■名鉄9000系
名鉄が1000系を改造して5000系の通勤電車に改造した時は驚きましたが界磁チョッパ制御の長い寿命を活かしたと言われました、がそのあとVVVFインバータ制御の9000系がはいる。

界磁チョッパ制御とVVVFインバータ制御、結局電車を長期間運用するにはどちらが理想的なのでしょうか、技術的な部分を其処まで知らず、乗って、撮って、寝る、という鉄道愛好家としてはちょっと関心事になるのです。

その昔はVVVFインバータ制御の半導体方式は半導体の耐用年数に車両の寿命が左右されると云うけれども、界磁チョッパ制御方式はチョッパ端子をしっかり磨いておけば寿みょは半永久と云わないまでも長い、といわれていましたが。

界磁チョッパ方式でも寿命はある、というよりも端子そのものの寿命があるので、制御装置そのものの半導体寿命が延びていることを考えれば、逆にVVVFインバータ制御の方が、というはなしを聞きまして、どっちなのだろう、と。

大手私鉄は次々と新車を入れるので好いけれども、地方私鉄は旧式車両を使うので寿命が重要だ、とむかし、まだ京阪1900系と阪急2300系が現役時代に聞かされたことがあり、こ・・これより古いのが、とおもったりしましたが。

地方私鉄の場合は大手私鉄を退職された方が整備に再就職されるので界磁チョッパ制御がもてはやされた、という話を聞きますと、VVVFインバータ制御上がりの再雇用の方が増えれば、そう移ろってゆくのでしょうか、ねえ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
名鉄が1000系を改造して5000系の通勤電車に改造した時は驚きましたが界磁チョッパ制御の長い寿命を活かしたと言われました、がそのあとVVVFインバータ制御の9000系がはいる。

界磁チョッパ制御とVVVFインバータ制御、結局電車を長期間運用するにはどちらが理想的なのでしょうか、技術的な部分を其処まで知らず、乗って、撮って、寝る、という鉄道愛好家としてはちょっと関心事になるのです。

その昔はVVVFインバータ制御の半導体方式は半導体の耐用年数に車両の寿命が左右されると云うけれども、界磁チョッパ制御方式はチョッパ端子をしっかり磨いておけば寿みょは半永久と云わないまでも長い、といわれていましたが。

界磁チョッパ方式でも寿命はある、というよりも端子そのものの寿命があるので、制御装置そのものの半導体寿命が延びていることを考えれば、逆にVVVFインバータ制御の方が、というはなしを聞きまして、どっちなのだろう、と。

大手私鉄は次々と新車を入れるので好いけれども、地方私鉄は旧式車両を使うので寿命が重要だ、とむかし、まだ京阪1900系と阪急2300系が現役時代に聞かされたことがあり、こ・・これより古いのが、とおもったりしましたが。

地方私鉄の場合は大手私鉄を退職された方が整備に再就職されるので界磁チョッパ制御がもてはやされた、という話を聞きますと、VVVFインバータ制御上がりの再雇用の方が増えれば、そう移ろってゆくのでしょうか、ねえ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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という構図で見ますと現在新製される車両は全て交流電動機(VVVFインバータ)、直流電動機車は皆無という事が全てを物語っているように思います。(VVVFインバーター内でもまた細分化されるが。)
例えば大阪市交通局(現在の大阪メトロ)の10系(電機子チョッパ)はVVVFインバータに更新、10A系として余生を送りました。他社でもそういう事例があったように記憶しております。
電動機に摺動部分が無いという利点で決着がついたのでしょうね。(他にも利点はあるがここでは触れない。)
それでは何故一時期各種チョッパとVVVFインバータが並行生産されたか(特に関東でそういった事例が多かった)というと、当時はまだインバータ装置の価格が直流系制御に比較してかなり高く、どちらが最終的に有利なのか結局のところ判断がつかず、各社も悩んで試行錯誤した、まさに過渡期を経験したということなのです。そう言う訳でその過渡期を経験した人材が重宝される時期があったものと推測します。
思えば明治時代の電力系統普及の際も発電方式は直流(ダイナモ)が良いのか交流(オルタネータ)が良いのかすら判断がつかず、結果日本に2つの周波数が混在することになった事例もあり、技術の未来を見通すことの難しさを感じます。
ちなみに発電方式については直流派トーマス・エジソンと交流派ニコラ・テスラ&ジョージ・上スティングハウスの「電流戦争」として知られており、Wikipediaなどで読む事ができますので興味がございましたら一読をお勧めします。