山の頂から

やさしい風

佐保(さお)姫ご乱心

2008-04-19 06:56:48 | Weblog
   昨日の雨の降りといい、昨夜からの強風といい
恐ろしいばかりだ。北からの風ゆえ庭のプランターの花には
差ほど被害はなかったのが幸い。しかし、庭中に落ちた枝の掃除が大変だ。
佐保姫とは春を象徴する女神のことだが、雨の降りっぷりといい
風の吹きっぷりといい正にご乱心の態。 女が怒ったら怖いのだ。

 日の出のポイントで朝日を待つが厚い雲に阻まれて姿を見せない。
風はすごい勢いで吹いているのだが山の際の雲は、しっかりとひっ着いていた。
諸々の問題を抱えた我が家を象徴するかのようだ。
あの雲が晴れたら輝く日の光が差す。 どうか流れ行って~~と
祈る気持ちで眺めていたが・・・

 帰る道筋に竹林がある。毎年、筍が顔を出し初夏の恵みに預かるが
今年は未だ顔を出さない。山のそれはいがらっぽくなくて柔らかいのだ。
さぁて、今日も頑張るべぇ~~

琥珀

2008-04-18 10:42:26 | Weblog
   250万年をかけて樹脂を宝石に変化させたものが≪琥珀≫
岩手県久慈市で8700万年前・白亜紀後期のカマキリの化石を
閉じ込めた琥珀が発見されたと新聞記事にあった。
朝からのひどい雨に少しロマンチックな気分になれた。

 昨日、市内の高校の新入生歓迎の遠足があったが
真新しい、少し大きめのジャージーが初々しい新一年生。
 長崎と千葉県の県立高校で入学金が収められない生徒数人が
入学式に出席できなかったとニュースで聴いた。
余りにも非常な措置だと怒りを感じる。
家庭の事情で即支払いが出来なかったのであろうに
校長の裁量として生徒を出席させるくらいの度量が無かったのか!?
まったく、紋切り型の石頭め!と教育者としての資質を疑う。

 チベットは森林の豊富な地域だったが
中国の乱伐で生態系に変調をきたしていると
チベット臨時政府の日本代表者が訴えていた。
ガツガツと全てを奪い取ろうと云う根性の中国。
≪立派な愛国心教育≫で反中国と聞くや
こぞっていぎたない反発を繰り返す国。
【平和の祭典・五輪】の燈は、人権問題批判の嵐の中をものともせずに
屈強で不気味な<聖火護衛隊>に伴走され本国に向かってリレーされている。

 その醜い姿は250万年かかっても≪琥珀≫の宝石にはなり得まい。
ああ琥珀よ、琥珀。
その宝石は絶滅の樹脂から成っているものもあると云う・・・

女とワインと畳と・・・

2008-04-17 23:17:46 | Weblog
  最近、熟年離婚が目立って聞かれる。
先日もマスコミで特集をしていた。≪女房と畳は新しい方がいい≫との
諺は今なお生きているらしい。しかし、ストッキング同様に
現代女性は強く賢くなった。夫が三行半を突き付けられる世の中だ。

 先に、フランス大統領・サルコジさんが数回目の再婚を果たし
話題になった。フランスの諺に≪女とワインは古いほうがいい≫とあるそうだが
どうやらサルコジさんはワインは「ボジョレー・ヌーボー」がお好きらしい。

 そして、また衝撃的ニュースが飛び込んできた。
ロシアのプーチン元大統領が離婚。元新体操世界チャンピオンの
カバエワさんと結婚か?と云うのだ。
彼女とは30歳以上もの歳の差になるらしい。
彼はワインどころかレモンスカッシュがお口に合うのだろう。
若くてスリムで、おまけに美人。それなりに賢くもあるに違いない。

 報道が真実であるなら、彼に一つお祝いの言葉を贈りましょうか。
≪若い時は天使、歳をとると悪魔≫イタリアの諺である。

鉄は熱いうちに・・・

2008-04-17 21:19:51 | Weblog
  数日前、商業高校から17日に全校生徒による歓迎遠足実施の
知らせの挨拶を受けた。市内高校、例年の行事である。
今朝は昼頃から雨との予報。全学年ともなれば数百人もの数となる。
いったい遠足は実施されるのか否かと気を揉んだ。
で、9時に学校へ電話をし確かめた。「実施の予定です。ハイ」

 11時になって第一陣の到着~~
当店の駐車場にて集合し先生の指示。その間、40人前ほどの玉子を焼く。
別段注文を受けたわけではないが、ワ~ッと来られてからでは混乱する。
しかし、一同他の場所に移動。え~~っ、どうゆうことよっ!?
すると、この後の一団が当店を利用するとの説明を受ける。
紛らわしい~~ 早く言って欲しいのだ!!
空を見上げれば雲行きは益々怪しい。 ああ~~嫌な予感。
そして待つこと1時間。お着きになられました3年生の諸君。

