10月5日(金)正午、臨時の大会実行委員会より開催決定が発表される。
いざ、くびき野!!
俺は2年前のくびき野の後、結婚のスケジュールを優先させるため、ウルトラマラソンの休止を宣言していました。それから2年、隔年開催のくびき野で、ついにウルトラマラソンの復帰戦です。しかし、台風25号の接近により中止が濃厚ムード。緊急の実行委員会が開かれ正午に可否が発表されるとなり、半分諦めながらもソワソワと過ごしていました。そして開催決定が決まり、とても嬉しかったです。
大会前日10月6日(土)受付会場である上越市のリージョンプラザ上越へやってきました。ここに来るのも2年ぶり。
ここで「チームつるかめ」のくびき野メンバーと合流。今大会の「つるかめ」メンバーは100㎞に3人、60㎞に2人の5人ものメンバーとなりました。嬉しいことです。
会場には、天候が急変し警報が出た場合には急遽中止になる可能性もある旨のお知らせが何カ所かにありました。
ありましたが、ここまで来て中止はないだろう、とそんなに気にとめませんでした。最接近となる深夜に警報が出たとしても、翌朝にはとっくに解除され風が強いながらも大会は開催されるだろう、と。そんな風に思っていました。
大会恒例の寄せ書き。
じつはずっと足の調子が悪く、正直、今回は復帰戦だけれど完走できる気が全くしていなかったのですが、受付会場でつるかめメンバーやラン友さんと一緒にいるうちに、なんか全然負ける気がしねぇモードに入っていきました。大会アドレナリン放出中です。
豚汁が有名だというお店で、つるかめ頑張ろう会。
俺は車中泊ですから、頑張ろう会のあと駐車場まで送ってもらい、車内でゼッケンを加工(ウルトラの時はガムテで強化したり、脱着しやすいよう加工しています)したり、計測チップを靴に付け、ウェアの最終確認をし、各トランジットへの荷物を用意し、ここで翌朝の食事を用意してくるのを忘れたことに気が付き、スーパーまで車を走らせ再び駐車場へ。
やれやれ、買い物にいったおかげで寝るのが遅くなってしまった……風も強くなってきて、車が揺れているけど、まぁ寝てしまえばゆりかごみたいなもんだろうと思いながら、シートを車中泊モードにし、横になって、寝る前にFacebookだけチェックするかと開いたら「ここにきて中止なんて悲しすぎる」というコメントが目に入ってきました。
ああ、この台風だからどこか大会が中止になったのかなぁ、と思ったら、え?あれ?くびき野??
この時、21時頃。
暴風警報が発令され、大会の中止が発表されたのは、少し前のことのようでした。で、すでにリージョンプラザでチップの回収が始まっているというのです。
頭の中は??でいっぱいです。
半信半疑のままリージョンプラザに入ると、エントランスに特設のカウンターが出来て、計測チップの回収が行われていました。
スタッフの方が、「大変申し訳ありません」と頭を下げています。「また2年後に来ます!」と言って、笑顔でチップを返却しました。
でも、返却したんですが、頭の中は全然現実を受け入れられていない感じで、なんか涙が出そうなんだけど、受け入れられてないから流れないみたいな状態にいました。
残念だけど、大会を中止せざるを得ない状況なのは納得できます。大会は実行委員会とランナーだけでは成り立たず、中学生をはじめ大会に関わる多くの人たちの安全を確保しなくてはなりません。それはわかるけど、俺にとっては2年ぶりの大好きなウルトラマラソンだったのです、2年間我慢してきて、不十分だろうと思いながらできる限りのトレーニングをして、ようやくこのくびき野に立ったわけです。絶対完走してやるんだと気分が最高潮になったところで、急に床が抜けた感じ。
わかるけどね、わかるけどね、うん、わかるんだけどね。その言葉がずっと頭の中を回っていました。わかるんだけど、自分の中に着地点をまだ作れない。
そんな時につるかめメンバーから電話。急に予定がなくなってしまい、気持ちもまとまらなければ、この後の予定もまとまりません。とりあえず、同流することにして、メンバーのホテルを回る。
そして「頑張ろう会」から一転、チームつるかめ「残念会」が開かれました。
俺は運転があったのでノンアルコールでしたが(まぁ基本的にアルコールいらない人なんですが)、残念会の間も、まだ気持ちが定まらなくて、ぼーっとした気分でした。もちろん大会に備えて早起きしていて、さて早寝するぞというところから動き出しているので、かなり眠気も蓄積してきたのもありますが。
残念会の途中で地元のつるかめメンバーも合流してくれて、久しぶりにお会いできてうれしかったです。なんと応援するために山の中に自転車をしこんでいてくれたそうなんですが、結局それも出番なし。残念!
