豊洲の土壌汚染問題 この記事を読めば読むほど 日本社会もまだまだ未成熟 これを強く感じますね。 今豊洲では有害物質が出て大騒ぎしてますが これ少し深く考えれば 全く的外れですよね 食品を扱う施設ですから 食の安全が前面に出てる訳ですが そもそもこの汚染された地下水は 利用する事もなければ直接食品に触れる訳でもありません 今回の問題は科学的な問題ではなく イメージの問題です。 実際には 築地の衛生状態ははるかに悪い これが専門家の言ってる事です。 なんせネズミもたくさん生息してるそうですから どう考えてもそうですよね。 問題の地下水についても 築地は調べてないだけで 実際には有害物質が存在する可能性も高いそうです。 つまり 食の安全を声高に叫びますが 実際には安全という意味では問題がない訳ですが 地下に汚染物質が存在すると言うイメージが 豊洲の移転の障害になってる訳です。 この構造が大問題なのは この話しは 役人も政治家も分かってるのに 誰も口に出来ないって事です。 つまり イメージが先行して これが魔物のように強い力となり 正論を封殺する そんな事になってしまってる訳です。 今政治家や役人が 豊洲は安全面では問題ありません なんて言えば袋だたき この空気が流れてますから 皆口を閉ざす訳です。 この話し 日本の戦前も全く同じですよね。 軍部が悪くて国民はその犠牲になった みたいな歴史観が定着してますが 大間違いです。 当時の軍部は 国民の空気に押されて膨張したのです。 関東軍が起こした暴挙と言われる盧溝橋事件も 日本の国民はその報道に 興奮して熱狂したのです。 そしてその熱狂が 軍部を更に無謀な戦争えと突き進ませる訳です。 日本でも良識を持った国民はたくさんいましたが その良識を表に出せば 非国民扱いですから 口を閉ざす訳です。 ですから ますます国民は単色に染まり 結果あの敗戦となった訳です。 これと同じパターンを私は豊洲問題に強く感じます。 もし本当に安全と言う意味では 築地よりはるかに勝ってる そう思うのであれば 役人も政治家も声高に叫んでもらいたいものです もしかしたらマスコミは叩くかも知れませんが 少なくとも私は応援します。 また この正論をイメージで封殺しては 私達日本もまだまだって事になります。 お隣韓国も 更に病巣は深く 日本好きの国民がたくさんいるのに 国を上げて反日のイメージを定着させましたから その中では 日本大好き なんてとても言えない訳です。 私達はその辺の事情も理解して お隣の国の理性の回復 これを待つべきでしょうね。 政治の話しはこの位にして 国民の理性の高まりが国の価値を高めるとすれば 実際には私達の日々の生活においても このイメージ先行型の人達の理性型への転換 これが大切になります。 私はそんな思いが若い頃から強くありますので よく思想が凝り固まった人とは議論になるのです。 私がいつも思想が右や左に偏った人達が嫌いだと言うのは 客観的な整合性より 自分の目的とか感情とかが優先するからです。 大体はいくら話してもどうにもなりません。 最後は 理論では矛盾だらけですから 議論に耐えられず 大声を上げておしまいです。 この話し もちろん政治の話ばかりではありません 不動産屋が日々接するトラブル これも明らかに 自分の利益のために話しを組み立てる そんな人達がいます。 つまり 新聞やテレビから流れて来る情報を 自分の都合の良いように話しを積み上げて来るのです。 しかし これは矛盾の塊となりますから 私が論破するのはたやすい事です。 最近も私の目の前で 散々議論した後 最後は 話しにならん と叫んで出て行った男がいますが 私を責めるつもりが 逆に責められてキレた訳です。 まぁしかし そうは言っても 豊洲問題で思う事は 私達は理論よりイメージの方がまだまだ力は圧倒的に強い って事ですね。 そのイメージに対峙するには 理論は強くあらねばなりません。 そのためには 不動産屋は勉強しなければなりませんね。 せめて新聞くらいは 毎日読む事 これは習慣づけたいものです。 これが無いと 相手が都合良く組み立ては話しに 反論ができないって事ですからね。 不動産屋を守るのは幅広い知識 私はそう確信しています。
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