駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

合理的な消費は存在しない

2019年12月04日 | プライベート

私の妻は最近は暇つぶしにパートに出ていますが

子供達が成長するまでは専業主婦でした。

専業主婦は自分でお金を稼ぐ訳ではありませんので

必然的に消費を抑える事によって家計を守る

そんな傾向が強くなります。

まぁ私にとっては有難いですね。

いくら稼いでも妻が湯水の如くお金をジャブジャブ使ってはたまったものではありませんからね。

実際にそんな奥さんのおかげでダンナさんは稼ぎあっても

蓄えは無く借金だらけ

なんて人達もたくさん目にしました。

この消費に厳しい私の妻のような人達

良い事だらけかと言うと

負の側面もあります。

具体的には商品を安く買う事イコール勝利

そんな思考になるのです

でこれが何でマイナスかと言うと

安く買うことが目的化してしまい

本来の消費の目的

必要な物を手に入れる

この意識が希薄になるのです。

具体的には

私の妻はお店で激安商品を買うと

それで達成感が湧く

そんな性格ですから

今私の家には私の肌着やら靴下

そんな物が100年分くらい溜まっています

その中には

既にもう永遠に着る事が無い

ランニングタイプの肌着やら

白いブリーフみないたものが

買ったままもう30年以上も取ってあります。

着ないのであれば

もう捨ててもらいたいものですが

お金を出して買った物に対して

合理的な思考ができなくなってますから

多分私が死ぬまで

もしかしたら私が死んだ後でも

妻が死ぬまでダンボールに保管される事になります。

そんな感じで

物を安く買う事

これに意識が行き過ぎると

結果ムダな物を買って

消費者としてはマイナス

そんな風になるのです。

まぁしかしだからと言って

私は妻を叱ったりしません

と言うより叱れば倍の反撃が来ますからね

そんなムダなエネルギーは使わないのが賢明

私はそんな考えです。

妻の不合理な消費行動を責めない理由は他にもあります

私達人間は元々消費に関しては合理的な行動は取れないし

そもそも何が合理的か?

それすら分からないのです。

例えば私のゴルフ

これを考えればとても妻の事をあれこれ言う資格はありません。

何の生産性もありませんし

大体雨の日だとか寒い日

苦痛を味わうためにお金を払ってるようなものですからね

山積みの下着よりはるかに不合理です。

そんな訳で

消費行動は客観的な合理性は存在しない

これを不動産屋はしっかり頭に入れないと

若い頃の私のように取りこぼしが多くなります。

基本的に消費はお客様の勝手です。

不動産屋だからと言って

そのお客様の権利に踏み込むと

結果お客様は逃げて行きます。

収入の少ない人が

高い家賃のアパートを借りようとすると

一言アドバイスしたくなりますが

それはあまり意味がありません。

お客様は他の消費を削っても

綺麗で安全な住まいを選ぶ

そんな決断をしてるのに

それに対して自分の価値観を押しつけてああだこうだとアドバイスしても

自分は親身のつもりでも

相手に取っては迷惑です。

まぁ今は私

もっともらしくそんな話しをしてますが

昔はこの事に思いが至りませんでしたね

結果

お客様の気持が十分理解出来ずに

随分とりこぼしました。

今であれば

もっと成果が上がった

そんな風に感じています。

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