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ニューヨークタイムズが社説で朴大統領を批判

2015年11月22日 11時00分45秒 | Weblog

ニューヨークタイムズが社説で朴大統領を批判

hankyoreh

2015.11.21 06:1

「民主主義的自由の退行に没頭…憂慮」

米国の有力紙ニューヨークタイムズは19日、

「韓国政府、批判者を狙い撃ち」と題した社説を通じ、

「民主主義的自由を朴槿恵(パク・クネ)大統領が退行させることに没頭しているように見え、憂慮の恐れがある」と強く批判した。

同紙はまた「朴大統領はソーシャルメディアとインターネットでの批判や反対意見の統制を試みている。

先週土曜日には韓国で最も人気があるメッセージングアプリ(カカオトーク)の共同代表だったイ・ソクウ氏が辞任した」とし、

イ氏の退任と関連して「批判的な人々は政府の監視の動きに抵抗し、政府に批判的なユーザーの意見の制限を拒否したことに対する処罰が(起訴の)本当の目的だと主張している」と紹介した。

同紙は歴史教科書の国定化に関して「朴大統領が生徒たちに韓国史、特に民主主義的自由が産業化の妨害物になると見なされた時期を美化したバージョンで教えようとしている」として

「このような動機のうちの一部は、彼女の父親に対するイメージを復元させる狙いがあると見られる」と指摘した。

同紙はさらに「韓国経済は今年MERSによる呼吸器疾患の流行と中国および他のアジア諸国の需要減少により相当な打撃を受けた」として

「しかし海外で韓国の評判に関する最大のリスクは経済的なことではなく政治的なことであり、主に歴史を書き直して批判者を抑圧している朴大統領の苛酷な措置」と批判した。

以下はニューヨークタイムズ社説の全文。

韓国政府、批判者を狙い撃ち

韓国人は世界的な産業強国として聳え立ち貧乏から金持ちになった経済発展と同様に、独裁から活力ある民主主義を編み出したことについて誇るに値する国だ。

このような理由で、月とスッポンのように、北朝鮮の操り人形体制と韓国とを区別した民主主義的自由を朴槿恵(パク・クネ)大統領が退行させることに没頭しているように見えることは憂慮される。

先週、数万人の韓国人が2つの抑圧的な政府措置に抗議するため街頭に出てきた。

 一つは韓国の教育者が独立的に選択できる歴史教科書を、政府が発行する教科書に変えようとしていることだ。

もう一つは韓国の族閥大企業が労働者を一層簡単に解雇できるよう労働法を改定することだ。

朴大統領はまた、ソーシャルメディアやインターネットでの批判や反対意見も統制しようとしている。

先週土曜日には韓国で最も人気があるメッセージングアプリ(カカオトーク)の共同代表であったイ・ソクウ氏が辞任した。

彼は未成年のわいせつ写真掲示を防止できなかったという理由で起訴された。

 しかし、批判的な人々は政府の監視の動きに抵抗し、政府に批判的なユーザーの意見の制限を拒否したことに対する処罰こそが(起訴の)本当の目的だと主張している。

朴大統領は、植民地時代に日本帝国主義の将校であり1961年から1979年まで軍事独裁者であった朴正煕(パク・チョンヒ)将軍の娘だ。

朴大統領は生徒たちに韓国史、特に民主主義的自由が産業化の妨害物になると見なされた時期を美化したバージョンで教えようとしている。 このような動機のうちの一部は、彼女の父親に対するイメージを復元させる狙いがあるものと見られる。

 韓国経済は今年MERS呼吸器疾患の流行と中国および他のアジア諸国の需要減少により相当な打撃を受けた。

しかし海外で韓国の評判に関する最大のリスクは経済的なことではなく政治的なことであり、主に歴史を書き直して批判者を抑圧している朴大統領の苛酷な措置だ。



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