四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

木曽駒ヶ岳登山と千畳敷カールの紅葉

2017年10月08日 | 登山

チョッと遅めのアップです。10月2日 木曽駒ヶ岳登山と中腹にある千畳敷カールの紅葉を楽しんできました。

9日22時ころ家を出て、菅の平駐車場に0時ころ到着後5時ころまで車中泊。写真は6:04ですが これでバス待ち4台目です。
この時期はバスが増発され、乗り場には次のバスが待機しておりピストン輸送しております。


7:13 60人乗りのロープウェイも2台がフル回転です。


7:23 ロープウェイから。見事な紅葉ですが霧が気になります。


7:38 標高2,612m千畳敷カールに到着。天気は午後から悪くなる予報で早々に山頂を目指します。


見上げれば、息切れする難所「八丁坂」は登山者が多くゆっくりです。


ここから先は登山届けを提出した者だけが入山可能で、紅葉観光客はここまでです。


八丁坂の途中にある「オットセイ岩」


ここらが森林限界でこの先樹木はハイマツしか生えていません。


八丁坂を登り切り千畳敷カールを見下ろす。


8:20 最初のピーク?「乗越浄土」 ここから駒ヶ岳を目指しますが、すごい風が吹いております。曇っていますがガスは出ていません。


宝剣岳山荘(左)と 天狗荘


荒々しい宝剣岳はパスして右へ


天狗荘の裏手に登山道が続き2つ目のピーク「中岳」を目指します。


8:36 中岳に到着


中岳山頂から来た道を振り返ると宝剣岳が突き出ております。


同じく中岳から見た伊那前岳


先には木曽駒ヶ岳と頂上山荘が見えます。


駒ヶ岳を目指します。


崖っプチに立つ「頂上木曽小屋」


山頂への道は岩登りですが 登山靴が足首を支え、しっかりグリップして登りやすいです。


南アルプスの奥に富士山が見えます。手前の山は「伊那前岳」


9:01 木曽駒ヶ岳山頂


2,956m 強風と寒さで鼻水が止まりません。


頂上本社に参拝して下山。手袋をぬぐとメッチャ冷たい、それにしても風雪に耐える細い鳥居の姿に何故か感動する。


木曽駒ヶ岳を下り中岳への鞍部は風は止みますが寒いです。


振り返ると木曽駒ヶ岳の奥に御嶽山が見えました。


中岳を下ると目の前に宝剣岳。てっぺんに人が立ち、下にはこれから登ろうとしている登山者。直下まで行きましたが風が強く
ヘルメットも忘れたので次回です。ここは滑落事故が多く たくさんの登山者が命を失ってます。気を付けましょう。


9:57 乗越浄土に戻ってきました。宝剣岳の代わりに伊那前岳に行ってみます。


9合目 強風で砂が舞い上がり顔に当たって痛い。


稜線歩きは風でバランスを崩さないよう足元を確認しながら歩く。このとき雨が下から降って来るのを体験、下界は雨のようで
強烈な上昇気流で雨が舞い上がってきます。


10:34 伊那前岳山頂


日本の山ベスト3です。1位は富士山3,776m、2位が北岳3,193m、3位は間の岳(あいのだけ)3,190m →(奥穂高岳と同じ高さ)
北岳と間ノ岳は3,000m超の稜線で繋がっており、そこから見る富士山が実に美しいと聞いております。いつか行ってみたいなぁ


右を見ると吸い込まれそうですが眼下に千畳敷カールが一望できて最高です。でも誰一人来ない。と思っていたら・・・・・


若いカップルが登って行きました。この場所は絶対カップルにお薦めです。富士山と南アルプスの峰々、それと眼下に広がる
千畳敷カールが待っています。聞こえるのは風の音だけ・・・・・・邪魔しちゃ悪いし オッサン一人は寒いので帰ろっと!!


先ほど登ってきた山です。


11:10 何とか天気も持ったし、さぁ八丁坂を下りたら ゆっくり千畳敷カールを楽しみましょう。


ホテル千畳敷 夏のお花畑と秋の紅葉とお正月は相当前から予約しないと取れません。


千畳敷から見上げる伊那前岳


12:12 ロープウェイ出口のホテル千畳敷に戻ってきました。紅葉を見ながらゆっくり昼食を取ります。


3回待って帰りのロープウェイが来ました。


帰りのロープウェイの窓には雨粒が着いており下界は雨が降っているようです。今回の紅葉はピークは過ぎ3・4日くらい遅かったようです。

登山者がお薦めの紅葉ベスト4にランキングされている千畳敷カール。電車なら駒ヶ根駅からロープウェイ乗り場まで直通バスが
出ております。マイカーなら駒ヶ根ICから約3分で「菅の平バスセンター(600台駐車場あり)」に着きバス停横にある券売所で
バス代ロープウェイ代往復 大人3,900円を買ってバス停に並び、路線バスでロープウェイ乗り場まで行きます。マイカー乗り入れはX

登山をしない人でも標高2,600mまでロープウェイで上がり、森林限界直下のナナカマドの赤、ダケカンバの黄、ハイマツの緑に
枯れた高山植物の草紅葉、鋭く荒々しい山の色、晴れていれば青い空の大自然が満喫できます。千畳敷カールは周回できるように
道があります。

コメント
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