日本アルプスに登りたいが70歳を超えると単独では厳しいのでガイド付きの登山ツアーを見ても、参加条件すべてが69歳以下になっておりまして
今までの一緒に登った仲間も体力的に高山は無理になってきました。
そんな訳で無理のない近くの低山に登ってきました。
私がいつも登る山は、まだ50cm以上積雪があり車も入れないので、雪が解けた山は低山ですがガレ場が続く登山道なので真面目に登山靴を履きます。
樹林帯を過ぎるとカレンフェルト(石灰岩が林立するガレ場)の登山道が続き、ソウルの硬い足元が安定する登山靴が安全です。
トリカブトの芽生えです。ここはトリカブトだけですがニリンソウが混生していると一緒に摘み採り、食べて食中毒になるニュースが毎年出て
大変危険です。ニリンソウは市場には出回りませんが、旬の食材として「おひたし」など美味で人気があります。(芽生えの葉はそっくりです)
人工的に積まれた石を「ケルン」と言います。『遭難者の慰霊碑』『この先は危険』『山頂の目印』などの道標として登山者が積み上げたもので
賛否の意見がありますが、ガスなどで登山道が見えなくなったとき『この先危険』のケルンが人命を左右することもあります。
ただ記念に積み上げる登山者も少なくありません。これが否定する人の意見のようです。
セツブンソウとフクジュソウ。春のはかない命(スプリングエフェメラル)は我々が待ちわびた春の妖精たちです。