人さんが1人、職場を去りました。

当然のように、欠員が補充されることはなく、特に事務方から人員についての説明があるわけでもなく、残された人数で何とかしろと、そういうことなのね、という感じで今年も動き出しています。

 

お正月休みというわけではありませんが、勤務と勤務の間に1日休みがあったので(連休なんて久しく取ってない)、友人家族に会って美味しいものも食べて来ました。

ハンバーガー専門店のハンバーガーと、喫茶店のパンケーキ。

仕事も大切ですが、自分の人生も楽しまないと♫

介護福祉士の国家試験まで残り半月なので、こっちも頑張るぞ!

 

 

 

 

 


今年もお世話になりました

2017-12-31 06:59:25 | 日記

いろいろあった2017年も今日でおしまい。

思えば新しい服も靴も買わずに終ってしまった。

次の休みこそ出かけよう出かけようと思いつつ、結局疲れて気力がわかないのくり返し。

旅行にも行けてない・・・来年こそは、介護福祉士の試験に合格したら・・・自分のためにお金使うぞ!

 

大晦日も出勤ですが、年越しの買い物は大方済ませてあるので、あとは仕事帰りに年越し蕎麦を買って帰るくらい。

今日も普段通り、入浴介助もあるし、事故がないように頑張らないと。

 

ブログもなかなか更新できていませんが、来年もマイペースで続けていきたいと思っています。

今年も一年お世話になりました。

皆様、よいお年をお迎え下さい。

 

どちらの都合?

2017-12-18 22:23:14 | 日記

朝から洗濯して部屋を片付けて掃除機かけて買い物に2回行って、明日のお弁当の下ごしらえしてご飯セットして、少しだけ介福の勉強して、ようやく落ち着いてPCの前に座ることができました。

 

このところ家に帰っても疲れ果てていて、なかなかブログを書く余裕がなかった・・・

 

風邪を引いて38℃の熱が出たり、親知らずを抜いたり、健康診断に引っかかったり。

施設から深夜抜け出した利用者さんがいて警察呼んだり(無事見つかりました)、忘年会があったり(みんなグチしか言わない笑)、立て続けに利用者さんが亡くなったりして、体力的にも精神的にもしんどかった〜

 

職員さんによって介護に対する考え方も様々。

私は外出や行事に出来るだけ参加して欲しいと思うのだけれど(もちろん体調をみて)、「人数が多いと職員の負担が増えるでしょ!」と面と向かって言われちゃうし(もちろん見守りできる人数に限界があるのはわかります)

利用者さんの行動に職員が寄り添うんじゃなくて、職員の(会社の)都合で利用者さんが動かされているのも疑問。

それって全然利用者本位でも自立でもないよね?

時間も人も足りない現状はわかっているけれど、したくてもできないのと、する必要を感じていない、じゃまったく違うと思うから。

介護福祉士の勉強していると、建前と現場の違いがよりくっきりわかってしまいます。

 

政府は約1,000億円規模の財源を投入し、勤続10年以上の介護福祉士に平均して月額8万円相当の賃上げを行う(2019年)という加算案を閣議決定しましたが、個人的な経験でいうと、10年以上のベテランさんに多いんですよね、「職員の負担」を口にする職員さん。

利用者にサービスの選択権がなかった措置制度から現在の自立支援を目的とした介護保険制度に変わったのが2000年ですから、まだまだベテランさんの中には昔の措置制度時代を引きずっている人がいるような気がします(お役人の中にもね)

う〜ん、政府のいう勤務10年以上て、どんな基準なんだろう? 勤続年数の多い人にはそれなりの賃金を、てこと? まさか「質の高い介護士」て基準じゃないよね??

もちろん大多数のベテランさんは頼れる先輩に違いないんですが。

 

また今年2017年11月から法律が変わり、技能実習生の介護職への受け入れが可能になりましたね。

外国人でも介護福祉士の国家試験に合格すれば最長5年の実習期間終了後、いったん帰国して介護の在留資格で再入国すれば、無期限で働き続けられるようになります。3年以上介護現場での実務を経験した留学生についても、国家試験に合格すれば在留資格がOKに。

個人的に技能実習生て制度自体が「安い賃金で外国人を労働力として使う」みたいなイメージなので、ちゃんと日本人と同じ給料がもらえるのか心配です(日本語の国家試験に合格しなくちゃいけないだけでも大変そう)

政府はこれで介護現場の人手不足が解消されると本気で思っているのかな?

 

あぁ、やっぱりまたグチになってしまった。

先月亡くなった利用者さん。

その方はコーヒーが好きということで、今年の中旬、喫茶店に一緒に外出したんですよね。

本当はその方はベテランさんにいわせると「順番じゃない」そうなんですが(順番といってもベテランさんたちが勝手に決めている暗黙のルールてやつ)、自分がその日の外出担当だったので何とかかいくぐって連れ出しました。

もちろんその数ヶ月後に亡くなるなんて思ってもみませんでしたが、今思うとそれがその方の生涯最後の喫茶店になりました。

亡くなったのは残念ですが、あの時思い切って外出して良かった。

コーヒーを美味しい美味しいといいながら、昔話をずっとしゃべっていたのを思い出します。

まだまだしたくてもできないことはたくさんありますが、自分自身、後悔することが少ないように、やれることはやっておかないと。

そのうち、なんてあるかどうかもわからない、そういう職場なんだと実感しています。

 


介護福祉士国家試験

2017-10-03 11:58:03 | 日記

 

来年の介護福祉士国家試験を受験することにしました!

実技試験は実務者研修を終了しているので免除。

筆記試験は来年1月になります。


実質3ヶ月ちょっとしかない(汗)


資格を取っても給料はあまり増えませんが、挑戦するからには受かりたい!

受かるには過去問の問題集を最低3回やるとか、先輩たちの話を聞くと結構苦労したとのことなので、勉強頑張らないと。

疲れて寝てる場合じゃないな!

 

著者 :
中央法規出版
発売日 : 2017-06-01