中秋の名月ということで、月見散歩に出かけました。
夕方の月の出から狙っていたものの、竜巻注意情報が出るほどの不安定な空模様で、
諦めて帰ってきたので、夜になって、天候が落ち着いてから、近くの信濃川の堤防をブラブラと。
夜になっても刻々と空模様は変わります。
見ていて飽きることがない。
で、撮るタイミングで雲がかかっていることが多い。
月の近くには火星。
西の空には木星と土星。
事前に情報を得ていたのだからわかるのだけど、
いつもなら小さな星のひとつでしかないものが、
木星と土星だとわかって見ると、なんとも宇宙のこころを感じるものです。
ついでに夜景も少々。
コンデジ用の小さい三脚しか持って行かなかったので、高さが稼げずローアングル気味に。
月夜なのと、街明かりで、星はほとんど写らない。
妻とは、学生時代に付き合い始めた頃から、月夜になると月見散歩をしていた。
今夜は月がキレイそうだから散歩する~?と誘って。
閉店したホームセンターの駐車場に座っていつまでも話したり、神社の階段で話したり。
ある月夜に、この先、ふたりの関係がどうなっていっても、こうして月を見ると彼女のことを思い出すんだろうなと思った。
その後、まったく連絡を取り合わなかった数年の間も、
月を見上げると、元気にしているのかなとふっと思っていた。
きっとずっとそんな風に、空に月がある限り、どこかで気にかけ続けるんだろうなぁ。
そんなにずっと気になるなら一緒に暮らせばいいと思った。
なので、今がある。
きっと、これからも月見散歩は続くに違いない。
【α7 II】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】