山の頂から

やさしい風

馬の骨

2009-10-01 12:52:27 | Weblog
  
 台湾の土産と言ってジャスミン茶を頂いた。
彼は一ケ月おき位にあちらに出かける。
十数年前から付き合っている台湾人の彼女がいるのだ。
互いにバツイチの身。誰からも誹られる関係ではない。
彼女は経済的な支援は受けず、食堂を経営し自立しているという。
彼は台湾のガイドとして生きていける自信はあるが、
少しばかり事情があって、あちらに渡る決心がつかないでいる。
 
 今のところは程よい距離でいるが、結婚も視野の内にはあるらしい。
が、互いに国籍を捨てる踏ん切りはつかない。事実婚状態なのだ。
年齢が年齢だけに【黄昏色の恋】というところか。
微かな花の香りのジャスミン茶。口に円やかな苦みが広がった。

 新政権が起動はじめて未だ僅かだが、微妙な軋みが囁かれ始めている。
それにしても女性大臣は意気軒高である。
恐らく国民が望んでもいない法案の制度化に精力的である。

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 千葉景子法相と福島瑞穂・男女共同参画担当相は30日、
法務省内で会談し、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案を、
早ければ来年の通常国会に提案する意向を確認した。
**********  9月30日・毎日新聞 配信

 何をそんなに急ぐのか!?
日本漢字紙・新架橋報(電子版)にとると、
日本男性と結婚する中国人女性は、民主党が進めている夫婦別姓制度を、
心から歓迎していると伝えている。
彼女たちにとって、中国名を捨てることがどれだけ苦痛であったか。
だから、千葉法相の働きかけには諸手を挙げて喜んでいるのだ。

 戸籍制度の廃止案や人権擁護法案のどれをとっても、
我々多くの日本人は望んではいないことだと思う。
なぜ何故、そんなにも法案化に熱心なのか。その真意を問いたい。

 或るサイトで中国の国籍を捨て、他国に帰化することは愛国心の喪失であると、
糾弾していたのに対し、アメリカに帰化した有名女優が帰化したからといって、
決して中国人としての愛国心を失ってはいないと反論していたが、
生まれもったDNAは、恐らく他国に於いて強く感じると思う。
日本に永住すると決めた中国人一家の主婦が、
日本で生活する子供の心は、ほとんど日本人であると言っていたが、
わたくしには信じられない。

 日本人は決して純血ではないことは知ってはいるが、
この国・風土を愛する心は途方もなく長い時間をかけて育まれてきたこと。
日本人の美徳とする心意気を、一気呵成に壊されることに納得できない!!
素性のわからない者をあざけっていう語に、【馬の骨】ってあるが、
馬が聞いたら腹を立てるな。きっと!
ところで・・フ・・・趙・・春・・・花って誰??

 

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