俺以外はホテル泊なので、メンバーを送り届けて、さて俺はどうしよう?チップもすでに返却してしまったので、宿無しの俺は、このまま新潟へ帰ることもできます。しかしまぁ眠気はあるので、どこかで寝なくてはいけないと思い、チップ回収をしているからリージョンの駐車場は開いたままだろうと、ふたたび駐車場に戻ってきました。
10月7日午前2時頃。
この時間は、一旦、回収受付も閉じられるようで、リージョンプラザの玄関は閉じられていました。
俺がチップを返却する頃にはなかった中止のお知らせが貼りだされています。
駐車場には車がたくさん止まっていて、中には寝ている人も。なかには早めに寝て大会中止を知らない人もいるのだろうなぁと思いつつ、俺もその中に加わります。風はかなり強く、ゆりかごどころではありませんでしたが、溜まった眠気のおかげで寝ることができました。
午前4時頃、目が覚めました。チップの回収が再開された時間となり、続々と車がやってきています。あまり寝られていないので、もうひと眠りしようかと思ったのですが、まだ気持ちの着地点を見つけることができず、考え事をしていたら眠れません。
車外からは、準備万端で駐車場に到着しリージョンプラザに向かって歩いている途中で、他のランナーに大会の中止を伝えられ「ええ!?中止!?」と呆然としている声が何度も聞こえてきます。驚きながら、全然飲み込めない様子が声だけで伝わってきます。そうだよね、無念だよね、俺もまだ納得しきれねーよ。
そんな声を聞いているうちにますます寝られなくなり、歩いて受付の様子を見に行ったりも。
早めに開催中止を知り、残念会までできた自分たちはまだラッキーだった方なのかもしれません。
そろそろランナーでごった返して、開会式が行われるはずだったリージョンプラザ内も、すでに撤収作業が始まっていました。
寝れないな~。どうしようかな~。
風は相変わらず吹き荒れているものの、雲はなく晴れています。晴れるんだよなぁ。
午前5時半。
スタートするハズだった時間になりました。
帰ろうかなぁ。でも、なんかくびき野で希望のある1枚が撮りたい。昨夜から悲しい写真しか撮ってない。
晴れているなら、そうだ、あれだ。撮りたい絵が決まりました。
コースをたどって車で走っていきます。ルート表示看板も距離表示看板もまだ設置されていたので、コースをたどることは容易です。
大会は中止になりましたが、沿道では、ランナーを待っている風の地元の方が家の前に待っている様子もありました。ありがたいなぁくびき野。
きたー!くびき野の「元気玉」
朝日が雲の上に顔を出しました。この場所で朝日に向かって走っていくのがサイコーに気持ちいいんですよね!もちろん自分の足で走って太陽に向かっていきたかったですが、強風に吹かれながらこの場で昇る太陽を見て、清々しい気分になっていきました。この絵が撮りたかった。
次は走って見よう、この日の出を。その時は、きっとこの道にも大勢のランナーが走っているハズ。
たぶん、この場所は大会の「10回大会記念誌」の表紙になっている場所だと思うのですが。正確な場所がわかりません。
ここで日の出を見た後、新潟に帰ることにしました。この頃、暴風警報も解除され注意報に変わったようでした。体感では風の強さが変わった感じはしませんでしたけど。
途中の土底浜駅付近の100kmコースの終盤で国道を渡る場所で、どうしてもここからまたコースをたどりたくなり、そこからゴール会場の「くびき希望館」まで行ってきました。ここは明るいうちに来たことがないので、すでに設置されていた投光器を見て、君たちもランナーを出迎えたかったよねぇと。
新潟に帰宅した後、仮眠して、走りたい気持ちは山々だったので「島ラン」に出ることに。新潟島を走っていると、くびき野の参加賞Tシャツを着て走っている人とすれ違います。皆さん、やっぱり気持ちを持て余しているんでしょうね。そんなくびき野Tランナーに「お疲れ様!」と声をかけながら、島ラン+αの20kmを走り切りました。案の定、足痛い。足としては大会が中止になってラッキーだったでしょうね。開催されていたら絶対無理するし。
