山の頂から

やさしい風

恐ろしや≪お局さま≫

2008-10-08 15:20:56 | Weblog
 
 或る医大の教授には7人の秘書が付いている。
その分野で著名なその教授は<、海外での講演も多いと聞く。

 知人の娘さんが、ある時期から秘書に採用された。
彼女は海外留学を経て英語を得意としていた。
その為、英語の資料つくりの仕事を任され、
難しい医学書の中のからの抜粋や参考資料つくりに奮闘した。
学会の為のそれなどは深夜にも及んだという。
その仕事ぶりは教授も認め、昨年の学術資料にはスタッフとして名前も載った。
彼女はとても遣り甲斐を感じ、仕事も順調であった。

 仕事の仲間は皆、何歳も年齢が上で3人は独身者。
一番上の人は自分の母親と同年齢だという。
この独身の女性は主に薬剤関係を受け持つ古参。意地悪な大局。
これにくっついたナンバー2が、これまた独身のゴマスリ局。
更に悲劇は30歳代後半の独身仕事放棄お局様。
難しい事、面倒な事は全て新人に押しつける。
が、救いは他の3先輩だが既婚者。
一様に優しいが先のお局たちには逆らえない。

 女の職場は難し~い。
リーダーとなる人物の人間性で天国にもなるが地獄にもなる。
教授はつまらぬ世事には無関心であるから尚更悲劇。

 知人の娘は≪お局様≫等の妬みや嫉みで無視の地獄の毎日。
ボスに訴えても取り合って貰えず、つまらぬ時間を潰すのは嫌。
と云う訳で退職をすることにした。
しかし、自分の子供くらいの小娘に嫉妬する馬鹿な大人が、
斯くも多いこの世間。何とも情けなく嘆かわしい!!