実家のある地区には老人の結成による≪白寿会≫なるものがある。
会費制で老人達自らが運営をしている。
ゲートボール、輪投げ、旅行などレクレーションを通した親睦会のようだ。
健康を維持し百歳を目指したものらしい。
父は数回、旅行には参加したようだがゲートボールは・・・・
その会の方達が今日、父のために寺に出向き線香を手向けてくるという。
農家の多い場所がら、そういった人情が厚いのだ。
今や、百歳など夢ではない。
昨日は、老人施設に勤務する知り合いの看護師が、
101歳の利用者と≪蔵の街巡り≫をして来たと言って、
当店に団子を買いに寄った。
ああ、父も健康であったならそんなことも可能だったのにと、
もう叶うことのない想いにシュンとなった。
せめて母には健康で長生きをしもらい、
親族一同で【百寿の祝い】をしてあげたい。
母さん、元気を出してね~~
「愛車」で田圃道を駆け、体を鍛えてよ!!
父さんは、それを一番望んでいるから。きっとね。