ということで、俺のウルトラマラソン復帰戦となる「第12回えちご・くびき野100㎞マラソン」は台風25号の強風により開催中止となってしまいました。これで2年間100㎞を走っていないので「佐渡一周」の参加条件も満たせなくなり、となるともはや俺はウルトラランナーではないのではとさえ思えてきます。そんな思いで悶々としていましたが、俺はウルトラランナーになって最後まであきらめない心というものを身に付けました。となれば、俺がウルトラランナーとしてできることは、最期まであきらめないこと、だと気が付きました。2年走ってないからなんだというのでしょう、まだ俺のランナーとしての人生は続くのですから、またいつか機会がくる。その時走ればいいのです。大会から数日が立った頃、やっと自分の着地点に落ち着くことができました。
「ランナーとくびき野との道は、決して途切れることはない……」
10回大会記念誌の表紙に書かれている言葉です。今回は残念ながら中止になってしまいましたが、また2年後、くびき野で会いましょう。その時は、今回の分も想いを込めて100㎞満喫したいと思います。
【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】
いざ、くびき野!!
俺は2年前のくびき野の後、結婚のスケジュールを優先させるため、ウルトラマラソンの休止を宣言していました。それから2年、隔年開催のくびき野で、ついにウルトラマラソンの復帰戦です。しかし、台風25号の接近により中止が濃厚ムード。緊急の実行委員会が開かれ正午に可否が発表されるとなり、半分諦めながらもソワソワと過ごしていました。そして開催決定が決まり、とても嬉しかったです。
大会前日10月6日(土)受付会場である上越市のリージョンプラザ上越へやってきました。ここに来るのも2年ぶり。
ここで「チームつるかめ」のくびき野メンバーと合流。今大会の「つるかめ」メンバーは100㎞に3人、60㎞に2人の5人ものメンバーとなりました。嬉しいことです。
会場には、天候が急変し警報が出た場合には急遽中止になる可能性もある旨のお知らせが何カ所かにありました。
ありましたが、ここまで来て中止はないだろう、とそんなに気にとめませんでした。最接近となる深夜に警報が出たとしても、翌朝にはとっくに解除され風が強いながらも大会は開催されるだろう、と。そんな風に思っていました。
大会恒例の寄せ書き。
じつはずっと足の調子が悪く、正直、今回は復帰戦だけれど完走できる気が全くしていなかったのですが、受付会場でつるかめメンバーやラン友さんと一緒にいるうちに、なんか全然負ける気がしねぇモードに入っていきました。大会アドレナリン放出中です。
豚汁が有名だというお店で、つるかめ頑張ろう会。
俺は車中泊ですから、頑張ろう会のあと駐車場まで送ってもらい、車内でゼッケンを加工(ウルトラの時はガムテで強化したり、脱着しやすいよう加工しています)したり、計測チップを靴に付け、ウェアの最終確認をし、各トランジットへの荷物を用意し、ここで翌朝の食事を用意してくるのを忘れたことに気が付き、スーパーまで車を走らせ再び駐車場へ。
やれやれ、買い物にいったおかげで寝るのが遅くなってしまった……風も強くなってきて、車が揺れているけど、まぁ寝てしまえばゆりかごみたいなもんだろうと思いながら、シートを車中泊モードにし、横になって、寝る前にFacebookだけチェックするかと開いたら「ここにきて中止なんて悲しすぎる」というコメントが目に入ってきました。
ああ、この台風だからどこか大会が中止になったのかなぁ、と思ったら、え?あれ?くびき野??
