北大路機関

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京都に春の訪れ 平野神社・北野天満宮の桜花散策

2008-04-11 19:57:51 | 写真

■平野神社・北野天満宮

 掲載予定などが山積していた関係で、やや撮影した日から時間が経過したが、3月31日撮影の桜花開花状況について掲載したい。ちなみに現在は散り初めから桜吹雪といった状況。

Img_9830  京都駅から50系統バス、阪急西院駅からは205系統バスにて西大路通りを北野白梅町へ進むと、通りに沿って平野神社にいたる。平野の夜桜として有名な平野神社には多くの仮設店舗が軒を連ねている。夜はこの仮設店舗の電燈が常夜灯を支え、稀有な美しさの夜桜を堪能することが出来る。2100時には屋台の多くが閉店してしまうが、仮設店舗は営業を続けるので、境内は煌々と照らされている。

Img_9822  常夜灯と桜の木々を見上げる。澄み渡った青空に溶け込むような桜花は、ほんのりと桜色に春の大空を染めている。境内の向こうには西大路の喧騒があるのだが、それが嘘のような静寂である。桜の天井、見上げる七分咲きの桜を、眺める人々はただ無言のままに足を進める。

Img_9837  平野神社の夜桜は名物なのだが、仮設店舗の軒並には、やや興ざめすることがある。円山公園ではなく、ここはれっきとした境内であるのだし、ドンチャン騒ぎは、どうなのかな、とも。まあ、仮設店舗には天蓋、というか屋根が張られているので、夜桜なんて殆ど見えないのだが、それでも苦情が出ないところをみると、桜花は不要なのかもしれない。

Img_9866  平野神社から北野天満宮へと足を運ぶ。双方とも学問の神様として崇敬を集めるが、徒歩で五分ほどのところにある。ただし、バスにより足を運ぶ際には、今出川通に面した北野天満宮と、西大路通に面した平野神社とではやや距離があるように感じるのだが、近いのだ。

Img_9862  白梅紅梅が名物の北野天満宮、梅園は全て花を散らしてしまったが、紅梅はやや残っていた。陽のあたる場所がやや違うだけで、開花時期も散る瞬間もかなり異なってくる。なお、本日の時点で仁和寺の御室桜は、まだ咲き始めということなのだが、桜花の時期は植えられている桜によって開花時期がかなり異なってくる。三千院や鞍馬、奥比叡もまだ満開までは時間があるとのことだ。

Img_9846  今年は、上野公園なんかは本当に開花が早かったようで、小生が足を運んだのは3月28陽であったが、すでに上野公園の桜花は満開という印象。新幹線N700系や500系、700系『のぞみ』号を利用すれば東京から京都までは2時間20分。桜花の季節が幕を閉じれば、京都には鮮やかな新緑の季節が訪れる。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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