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他人評価は自分の立場を有利にするためにするのは当たり前

2018年05月16日 | 社内事情
今年はカールマルクス生誕200年だそうですね。 
 
でドイツの地元の町では600もの記念イベントが計画されてるようです。 
 
ただこのイベント 
 
世界中から観光客を集めるために行われる訳ですが 
 
地元では反対する人も多いようです。 
 
それはそうですよね 
 
ドイツは冷戦時代に長く分断されましたし 
 
世界中で共産主義革命のためにたくさんの人が死んだ訳ですからね。 
 
たくさんの人が死んでも 
 
共産主義が勝利を収めるのであれば 
 
マルクスを英雄として祀り上げるのは理解出来ますが 
 
実際にはソ連は崩壊しましたし 
 
共産主義思想は敗北したとも言える訳です。 
 
が 
 
本当に敗北したか? 
 
って話しになると 
 
どうもそうも言えない 
 
ってのがこのドイツの小さな町の騒ぎに見て取れます。 
 
具体的には中国が残ってるからです。 
 
中国は自由経済を取り入れていますが 
 
未だに一党独裁で 
 
しかもアメリカと覇権を争うまでになり 
 
国民は急激に豊かになっています。 
 
そしてその中国が 
 
マルクス生誕200年に当たり 
 
巨大なマルクスの銅像をこのドイツの田舎町に寄付しました。 
 
またこの町のイベントも 
 
中国から押し寄せる観光客を意識して行われるのです。 
 
つまり 
 
世界ではもう賞味期限切れとなったように見えるマルクスの理論が 
 
中国ではそのおかげで繁栄を手にする事ができた 
 
こんな風に思ってる人が多いって事です。 
 
またマルクスは賞味期限切れ 
 
って言いましたが 
 
実際には資本主義の行き詰まりと共に 
 
またマルクス回帰 
 
そんな動きを予想する人も出てきてるようです。 
 
その理由も中国の台頭がそうさせてる訳です。 
 
まぁしかし実際には今の中国の実態は 
 
マルクスが唱えた社会とはかけ離れてるのかも知れませんが 
 
元々マルクスは共産主義の思想による社会の具体的な形は語ってないようですから 
 
中国の共産主義革命もロシア革命も 
 
マルクスを利用しただけであって 
 
実際には単なる権力闘争 
 
そんな見方の方が正しいのかも知れません。 
 
ですから 
 
マルクスに罪は無い 
 
悪いのはスターリンやポルポト 
 
そんな考えで生誕を祝うってのは間違いではない 
 
私はそう思います。 
 
ふぅ 
 
また中々本題に入れませんね 
 
今日語りたいのは 
 
このマルクスの評価が分かれるのは 
 
人の都合によってそうなるって話しです。 
 
マルクスはとっくに死んで何も変わらないのに 
 
その時代や国によって 
 
持ち上げられたり 
 
あるいは諸悪の根源みたいな言い方をされる訳です。 
 
つまり 
 
人間は自分の都合によって 
 
人を持ち上げたりけなしたり 
 
元々そんな生き物だって事です。 
 
マルクスに限らず歴史はそんな話しだらけです。 
 
琉球では国の正式な歴史書は尚家の正当性を裏付ける内容になりますし 
 
日本でも国の歴史書はその時々の権力の支えとなるように書かれます。 
 
また現代でも 
 
例えば政治の世界であれば 
 
議員の皆さんは 
 
自分の次の選挙に有利になるように 
 
それぞれの立場によって 
 
安倍総理を擁護したり批判したりする訳です。 
 
これが人を人が評価する時の根本原理です。 
 
私たちの日々の生活においても 
 
誰かの事を語るときには 
 
自分の立場が不利になるような話しはせずに 
 
有利になるような話しをします。 
 
これを善悪で決め付けては 
 
人間全体を否定する事になります。 
 
この話し 
 
特に人の上に立つのであれば 
 
しっかり理解しなければなりません。 
 
当社のような零細企業でも 
 
社員同士 
 
相手の事をあれこれ言うのは毎日の話しです 
 
その話しが 
 
例え自己保身に走る不快な話しであっても 
 
それは人間の性であり 
 
受け入れなければ 
 
社員は誰一人いなくなってしまいます。 
 
話しは話しとしてしっかり聞いて 
 
その上で 
 
客観的に判断すれば良いだけの話しです。 
 
これができずに 
 
人間否定に走れば 
 
人の上に立つには不向き 
 
私はそう思います。 
 
 
 
 

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