四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

セツブンソウの先祖返り

2024年02月29日 | 山野草

毎年同じような場所に緑色の萼片を持つセツブンソウが咲き始めたので出かけてきました。

こちらは普通のセツブンソウです。


セツブンソウの花びらのように見える白い部分は「萼片」といって花を保護する役割を持っています。その一部が緑色になるセツブンソウが咲く場所があります。


こちらは去年 天生湿原で見かけたニリンソウですがミドリニリンソウと言って 同じように萼片に緑色が残っています。

植物の花は葉っぱが進化した形で「花葉」とも言います。花の一部に緑色が見られる状態を「植物の先祖返り」と言います。
ただアジサイのように花の終盤に色素が抜けて緑色になるのは気温や老化によるものです。

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バイカオウレン

2024年02月25日 | 山野草

こちらでのオウレンの開花状況は昨年に比べ10日ほど遅れているためバイカオウレンも今が見ごろと思い出かけてきました。

 全体的には開花終盤で種を着けております


少しですがセリバオウレンも見られます。

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光受寺の枝垂れ梅

2024年02月20日 | その他

三寒四温を経て本格的な春に向かうこの時期 里山をうろうろして春を見つけるのが健康にも良いです。

まだ5分咲きで誰もいませんでした。

 まだ5分咲きですがゆっくり見られました。


境内は広くありませんが 綺麗に整えられた梅は天皇誕生日ころには満開になるでしょう。その時は人でいっぱいになるので風邪に気を着けましょう。

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日本の美と心

2024年02月19日 | その他

岐阜県大垣市墨俣町で『つりびな小町めぐり』が始まりました。岐阜大垣・美濃路すのまた協議会

墨俣宿 脇本陣に飾られている 『ひな人形とつりびな』は圧巻です。イベント開催中は中に入れます。(見学はすべて無料です)


前に座って子供さんの記念写真OKです。

日本人形の着物は『いき粋墨俣創生プロジェクト』みなさんの手作りです。


アンケートの箱は大正時代に使われた選挙の投票箱ですが 『鬼滅の刃』ねず子の箱に似てます。(下の写真がボケててすみません)




44種類のつりびなには子供の成長を願う動植物が一つひとつ心を込めて作られています。

伝統はベテランから若手に伝えられています。いき粋墨俣創生プロジェクト

あまり知られていないお祭りですが、日本の美意識が感じられ 訪れる人への持て成し(説明)の豊かさにホッコリして、来て良かったと思うお祭りです。
駐車場は商店街に観光用が一つ、徒歩10分~15分くらいの所に「さい川さくら公園駐車場(300台以上)」(すべて無料)があります。

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オウレンとセツブンソウとザゼンソウ

2024年02月14日 | 山野草

里山が賑やかになってきました。

セリ葉オウレン(キンポウゲ科)


雨上がりのオウレン 今回は思いっきり近づいてみました。1cmくらいの花に水滴が付き飴細工のようです。

 セツブンソウ(キンポウゲ科)は陽当たり具合や場所によって時間差があり長く楽しめます。

ザゼンソウ(サトイモ科) ほとんど人の手が入っていない自然な場所なので雨や雪で地形が変わりやすく少なくなってきました。


仏炎苞が開いていない株があり まだ楽しめます。


緑色だけどアオザゼンソウです。数は少ないけど時々現れます。

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