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ぐれい

2012年08月27日 | sweet & bitter story
ぐれい




2012年の残暑はとっても厳しいけれど
それでもこの暑さは
蝉が最後の力をふりしぼって鳴く激しさに似ていて

どこか
寂しさも、感じたりする。











私は

正しい ・ 正しくない

好き  ・ 嫌い

いいこと・ わるいこと


・・・

白か黒か、

丁か半か・・・(爆)


自分の中で答えを出すのが好きだった。

答えを出さない、ってことが
悪いこととか
卑怯なこととか、そんなふうに感じたときも、あった。


そんな私を見て

人生の先輩の数人かの友人たちは

”そう、なんでも白黒つけようと
思わないほうがいい。”

と諭してくれたことも、何度かあった。


・・・でも
何を言ってるんだろう。。。。

そう思いながら、いつも答えを見出そうともがいていた。


今ではそんな自分が
すこし、いとおしい。








・・・答えを出さないっていう答え。


そういう選択もあるんだな、と
思えた瞬間が、あった。


ホントに、ほんの、一瞬のことだった。

その瞬間、
すこしココロがほぐれた感じがして、
そして恥ずかしながら少しオトナになった感じがした。


そぉしたら

白!  と言い張るのもすこしこっぱずかしくなり、
白!  と言い張る時の緊張したような頑なさがすこし痛々しく感じるように、なった。


そぉしたら

なんか、いろいろ、ぐれい なんだな。
果てしなく いろいろ ぐれい なんだな。。。って。


でもそれは
オーラソーマのボトルの<黒>に見える色が
実はすべての色を含んだ色であると同じように

ぐれい、

の中に、いろいろな色が混ざっているんだって
そういうことなんだった・・・って少しわかってきたような、気がした。









それは圧倒的なものに出会ったからだと思う。


いい人だったら幸せになれるのか。
優しい人だったら愛されるのか。
よくばりな人に必ず罰があたるのか。
人を傷つけたら何か悪いことがその人に起こるのか。


実はそんなことはあまり関係なく

突然、その<コト>は目の前におこったり、ふりかかってきたり、する。


いい人であっても不幸なことが起こってしまうし
優しい人であればあるほど傷つけられることもある。


そんな圧倒的なものに出会ったとき、出くわしたとき、
そこには

白も黒も
理由もない。


ましてや自分でそれを動かすなんてこと、出来ない。





私はだから

このことには答えを出さない。



でもこのぐれいの色の中に

私はやさしいピンクの光を探していく。









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