■10式戦車!
日曜日の福岡駐屯地祭の様子を片手間で大急ぎにて撮影したM-5カメラの様子です。

第4師団祭、西部方面隊、福岡、京都から見ますと東海道新幹線の終点新大阪まで行きまして、その先から始まる山陽新幹線を東西全部乗り切った上で終点まで行って、ようやく博多駅、という遠い先ではあります。

施設大隊の観閲行進、戦闘工兵の装備は多くが方面隊の第5施設団に移管されているのですが、有事の際に直ぐに第一線に配属できるものだろうかとどうしても心配になりまして、名前だけの師団ではなあ、とおもう。

西部方面隊管内の行事なのですけれども、遠く九州まで行きましたのは、九州に行かないと戦車をみられない、という寂しい実情があるのですね、中部方面隊管内からは戦車部隊が全廃されてしまったという実情が。

10式戦車を装備する西部方面戦車隊、その編成は2個中隊基幹という戦車中隊の数から見ますと、廃止された第3戦車大隊や第10戦車大隊とおなじ規模ではあるのですけれども、居れば其処に確たる戦車の存在感がある。

後方支援連隊にも様々な装備が揃ってはいるのですけれど、自衛隊の規模と日本の経済力を考えるならば、もう少し装甲化を進めても好いのではないか、と思うのです。贅沢なことは出来ないというならば同意しますが。

人命を贅沢に消耗できるほど日本は豊かなのか、装甲車両や火力というものは有事の際に隊員を守るとともに、隊員が斃れれば蹂躙されるのは誰なのか、何処なのか、という想像力を考えていないのは問題だと考えて。

第19普通科連隊、即応予備自衛官基幹の連隊も観閲行進に臨む。少子化、というよりも待遇処遇の問題から自衛官のなり手不足が響いていまして特に任期制自衛官の定員割れが大変なことになり、今日に至ります。

任期制自衛官はどう頑張っても数年で定年退官という非正規の扱いなのですが、逆に年間訓練期間が30日で毎月即応予備自衛官協力金などが雇用主に出るこの制度が、自営業者やフリーランスの方に向くのでは、思う。

即応予備自衛官、練度の問題はといわれますと諸説ある、第73戦車連隊が現役に戻った背景をみれば安易に了承できないが、第49普通科連隊の中々高い評判を聞きますと増強すべきでは、と思う。そういう勤務形態があっていい。

戦車は、戦車大隊は2個中隊基幹で250名、これは師団普通科連隊の普通科中隊定員が220名ですので、逆に思い切って増やすとか、富士学校のFTCにあるような機械科大隊を編成した方が戦力的に、と考えたりしますが。

戦車、そう、戦車なのですね、戦車を見て、師団祭は若干数でも戦車が参加することで引き締まるのです、特に新鋭の10式戦車が参加するものですから、軽装甲機動車や高機動車が並んでいてもなんとかなりそうな気に。

福岡駐屯地は遠いのですが、遠い駐屯地でも戦車がそろって観閲行進に臨むのですから、また、九州には行きたいものです。富士学校の戦車は師団祭などには出ないようですから、あとは北海道も、行きたいものですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
日曜日の福岡駐屯地祭の様子を片手間で大急ぎにて撮影したM-5カメラの様子です。

第4師団祭、西部方面隊、福岡、京都から見ますと東海道新幹線の終点新大阪まで行きまして、その先から始まる山陽新幹線を東西全部乗り切った上で終点まで行って、ようやく博多駅、という遠い先ではあります。

施設大隊の観閲行進、戦闘工兵の装備は多くが方面隊の第5施設団に移管されているのですが、有事の際に直ぐに第一線に配属できるものだろうかとどうしても心配になりまして、名前だけの師団ではなあ、とおもう。

西部方面隊管内の行事なのですけれども、遠く九州まで行きましたのは、九州に行かないと戦車をみられない、という寂しい実情があるのですね、中部方面隊管内からは戦車部隊が全廃されてしまったという実情が。

10式戦車を装備する西部方面戦車隊、その編成は2個中隊基幹という戦車中隊の数から見ますと、廃止された第3戦車大隊や第10戦車大隊とおなじ規模ではあるのですけれども、居れば其処に確たる戦車の存在感がある。

後方支援連隊にも様々な装備が揃ってはいるのですけれど、自衛隊の規模と日本の経済力を考えるならば、もう少し装甲化を進めても好いのではないか、と思うのです。贅沢なことは出来ないというならば同意しますが。

人命を贅沢に消耗できるほど日本は豊かなのか、装甲車両や火力というものは有事の際に隊員を守るとともに、隊員が斃れれば蹂躙されるのは誰なのか、何処なのか、という想像力を考えていないのは問題だと考えて。

第19普通科連隊、即応予備自衛官基幹の連隊も観閲行進に臨む。少子化、というよりも待遇処遇の問題から自衛官のなり手不足が響いていまして特に任期制自衛官の定員割れが大変なことになり、今日に至ります。

任期制自衛官はどう頑張っても数年で定年退官という非正規の扱いなのですが、逆に年間訓練期間が30日で毎月即応予備自衛官協力金などが雇用主に出るこの制度が、自営業者やフリーランスの方に向くのでは、思う。

即応予備自衛官、練度の問題はといわれますと諸説ある、第73戦車連隊が現役に戻った背景をみれば安易に了承できないが、第49普通科連隊の中々高い評判を聞きますと増強すべきでは、と思う。そういう勤務形態があっていい。

戦車は、戦車大隊は2個中隊基幹で250名、これは師団普通科連隊の普通科中隊定員が220名ですので、逆に思い切って増やすとか、富士学校のFTCにあるような機械科大隊を編成した方が戦力的に、と考えたりしますが。

戦車、そう、戦車なのですね、戦車を見て、師団祭は若干数でも戦車が参加することで引き締まるのです、特に新鋭の10式戦車が参加するものですから、軽装甲機動車や高機動車が並んでいてもなんとかなりそうな気に。

福岡駐屯地は遠いのですが、遠い駐屯地でも戦車がそろって観閲行進に臨むのですから、また、九州には行きたいものです。富士学校の戦車は師団祭などには出ないようですから、あとは北海道も、行きたいものですね。
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