■大型機の飛行展示
小牧基地オープンベース2019大型機の飛行展示が続きます。
KC-767空中給油輸送機のタッチアンドゴー、迫力があります。そして名古屋空港を舞台に離陸してゆく様子、いまはかつての国際線が有りました名古屋空港も県営名古屋空港となり、かつてボーイング747さえ発着した滑走路は民間機では小型旅客機ばかりになる。
伊吹山を背景に離陸するKC-767,この伊吹山は愛知県や岐阜県から眺めますと、堂々たる山容が美しく、かつて海軍が巡洋戦艦の艦名に冠した事を思い出させる美しさですが、琵琶湖の滋賀県側から見ますと山頂まで採土により汚され、無残な姿をしめしています。
タッチアンドゴーを続ける次のKC-767空中給油輸送機、KC-767空中給油輸送機は編隊飛行とともにこうして展示を繰り返すのですけれども、こればかりは名古屋空港が国際線の運航されていた時代でもタッチアンドゴーなんてものはみられなかったでしょう、ねえ。
県営名古屋空港、フジドリームエアのエンブラエルリージョナルジェットがターミナルに佇んでいる、そしてもう一つ奥に見える三菱重工小牧南工場は三菱MRJ,国産旅客機を開発しようと頑張り、アメリカでの連邦航空局型式証明が採れず中止された夢の跡が残る。
MRJは、もう少しエンブラエルを見習った政府支援というものが必要だったように思います、エンブラエルは今でこそブラジル製旅客機というものを高品質な世界水準の航空機として知らしめた印象がありますが、その草創期の小型飛行機は酷いものばかりでした。
KC-767空中給油輸送機とともに印すのはちょっとお門違いでしょうが、エンブラエルは国策企業として使える航空機が開発できるようになるまで、ブラジル政府は黙って購入し続け、独立した企業となって育つまで産業保護を続けてきました、長期的視点に基づき。
日本の場合は、産業保護として、例えばMRJを航空自衛隊の飛行点検機や海上保安庁の海洋監視航空機に水産庁や国土交通省などに、これだけで15機程度の需要になりますから、買い揃えさせるべきだった、海上自衛隊の人員輸送機、航空自衛隊にも必要な機種です。
公正さを形而的に追求するという今の制度では少々不可能ではないか、こう問われますと実のところその通りで、情報要求を出して特定の航空機を導入する意図の上で入札方式だけ公正を目指すならば、川崎重工UH-Xのように失敗し企業側に逮捕者がでるだけです。
多用途人員輸送機として、P-1やC-2のような開発方式を用いれば、それは実現できたのかもしれない、その人員輸送機は旅客機に転用可能という機種としておけば、旅客機に転用できたのかもしれない、それは例えば川崎C-2輸送機が民間型で提案されたように、ね。
伊吹山とC-130H輸送機、この構図を大事にしたい。そして滋賀県側の山頂まで削られ、山肌が無残な擦り傷の流血しているような様子を曝している景観に対して、情景というものを、美しい山だ、と思わせるような岐阜県愛知県側からの様子と比較してしまうのだ。
滋賀県、伊吹山は滋賀県の山ということですが、あの削られ方はなあ、いっそ物凄い主柱豪雨や山岳崩壊を引き起して、人工の削られた様子を覆い隠してくれればよかったのに、ともおもう。しかし、岐阜県も赤坂山という美しい山を採土で真っ二つにしています。
開発一つとって土は必要なのだ、といわれるかもしれませんが、あの自由の国アメリカでさえ土砂採取はかなり規制されている、コンクリートショックともいわれていますが。行き過ぎた環境負荷、というようなものを情景から感じるのは、とても悲しい事とおもう。
KC-767空中給油輸送機が再度着陸経路にはいってきました、今度こそ着陸するようです。正面から見る角度というものも普段なかなか見ないものです、そしてC-130H輸送機の並びと共に着陸してくる様子、というのもまたなかなか見ない角度ではあるのですけれども。
二機のKC-767空中給油輸送機が並んでこちらへ着陸してくる、そうぐうっと一周してきたのですね。旋回する空域は名古屋市内まではいっているのでしょうか、一方、気流が悪い日には滑走路を逆方向に、小牧城の方角から着陸する事もあり、お城が背景にはいる。
C-130H輸送機の着陸、小牧山の方から小牧城を背景に着陸した、というわけではまったくなく、先に着陸したC-130H輸送機が滑走路から誘導路に入り、そのままゆっくりと海上の目の前にきただけなのですが、空港とC-130H輸送機の構図、小牧基地らしい情景だ。
名駅摩天楼、こう呼ばれる名古屋空港から見える名古屋駅前高層ビル群の近代的な情景とともにKC-767空中給油輸送機が、今度こそおりてくる、しっかしろ減速していますのでもうタッチアンドゴーを行う事はない、着陸している。空港ビルとともに構図に収めた。
空港ビル、この瞬間はレンズをどうするか迷てしまうのですよね、飛行展示の様に望遠レンズを執りつけたままでは巨大なKC-767空中給油輸送機はフレームに入りませんが、広角レンズではちょっと迫力がない、どうするか少しだけ考えて構図は望遠レンズのまま。
