四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

夜叉ヶ池

2014年09月25日 | 写真

冠山を登ったら、やっぱり夜叉ヶ池も登らないとダメですから、9月20日に出かけてきました。

登山口手前の鳥居、ここからの登山道は夜叉ヶ池までの参道となっております。


夜叉ヶ池は三国岳と三周ヶ岳の鞍部にあります。


シラネセンキュウ


ミヤマママコナ


登山道沿いのツリフネソウとアキギリ


トリカブトの一種


チョウジギク


ダイモンジソウ

 
オオカニコウモリ                               ツリフネソウ

 
ヤマジノホトトギス                                   オヤマボクチ

 
モミジバハグマ                                     クルマバハグマ

 
カメバヒキオコシ                                    クロバナヒキオコシ

 
イワショウブ                                  ツルアリドオシの花(残り花が日陰に咲いていました)                     


ツルアリドオシの実(日向に着いていました) 


池のほとりにある夜叉姫の碑、ここの住所は岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内大字川上字池之又986番地です。

フリー百科辞典ウィキペディアより抜粋
明治8年に両県立会いのもと岐阜県となり明治13年の公式地図には岐阜県に属していたが、明治42年に陸軍測量部が間違えて
県境を分水嶺の稜線に引いたため福井県になった。だが岐阜県はこれを了承しておらず岐阜県側は明治8年の検分結果を主張し
福井県側は明治42年の測量結果を主張して現在に至っている。


現在は福井県が設置したステージがある。福井県にとってはただの登山道と池であるが岐阜県にとっては神聖な池であり伝説の地に
勝手に設置したステージは到底認められない。福井県は夜叉ヶ池に住むヤシャゲンゴロウ保護のため登山者が池に近づけないよう
設置したと言っているが、この材料の木材は腐って池に染み込み、逆にヤシャゲンゴロウの環境としてはマイナスのような気がする。


ステージ下に水路が作ってあり聞いたところ、山からの水を池に流す水路だそうだ、これって自然破壊じゃない
夜叉ヶ池が福井県によってどんどん人工的な場所になりつつある。


2009年9月に撮った夜叉ヶ池です。

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またまた冠山の帰り道です。

2014年09月24日 | 写真

車から降りてウロウロしてたら猿の集団に出会い(ここでは珍しくない)カメラを構えたらみんな退避したのに
1匹だけ上を向いて動かない。食べ物を見つけたようです。

どれがいいかなぁ?


あれに決めた!


ヨイショっと


見たな! やっとシャッター音に気が付いたようです。 (アケビをゲットして去って行きました。)

今年は熊の出没が多く、人の被害も報道されるようになりました。原因は山に木の実が少ないようです。
これは僕も感じていましたが山の人の共通意見は、今年6月から7月にかけて雨が少なく山(だいたい1500m以下)では
マイマイガの幼虫(5cm以上の毛虫)が大発生し、成長してきた木の葉を食べ尽くし枯れ木のような木々がいっぱい見られ
その後、再度芽を吹き葉っぱが茂ってきましたが成長の遅れた木は実を付けることができず現在に至っております。

またまた山の人の話ですが、マイマイガの異常発生は3年間続くそうで今年は2年目だそうです。
今までの自然現象はマイマイガ異常発生=木の実が少なくなる=野生動物の個体数が抑えられる=自然の調節
だったけど人里に食べ物を見つけてからは野生動物は増え続けており、山で生活されている人々は金網を張ったり
狩猟や罠を仕掛け捕獲するも、動物愛護団体などからのクレームで役所も許可を出し渋り、また熊が親子でいる場合
親しか撃ってはいけない規定があるなど思うように駆除できず最終的に耕作放棄が増えつつあります。
時々山へ行く人は気を付けましょう。

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冠山の帰り道

2014年09月22日 | 写真

冠山から帰りの林道沿い、特別珍しい花が咲いている訳ではありませんが春から秋の山野草の移り変わりも面白く、特に春の花は登山道より多いです。


ツリフネソウ


アキギリ


ミツバフウロ

途中に友人のところに寄り、彼が観光用に栽培している赤いソバの花を見てきました。
花は直径3~4mm。1987年にヒマラヤの標高3800mのところから赤い花の咲くそばを日本に持ち帰り
「信州大学の氏原暉男名誉教授がタカノ株式会社(宮田村)と共同で品種改良を行って真紅の花を作り「高嶺ルビー」と名付けました。
普通のそばより背丈が低く収量は1/3程度である。」 との事、葉っぱは食べられるそうで欲しい人は適当にもらえるようです。

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冠山

2014年09月20日 | 写真

18日久しぶりにイワショウブが見たく、夜叉ヶ池と冠山どちらに登るか決めずに出発 途中までは同じ道なので走りながら考え、今回は冠山に登ることに決めR303からR417号に入る。
花を見ながら最後の鎖場(ロープ)はカメラを片付け崖登り、岩場の途中に秋の花が咲き誇り、足場を確認して体を岩に任せカメラを構えるが下から吹き上がる風で花の揺れが止まらず何回もシャッターを切る。

登山口から見る冠山、なんとなくイメージありますね。1256.6m 約1時間半~2時間です。


三等三角点、山頂からの360度パノラマは独り占めでした。 (画像のクリックでパノラマが見られます。)

 
イワウチワとイワカガミの葉 (開花は多少ずれますが春は登山道両脇を飾ってくれます。)

 
ガマズミの実                                         クルマバハグマ

 
ツルリンドウ                                         タカネイブキボウフウ(だと思う)

 
イワショウブ

 
カライトソウ                                  オヤマリンドウ


みんな急斜面でガンバッてます。

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ピーカンの天気

2014年09月11日 | 写真

9日に100mmマクロレンズを持ち出し近所の大垣市杭瀬川スポーツ公園に出かけてきました。
今回は光が強すぎると被写体に光が反射して思うような画が撮れないため、NDフィルターを使いました。(露出は±0です)

my折りたたみ自転車。今年は雨で行けなかったけど乗鞍スカイラインを花の写真を撮りながら下る予定(登りはバスで畳平まで輪行)


ノビル 後ろのボケはキバナコスモスです。


センニンソウ


アレチハナガサ


オオニシキソウ


モズの食料のようですがクモも頂くかも


ヘクソカズラ


スイレン


コウホネ


葉見ず花見ずと言われる彼岸花も咲き始めました。

NDフィルターは番号で濃さが違い、一般には【光量1/4(透過率25%)】が使われているようです。レンズ径で値段が違いますが
僕が使っている55mmは実売2000円でおつりがくる程度ですから一つあると便利です。(メーカー価格2500円)
一応PROと書いてありますが本当のプロが使う品は高いですから濃さも含めてカメラ屋さんで確認されたほうがベストです。

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