この時、21時頃。
暴風警報が発令され、大会の中止が発表されたのは、少し前のことのようでした。で、すでにリージョンプラザでチップの回収が始まっているというのです。
頭の中は??でいっぱいです。
半信半疑のままリージョンプラザに入ると、エントランスに特設のカウンターが出来て、計測チップの回収が行われていました。
スタッフの方が、「大変申し訳ありません」と頭を下げています。「また2年後に来ます!」と言って、笑顔でチップを返却しました。
でも、返却したんですが、頭の中は全然現実を受け入れられていない感じで、なんか涙が出そうなんだけど、受け入れられてないから流れないみたいな状態にいました。
残念だけど、大会を中止せざるを得ない状況なのは納得できます。大会は実行委員会とランナーだけでは成り立たず、中学生をはじめ大会に関わる多くの人たちの安全を確保しなくてはなりません。それはわかるけど、俺にとっては2年ぶりの大好きなウルトラマラソンだったのです、2年間我慢してきて、不十分だろうと思いながらできる限りのトレーニングをして、ようやくこのくびき野に立ったわけです。絶対完走してやるんだと気分が最高潮になったところで、急に床が抜けた感じ。
わかるけどね、わかるけどね、うん、わかるんだけどね。その言葉がずっと頭の中を回っていました。わかるんだけど、自分の中に着地点をまだ作れない。
そんな時につるかめメンバーから電話。急に予定がなくなってしまい、気持ちもまとまらなければ、この後の予定もまとまりません。とりあえず、同流することにして、メンバーのホテルを回る。
そして「頑張ろう会」から一転、チームつるかめ「残念会」が開かれました。
俺は運転があったのでノンアルコールでしたが(まぁ基本的にアルコールいらない人なんですが)、残念会の間も、まだ気持ちが定まらなくて、ぼーっとした気分でした。もちろん大会に備えて早起きしていて、さて早寝するぞというところから動き出しているので、かなり眠気も蓄積してきたのもありますが。
残念会の途中で地元のつるかめメンバーも合流してくれて、久しぶりにお会いできてうれしかったです。なんと応援するために山の中に自転車をしこんでいてくれたそうなんですが、結局それも出番なし。残念!
俺以外はホテル泊なので、メンバーを送り届けて、さて俺はどうしよう?チップもすでに返却してしまったので、宿無しの俺は、このまま新潟へ帰ることもできます。しかしまぁ眠気はあるので、どこかで寝なくてはいけないと思い、チップ回収をしているからリージョンの駐車場は開いたままだろうと、ふたたび駐車場に戻ってきました。
10月7日午前2時頃。
この時間は、一旦、回収受付も閉じられるようで、リージョンプラザの玄関は閉じられていました。
俺がチップを返却する頃にはなかった中止のお知らせが貼りだされています。
駐車場には車がたくさん止まっていて、中には寝ている人も。なかには早めに寝て大会中止を知らない人もいるのだろうなぁと思いつつ、俺もその中に加わります。風はかなり強く、ゆりかごどころではありませんでしたが、溜まった眠気のおかげで寝ることができました。
午前4時頃、目が覚めました。チップの回収が再開された時間となり、続々と車がやってきています。あまり寝られていないので、もうひと眠りしようかと思ったのですが、まだ気持ちの着地点を見つけることができず、考え事をしていたら眠れません。
車外からは、準備万端で駐車場に到着しリージョンプラザに向かって歩いている途中で、他のランナーに大会の中止を伝えられ「ええ!?中止!?」と呆然としている声が何度も聞こえてきます。驚きながら、全然飲み込めない様子が声だけで伝わってきます。そうだよね、無念だよね、俺もまだ納得しきれねーよ。
そんな声を聞いているうちにますます寝られなくなり、歩いて受付の様子を見に行ったりも。