UH-60J救難ヘリコプターが轟音と共に離陸してゆく、轟音という様な日々あせ方ではなく力強いエンジン音でそれ程響き渡る音ではないのですが、この瞬間を撮影するときに注意したいのは救難飛行展示がいよいよ始まる、という緊張感ですUH-60Jだけではない。
救難飛行展示、緊張するのはこのUH-60J救難ヘリコプターの離陸とともにもう一機並行して滑走路で離陸滑走中なのです、U-125救難機が。理論上重なるはずだ、離陸の様子は迫力がある、さあ、とレンズに手を据えてカメラを構える最中にちからがこもってゆく。
U-125救難機とUH-60J救難ヘリコプター、重なった。いや重なっているのだけれども、ちょっと予想外の重なり方だったなあ。そしてここ小牧基地には救難教育隊が展開していまして、全国航空祭の救難飛行展示の模範というべき飛行展示がいよいよはじまります。
OH-6D観測ヘリコプター、こちらは展示飛行をしているのではなく、滑走路に進出して帰投の準備をしているのですが、KC-767空中給油輸送機とC-130H輸送機がタッチアンドゴーを実施しているうちは離陸できなかった、というところでいよいよ離陸しようとして。
航空館BOONのあたりからOH-6D観測ヘリコプターと重なる、平日はこの当たりから撮影している、COVID-19の時代には空港ターミナルビル展望台よりも、こちらのほうが換え通しが良く駐車場もあるので、かなりの回数、毎月の様に撮影していた場所なのです。
いいなこの構図、KC-767空中給油輸送機とC-130H輸送機の重なりの瞬間と共に伊吹山、ではないけれども雄大な、そこまででもないか、しかし自然の風景がしっかりと入っています。KC-767空中給油輸送機だけでもC-130H輸送機だけでもない、そうこのかさなり。
NAGOYA,県営名古屋空港のターミナルビルとC-130H輸送機に、それから観衆までは行ってくれますと、なにか邦人救出任務、いやそんな緊張はありませんので、これこそ航空祭だ、という構図で仕上がってくれています、そして思う、この飛行展示は終了した、次が始まる、とね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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小牧基地オープンベース2019大型機の飛行展示が続きます。
KC-767空中給油輸送機のタッチアンドゴー、迫力があります。そして名古屋空港を舞台に離陸してゆく様子、いまはかつての国際線が有りました名古屋空港も県営名古屋空港となり、かつてボーイング747さえ発着した滑走路は民間機では小型旅客機ばかりになる。
伊吹山を背景に離陸するKC-767,この伊吹山は愛知県や岐阜県から眺めますと、堂々たる山容が美しく、かつて海軍が巡洋戦艦の艦名に冠した事を思い出させる美しさですが、琵琶湖の滋賀県側から見ますと山頂まで採土により汚され、無残な姿をしめしています。
タッチアンドゴーを続ける次のKC-767空中給油輸送機、KC-767空中給油輸送機は編隊飛行とともにこうして展示を繰り返すのですけれども、こればかりは名古屋空港が国際線の運航されていた時代でもタッチアンドゴーなんてものはみられなかったでしょう、ねえ。
県営名古屋空港、フジドリームエアのエンブラエルリージョナルジェットがターミナルに佇んでいる、そしてもう一つ奥に見える三菱重工小牧南工場は三菱MRJ,国産旅客機を開発しようと頑張り、アメリカでの連邦航空局型式証明が採れず中止された夢の跡が残る。
MRJは、もう少しエンブラエルを見習った政府支援というものが必要だったように思います、エンブラエルは今でこそブラジル製旅客機というものを高品質な世界水準の航空機として知らしめた印象がありますが、その草創期の小型飛行機は酷いものばかりでした。
KC-767空中給油輸送機とともに印すのはちょっとお門違いでしょうが、エンブラエルは国策企業として使える航空機が開発できるようになるまで、ブラジル政府は黙って購入し続け、独立した企業となって育つまで産業保護を続けてきました、長期的視点に基づき。
日本の場合は、産業保護として、例えばMRJを航空自衛隊の飛行点検機や海上保安庁の海洋監視航空機に水産庁や国土交通省などに、これだけで15機程度の需要になりますから、買い揃えさせるべきだった、海上自衛隊の人員輸送機、航空自衛隊にも必要な機種です。
公正さを形而的に追求するという今の制度では少々不可能ではないか、こう問われますと実のところその通りで、情報要求を出して特定の航空機を導入する意図の上で入札方式だけ公正を目指すならば、川崎重工UH-Xのように失敗し企業側に逮捕者がでるだけです。