 玉子焼きは忽ち売り切れ。後は焼きあがり待ち。 と、その時・・・ポツンと一粒。
予感は的中。程なくザーッと意地悪な雨が・・・ 軒下に駈け込む生徒等。
店内は勿論、生徒で溢れた。青臭い匂いと賑やかなお喋り。

 集合時間が告げられ三々五々引き上げる生徒。
帰り際、袋一杯のコンビニのゴミを捨てて呉と差し出す者3~4人。
持ち込んだ物は持ち帰る!!若い君等が理解しないでどうするの!!と一喝した。
 発った後あと、差ほど汚されていないのは意外だった。
「鉄は熱いうちに打て」と云う。 他人への迷惑を気遣える大人になって欲しい。

やはり野におけ・・・

2008-04-16 21:48:01 | Weblog
  山内の至る所に山野草が咲き誇っている。
中でも<タチツボスミレ>の可憐な姿には感動さえ覚えるのだ。
我が家の敷地内にも今年は沢山咲いて、タンポポの黄色と相俟って
実に美しい光景である。それを沢山の方に楽しんでもらいたいと思っている。

 ところが今日の昼頃の少し混雑している中、60歳代と思しき二人の女性が
庭のスミレを根こそぎ取っているではないか。
思わず「沢山の人に見て貰いたいの!採っていくのは勘弁して~~」と
呼びかけた。気づいた一人はきまり悪そうな顔をして立ちあがった。
そして、もう一人は振り返りもせずに歩き出した。

 最近、こういった女性が実に多い。
〈後から来る人の為に〉といった気遣いに欠けた人間が増えたのだ。
花を咲かせているプランターにタバコの吸い殻を押し込んでいくような輩。
本当に首根っこを捕まえて「何考えてんの~~」と言ってやりたい!!
品性に欠けた日本人が<増殖中>  ああ~この先の日本や如何に。

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私だから出来た~~

2008-04-14 22:39:45 | Weblog
  夫は東京へ。そして雨は10時頃まで残った。。
手伝いは断って、のんびり気楽に営業するサと11時頃に開店した。
ところが陽が差し、実に心地よい陽気と相成ったからサァ、大変!!
一組5~6人の家族が口明けに、お客様が途切れない。
手足があるものなら誰だっていい(但しイヌ・ネコは否)と、息子と娘を招集。
さぁ、戦争は始まった。卵を焼けるのは自分しかいない。
しかも、一回には6人前しか焼けないのだ。

 蕎麦も団子も、焼き鳥に玉子焼きもと次から次へとバラエティ豊かぁ~
胸が苦しくなるのを覚えながら。子供等を発破かけつつ追い遣う。
ところが娘は時間で出掛けると一抜け~~ ああぁ、万事休す!!
それでもギブアップしないのが私の性分。
窮地に立てば立つほど「ウ~~ヌ、負けるもんかぁ~~」と奮い立つ。
調理場とフロアーーを駆け足しながら気も配る。
と、若者の賑やかな一団が庭を占拠。なんと國學院高校の生徒等の歓迎遠足。
だんご・だんごと賑やかな注文合戦。 その間新規のお客様が・・・
息子も注文取りに奔る。 ん?・・ん・ん・あっ、雨だぁ~~
スコールの様な雨がひとしきり降る。

 兎にも角にも後手後手ながら、何とかやり過ごせた一日であった。
我ながらよくやったぁ~~と自分を褒めてやったのだ。
しかし、お客様は文句も言わずよくぞお待ちくださった。 感謝・感謝。

みんな・みんな帰って行った・・・

2008-04-13 23:07:59 | Weblog
  ツアーは今日で全て終わった。最期の日の雨は一層寂しい。
しかし、今年の桜は未だ別れを惜しむかのように散りきらずに残っている。
不思議な年だ。桜の木の下に立つと気分が静かに高揚する。
桜をこよなく愛した西行の気持ちを理解出来るような気がする。

 波乱万丈の人生を選んだ人間。そうあるように引き寄せられた人間。
ダライ・ラマ14世も、恐らくそんな運命の方なのだろう。
4歳で今日の現状の直中に立つことを運命づけられたのだ。
今朝の読売新聞に、ダライ・ラマ14世の実家が監視されているとの記事。
師の肖像写真を保持しているだけで逮捕されると云う異常さ。
中国のトップ等は国際社会に微笑みを向けながら
後ろ手で弾圧の銃口を容赦なく発射させているのだ。
最早、血なまぐさいスポーツの祭典など見る気にもならない。

