山の頂から

やさしい風

琥珀

2008-04-18 10:42:26 | Weblog
   250万年をかけて樹脂を宝石に変化させたものが≪琥珀≫
岩手県久慈市で8700万年前・白亜紀後期のカマキリの化石を
閉じ込めた琥珀が発見されたと新聞記事にあった。
朝からのひどい雨に少しロマンチックな気分になれた。

 昨日、市内の高校の新入生歓迎の遠足があったが
真新しい、少し大きめのジャージーが初々しい新一年生。
 長崎と千葉県の県立高校で入学金が収められない生徒数人が
入学式に出席できなかったとニュースで聴いた。
余りにも非常な措置だと怒りを感じる。
家庭の事情で即支払いが出来なかったのであろうに
校長の裁量として生徒を出席させるくらいの度量が無かったのか!?
まったく、紋切り型の石頭め!と教育者としての資質を疑う。

 チベットは森林の豊富な地域だったが
中国の乱伐で生態系に変調をきたしていると
チベット臨時政府の日本代表者が訴えていた。
ガツガツと全てを奪い取ろうと云う根性の中国。
≪立派な愛国心教育≫で反中国と聞くや
こぞっていぎたない反発を繰り返す国。
【平和の祭典・五輪】の燈は、人権問題批判の嵐の中をものともせずに
屈強で不気味な<聖火護衛隊>に伴走され本国に向かってリレーされている。

 その醜い姿は250万年かかっても≪琥珀≫の宝石にはなり得まい。
ああ琥珀よ、琥珀。
その宝石は絶滅の樹脂から成っているものもあると云う・・・