Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

サンタさんへ

2006年12月16日 | 見つけたHappyたち
サンタさんへ


我が家の今年のクリスマスツリー代わりにもなるほどの
巨大なポインセチアの鉢のそばに、

今朝、2枚のクリスマスカードが置いてあった。

”サンタさんへ”

息子から、サンタさんへのお手紙だ。

息子は今年10歳になるが、
サンタさんがプレゼントをクリスマスに届けてくれるのを
楽しみにしている。


1枚のカードには
プレゼントのお願い。 本を3冊。

もう1枚のカードには、

”Merry Christmas  
オレンジジュースをどうぞ。
一休みしてください。”


と書いてある。

きっと、24日の夜寝る前に
自分のためにとっておいたオレンジジュースを
ここに置いてから、寝るんだろうな。

なんだか、心があったかくなった。

そういえば、この間、

"ママ、メリークリスマスって英語でどうやって書くの??”と
聞いてきたっけ。
この、カードを書くためだったんだ。
息子は日本語のお手紙で、本当にサンタさんに
お願いが通じるかどうか、がとても気になっている様子。


サンタさんは今、大忙し。


息子が幼稚園くらいの時にはすでに
お友達との会話の中で、

”サンタなんて、本当はいないんだぜ。
あれは、パパやママがウソついてるんだぜ。”

と真相をつかんだレポーターのように
みんなの輪の中で話している子がいた。

当然、息子もそれを聞いている。
でも、息子はサンタさんを信じている。



”サンタさんは、信じている子のところにくるのよ。



星に願いを。


私にも、サンタクロースが来てくれていた。

姉と目をこすりながら、サンタさんに会いたくて
24日の夜、交替で起きて待っていた。
・・・でも子供のこと、いつしか寝てしまう。

慌てて起きると、ベッドの足元に
プレゼントがおいてある。

クリスマスカード付き。きれいな英語で
なんか、書いてある。
読めないけど、とにかく、とにかく、サンタさんが来てくれた

ある時は、その時夢中になっていたマンガの主人公が履いていた
”ガラスのバレエシューズ”が欲しい、とサンタさんにお願いした。

さぞかし、サンタさんは、困ったであろう・・・

でも、ガラスのバレエシューズのかわりに
見たこともないような、
真っ赤なバレエシューズが届けられた。

いつだったか、母から
”もう、大きくなったから、これからは
サンタさんのかわりに、お母ちゃまがプレゼントをあげる。”
と言われた。

その時、姉がすごい勢いで号泣した。

私は、サンタさんが本当にいたのか、どうかということより
その姉の号泣に圧倒されて
何も言えなかったのを覚えている。



12月の夜はジュエリーボックスのよう・・



私には、サンタさんはいる。

子供の頃のサンタさんを待って楽しみにしていた気持ち、

母が子供の夢を叶えようと
英語でクリスマスカードを書いてくれたり、
プレゼントを夜中タイミングを計って置いてくれた、
母の想い、

それは、すべて

今、お金があっても買うことの出来ない
かけがえのないプレゼントだ。

何歳になっても、これからも、
思い出すたびに
心がいっぱいになるくらいの、嬉しいプレゼントだ。

それは、サンタさんから
私への大切な大切な、プレゼント。


母がそうしてくれていたように、
私も息子に本当のサンタさんを伝えたい。

息子がサンタさんへ
オレンジジュースを差し入れる
優しい気持ちを持つ子に
育っていてくれている、ということが、

今年の
サンタさんから私へのプレゼント。

きっと、
息子もまた自分の子供に言うだろう。

”サンタさんに、お手紙を書きなさい”と。






最新の画像もっと見る