 来年も又、素晴らしい花をつける約束などあるはずもないが
青空に咲き誇る桜を期待したいものだ。
どんな春が来るのだろうか・・・
来年の話に鬼が笑うと言うが、赤い旗の下に立つ≪鬼≫は笑うのか
泣くのか・・・運命の8月はもうそこまで来ている。

何たって聖火は走るぅ~~

2008-04-12 23:15:51 | Weblog
   どんなに嘘やハッタリで他国民の目を眩ませても
真実は自ずと姿を現すことを中国は認識すべきだ。
アルゼンチンでの聖火リレーは平和裏に終えたようだが
長野市には聖火リレー中止を求める電話が殺到していると云う。
こんなにも平和とは裏腹な聖火リレーなどする意味を感じないが
或る情報によると

 【大紀元日本4月12日】北京五輪リレーが海外で遭遇した抗議の波が中国国内で伝えられたのは、北京当局を支持する海外中国人が赤い旗で歓迎する場面や、「チベット暴徒」が中国人ランナーからトーチを奪おうとする場面だけだった。中でも、パリ・リレーでチベット旗の帽子を被る男性が障害者の中国人女性ランナーの手からトーチを奪おうとする一枚の写真が、中国各報道機関及びニュースサイトで広く報道され、全国中に愛国の機運が高まり、「チベット独立チンピラ」に対する憤慨を招いた。

 中国国内多くのサイトの掲示板で、ネットユーザーらが、このチベット人らしき男性の身元について徹底に調査し、復讐行動を取ろうとする行動を始まった。しかし、調査の結果、複数のネットユーザーが、中国国営報道機関に発表される写真の中から、リレーのルートに行く前の場面で、この男性が中国の国旗を持つ中国大陸の留学生らしきものと一緒に仲良く歩いている写真を見つけ、男性は中共当局が雇ったスパイでチベット人に扮して中国人ランナーを攻撃したのは北京当局の偽装であるとの説をネット上で広げた。反チベット人の愛国感情が突然、当局への不信感に転換し、北京五輪は民衆の利益とは無関係で、中共当局の政治宣伝に利用される手段であるとの批判態度に一変した。

(中略)

ネットユーザーの指摘によると、中国国営テレビ局CCTV2チャネルが在仏の中国人女性留学生・邱羽さんを取材した内容の中、邱羽さんが、「留学生の友達の中に、顔の黒いチベット人に似ている一人が、毎日300ユーロの日給でチベット人に偽装してリレーを撹乱するようにと誰かに雇われている人がいる。もし撹乱の場面がテレビで取られたら、給料がもっと上がる」と話したという。

 つまりネットで世界は結ばれていて中国政府当局が情報を操作しても
真実は暴かれると云うことだ。
長野でも当然、中国人バイトが動員されるそうな。
それにしても「聖火防衛隊」なる伴走は断固!!拒否すべきだ。実に不愉快!
なぜ、福田総理も小沢野党党首もコメントを出さないのだろうか。
もっとも彼等は「親中派」だ。言える訳がないかぁ・・・
中国に於ける≪五輪・平和の祭典≫など絵に描いた餅だぁ~~

確かに青い≪満地球≫

2008-04-12 07:55:06 | Weblog
1961年4月12日・ソヴィエト連邦による有人人工衛星
「ヴォストーク1号」が打ち上げられた。
それを記念して今日は≪世界宇宙飛行の日≫だそうな。

 その宇宙飛行士はガガーリン。彼の言った「地球は青かった」は名言。
月周回衛星「かぐや」がハイビジョンカメラの撮影に成功。
確かに我々の住む星・地球は青い。そして美しい。
この星を大切に又、人類が仲良く平和に暮らせることを願いたい!!


自由であること

2008-04-10 23:13:10 | Weblog
  中国人映画監督作品の「靖国」が上映禁止の件。
国際社会の一員である日本に於いて、なされてはならないと感じる。
反日である・ない、愉快・不愉快等は映画を視たものが判断すること。
表現の自由は何より国際社会では保障されるべきことであるからだ。
自由であるべきことを否としたら中国と同じことをしていることになる。

 本日、数時間日本に立ち寄られたダライ・ラマは「悪魔」には見えなかった。
「眠れる獅子」の目は狂っているようだ。
何しろ自分は正しい!! 他が皆悪い!!と吠えたてるばかりだから始末に悪い。
中国の女性報道官が、中国人は平和を愛する国民だと言っていたが
少なくと人民大会堂内の上段に位置する人間には当てはまらないと感じる。
ラサに於いては日常、若者が殺害されていることは事実らしい。
それも「軍」による発砲で・・・
北京五輪の平和の祭典とやらは血の匂いがする。