早めに開催中止を知り、残念会までできた自分たちはまだラッキーだった方なのかもしれません。
そろそろランナーでごった返して、開会式が行われるはずだったリージョンプラザ内も、すでに撤収作業が始まっていました。
寝れないな~。どうしようかな~。
風は相変わらず吹き荒れているものの、雲はなく晴れています。晴れるんだよなぁ。
午前5時半。
スタートするハズだった時間になりました。
帰ろうかなぁ。でも、なんかくびき野で希望のある1枚が撮りたい。昨夜から悲しい写真しか撮ってない。
晴れているなら、そうだ、あれだ。撮りたい絵が決まりました。
コースをたどって車で走っていきます。ルート表示看板も距離表示看板もまだ設置されていたので、コースをたどることは容易です。
大会は中止になりましたが、沿道では、ランナーを待っている風の地元の方が家の前に待っている様子もありました。ありがたいなぁくびき野。
きたー!くびき野の「元気玉」
朝日が雲の上に顔を出しました。この場所で朝日に向かって走っていくのがサイコーに気持ちいいんですよね!もちろん自分の足で走って太陽に向かっていきたかったですが、強風に吹かれながらこの場で昇る太陽を見て、清々しい気分になっていきました。この絵が撮りたかった。
次は走って見よう、この日の出を。その時は、きっとこの道にも大勢のランナーが走っているハズ。
たぶん、この場所は大会の「10回大会記念誌」の表紙になっている場所だと思うのですが。正確な場所がわかりません。
ここで日の出を見た後、新潟に帰ることにしました。この頃、暴風警報も解除され注意報に変わったようでした。体感では風の強さが変わった感じはしませんでしたけど。
途中の土底浜駅付近の100kmコースの終盤で国道を渡る場所で、どうしてもここからまたコースをたどりたくなり、そこからゴール会場の「くびき希望館」まで行ってきました。ここは明るいうちに来たことがないので、すでに設置されていた投光器を見て、君たちもランナーを出迎えたかったよねぇと。
新潟に帰宅した後、仮眠して、走りたい気持ちは山々だったので「島ラン」に出ることに。新潟島を走っていると、くびき野の参加賞Tシャツを着て走っている人とすれ違います。皆さん、やっぱり気持ちを持て余しているんでしょうね。そんなくびき野Tランナーに「お疲れ様!」と声をかけながら、島ラン+αの20kmを走り切りました。案の定、足痛い。足としては大会が中止になってラッキーだったでしょうね。開催されていたら絶対無理するし。
ということで、俺のウルトラマラソン復帰戦となる「第12回えちご・くびき野100㎞マラソン」は台風25号の強風により開催中止となってしまいました。これで2年間100㎞を走っていないので「佐渡一周」の参加条件も満たせなくなり、となるともはや俺はウルトラランナーではないのではとさえ思えてきます。そんな思いで悶々としていましたが、俺はウルトラランナーになって最後まであきらめない心というものを身に付けました。となれば、俺がウルトラランナーとしてできることは、最期まであきらめないこと、だと気が付きました。2年走ってないからなんだというのでしょう、まだ俺のランナーとしての人生は続くのですから、またいつか機会がくる。その時走ればいいのです。大会から数日が立った頃、やっと自分の着地点に落ち着くことができました。
「ランナーとくびき野との道は、決して途切れることはない……」
10回大会記念誌の表紙に書かれている言葉です。今回は残念ながら中止になってしまいましたが、また2年後、くびき野で会いましょう。その時は、今回の分も想いを込めて100㎞満喫したいと思います。
【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】