多用途人員輸送機として、P-1やC-2のような開発方式を用いれば、それは実現できたのかもしれない、その人員輸送機は旅客機に転用可能という機種としておけば、旅客機に転用できたのかもしれない、それは例えば川崎C-2輸送機が民間型で提案されたように、ね。
伊吹山とC-130H輸送機、この構図を大事にしたい。そして滋賀県側の山頂まで削られ、山肌が無残な擦り傷の流血しているような様子を曝している景観に対して、情景というものを、美しい山だ、と思わせるような岐阜県愛知県側からの様子と比較してしまうのだ。
滋賀県、伊吹山は滋賀県の山ということですが、あの削られ方はなあ、いっそ物凄い主柱豪雨や山岳崩壊を引き起して、人工の削られた様子を覆い隠してくれればよかったのに、ともおもう。しかし、岐阜県も赤坂山という美しい山を採土で真っ二つにしています。
開発一つとって土は必要なのだ、といわれるかもしれませんが、あの自由の国アメリカでさえ土砂採取はかなり規制されている、コンクリートショックともいわれていますが。行き過ぎた環境負荷、というようなものを情景から感じるのは、とても悲しい事とおもう。
KC-767空中給油輸送機が再度着陸経路にはいってきました、今度こそ着陸するようです。正面から見る角度というものも普段なかなか見ないものです、そしてC-130H輸送機の並びと共に着陸してくる様子、というのもまたなかなか見ない角度ではあるのですけれども。
二機のKC-767空中給油輸送機が並んでこちらへ着陸してくる、そうぐうっと一周してきたのですね。旋回する空域は名古屋市内まではいっているのでしょうか、一方、気流が悪い日には滑走路を逆方向に、小牧城の方角から着陸する事もあり、お城が背景にはいる。
C-130H輸送機の着陸、小牧山の方から小牧城を背景に着陸した、というわけではまったくなく、先に着陸したC-130H輸送機が滑走路から誘導路に入り、そのままゆっくりと海上の目の前にきただけなのですが、空港とC-130H輸送機の構図、小牧基地らしい情景だ。
名駅摩天楼、こう呼ばれる名古屋空港から見える名古屋駅前高層ビル群の近代的な情景とともにKC-767空中給油輸送機が、今度こそおりてくる、しっかしろ減速していますのでもうタッチアンドゴーを行う事はない、着陸している。空港ビルとともに構図に収めた。
空港ビル、この瞬間はレンズをどうするか迷てしまうのですよね、飛行展示の様に望遠レンズを執りつけたままでは巨大なKC-767空中給油輸送機はフレームに入りませんが、広角レンズではちょっと迫力がない、どうするか少しだけ考えて構図は望遠レンズのまま。
UH-60J救難ヘリコプターが轟音と共に離陸してゆく、轟音という様な日々あせ方ではなく力強いエンジン音でそれ程響き渡る音ではないのですが、この瞬間を撮影するときに注意したいのは救難飛行展示がいよいよ始まる、という緊張感ですUH-60Jだけではない。
救難飛行展示、緊張するのはこのUH-60J救難ヘリコプターの離陸とともにもう一機並行して滑走路で離陸滑走中なのです、U-125救難機が。理論上重なるはずだ、離陸の様子は迫力がある、さあ、とレンズに手を据えてカメラを構える最中にちからがこもってゆく。
U-125救難機とUH-60J救難ヘリコプター、重なった。いや重なっているのだけれども、ちょっと予想外の重なり方だったなあ。そしてここ小牧基地には救難教育隊が展開していまして、全国航空祭の救難飛行展示の模範というべき飛行展示がいよいよはじまります。
OH-6D観測ヘリコプター、こちらは展示飛行をしているのではなく、滑走路に進出して帰投の準備をしているのですが、KC-767空中給油輸送機とC-130H輸送機がタッチアンドゴーを実施しているうちは離陸できなかった、というところでいよいよ離陸しようとして。
航空館BOONのあたりからOH-6D観測ヘリコプターと重なる、平日はこの当たりから撮影している、COVID-19の時代には空港ターミナルビル展望台よりも、こちらのほうが換え通しが良く駐車場もあるので、かなりの回数、毎月の様に撮影していた場所なのです。
いいなこの構図、KC-767空中給油輸送機とC-130H輸送機の重なりの瞬間と共に伊吹山、ではないけれども雄大な、そこまででもないか、しかし自然の風景がしっかりと入っています。KC-767空中給油輸送機だけでもC-130H輸送機だけでもない、そうこのかさなり。
NAGOYA,県営名古屋空港のターミナルビルとC-130H輸送機に、それから観衆までは行ってくれますと、なにか邦人救出任務、いやそんな緊張はありませんので、これこそ航空祭だ、という構図で仕上がってくれています、そして思う、この飛行展示は終了した、次が始まる、とね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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