四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

ヤマトグサ

2023年07月13日 | 山野草

NHK朝ドラ 今週登場する植物「ヤマトグサ」だいたいドラマ通りで世に出ます。只今旬の植物です。
 ヤマトグサ 2017年5月撮影

私の庭のような登山道に咲いています。(咲いていた??)

 日本の草と言う意味で「大和草」と名付けられた。

写真を撮って下山途中にご夫婦らしき2人が登ってこられカメラを持った私に「すみません この山にヤマトグサが
咲いていると聞いてきましたが何処かご存じですか」と話しかけられ、目立たない雑草のような植物で咲いている
場所も多く(広く)ないので案内しました。案内した理由は「四国から来ました」と言われたので名づけ親の
牧野富太郎氏の故郷から岐阜県の無名に近い山の中にわざわざ来られたようで、場所まで着いてあとは下山しました。

去年も今年も見かけません。今でこそ有名になった植物なので盗掘は考えられないので鹿による食害だと思います。

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花菖蒲 来年に向けて

2023年07月09日 | 花菖蒲

花菖蒲栽培で一番手間のかかる株分けが完了しました。
97品種 大小合計373鉢は作り過ぎました。

今年はいろいろな用土を使いました。っで、庭のあっちこっちに広げ洗濯物が干せないと苦情が出ています。

もったいないけど余った株は廃棄します。


宇宙は全部で9つ作りました。去年4つ作ったのが今年全部開花しましたので期待しています。


新しく購入した「昇竜」です。 石照庭園 という所で1株880円で購入しましたが地堀り株のため5鉢に分割しました。
石照庭園で初めての購入でしたが注文を受けてからの地堀り株は大きく送料別でも納得する商品でお勧めです。

去年撮った堀切花菖蒲の昇竜です。ネットに出ている画は今一ですが、この力強さが頭から離れず育ててみようと思いました。


今一番の注目はネットで個人から購入した「獅子奮迅」値段も安く疑いもせず即購入しました。その理由は名前は知っていましたが
ネットでどれだけググっても写真がなく、江戸時代に作出されたが今は存在しない絶種扱いになっております。
出品者は写真を載せていましたが一方向だけでは不明瞭なため疑いはあります。(でも写真がありませんから比べようがない)
 残っているのはこの絵だけです。
画像は国立国会図書館が所蔵しデジタル化したもので著作権保護期間が満了したもので転載可能です。
似た品種で普通に流通している「熊奮迅」がありますが、それでもいいかなと思っています。しかし写真が
ないのだから咲いたら獅子奮迅で通してもいいかな とも思っています。今、宇宙よりワクワクしております。
一応購入先の人には事情を説明して「本当だったらとんでもないことですよ」と言っておきました。
どなたか これが獅子奮迅です。と言う証明をしていただけると有難いのですが・・・・・??

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花菖蒲 我が家の株分け

2023年07月06日 | 花菖蒲

今年も花が終わり愛好家の皆さんは管理人も含め来年の花づくり第一弾の株分けに大忙しです。
管理人も40年ほど繰り返しておりますが未だに課題を持ちながらトライしており、今回は私が
行っている株分けをアップします。

花は「神路の誉」3鉢ですが真ん中の株、小さい脇芽が1つしか出ていないので廃棄対象です。


中心が今年花が咲いた篠で両脇が来年花芽を作る予定の篠で、これから土を落とします。


器の中で水につけて土を落とした状態(この作業が大変なんです)


周囲の細い根は洗いながら外します。


今年花が咲いた真ん中の茎は根元で切り離します。


中心には去年から株を作り花を咲かせる役目を終えた根が腐っており私はできるだけ始末します。


切り落とした花の茎を中心にして鋏(またはカッターナイフ)で2つに分けます。


最後に残った黒い根を始末します。


今までの手順で2鉢から4芽取れましたが3鉢しか作りませんので、もったいないけど1芽は破棄します。


新しい白い根は裏(後ろ)に増えて広がるため根が伸びる方を広く取って植えつけます。


名札を立てて完了です。


こちらは長井系の「鷹の爪」の株分けです。


同じように2株から4つの苗を取ります。


仕上げは3.5号ポットを使います。今年は長井系の品種はすべて3.5号ポット
に植えました。

今年3.5号ポットで開花し立派な脇芽もできた「小野小町(長井系)」です。


今年うまく育たなかったり、本数を多く確保したい品種は開花見込みのない小さな苗も植えます。


こちらは立派な苗が育って喜んで植えつけたら花芽が出てきたため廃棄処分です。

ここのところ花菖蒲関係のアップが続いて見ていただいている方が増えて有難うございます。
その中で時々栽培についてメールをいただくことがありチョットうれしいです。
主に「どこで買いますか?」 「育てやすい品種は?」 「売ってもらえますか?」 「〇〇が欲しい」などなど
◎ 園芸店やネット・生産者で、名前が分かり興味があれば遠方へも出かけます。(伊勢はなしょうぶ園と加茂花菖蒲園)
◎ 野生種との交配種(黄色) 一般の花菖蒲園で見かける品種は丈夫です。
◎ 親しい人から頼まれてさし上げることはありますが売ったことはありません。
  今年は一部に病気が出ましたが次回は質の良い余剰苗が出たら考えます。

blogでコメントは恥ずかしいと思われる初心者の方や(今こんな状態で)育たなかったなどのメールは、再確認したり
新たな発見もあって勉強になります。
花菖蒲についてもし宜しければHPのMail欄からメールください。(ベテランの方はblogのコメントにお願いします。)

コメント (2)
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花菖蒲の用土

2023年07月02日 | 花菖蒲

只今 花菖蒲の株分け中ですが今年からココピートを試みております。今までは園芸店で小袋を購入して
株分けを行い様子見状態でしたが今のところ問題なさそうなのでデッカイ袋を購入しました。
ココピートとはヤシ殻を粉砕したものです。

圧縮重量40㎏、復元容量約200L これだけ買うとかなり安いです。

脱塩処理済みです。


水を染みこませ30分


植木鉢に詰めて計測 pH5.5~6 .0


籾殻を4割ほど混ぜました
。(今のところ配分は分からず感です)
株分け途中ですが赤玉土がなくなったので以降ココピート+籾殻で仕上げます。

ココピートを使うことのメリット(個人的に気づいたこと)
1)CEC(保肥力)が高く安定している。
2)軽くて吸水性に優れている。
3)まとめて購入すれば赤玉土(最近値上がりしている)より安価である。
4)家庭園芸の場合、籾殻も含め元々植物なので廃棄するとき燃えるゴミとして出せる。

ココピートを使うことのデメリット(個人的に気づいたこと)
1)主にスリランカからの輸入品で海岸近くのため除塩の有無を確認して信用できる業者から購入する。
2)保水性が高いため根腐れに注意。
3)EC(養分濃度)が高いため濃度障害による根焼けが起きる可能性がある。
※ 対策として籾殻を多めに混入する。
4)カブトムシなどの飼育に使われているためコガネムシの幼虫が増えそう。

一番気を遣うのは肥料やりのようなので・・・・う~~ん分かりません。

コメント (2)
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