洞爺湖サミット
昨日から、洞爺湖サミットが始まった。
今までに無く、このサミットが開かれることが
待ち遠しく、また
その議論の行方が気になっている。
今までは、<経済中心>の話し合いの場であったものが
今は本当に<地球規模>の話し合いをしないといけない
議題が山積している。
そして、それは私たちの”命””生活”に
直結している。
当初は<環境サミット>と言われるくらいに
環境問題中心のサミットになると思っていた。
ところが、米国のサブプライム問題発生後
急激に世界を襲っている
原油高と食料高騰の高波はあまりに大きい。
どこから手をつけるべきか、という議論は
各国のメディアでも意見が分かれるところだという。
しかし、こんなに世界が叫んでいるにも関わらず
昨日現在では
明確な解決策が打ち出される段階ではない、という。
G8の中でのシェルパによる事前調整の特集番組を見た。
環境問題一つとっても、
アメリカ EU
の対立の溝がなかなか埋まらない。
平行線をたどる議論の席で、
EUのシェルパがとうとう退出してしまう場面もあったという。
<今、自分に出来ることをやっていこう>
このスタンスが大切である環境問題に
話し合いに
中国やインドが入らない限り応じられない、なんて
理論を主張するばかりのアメリカに
私は”それでも先進国かい”と言いたくなる。
私たちに地球環境の現実を知らされるきっかけとなった
<不都合な真実>の本や映画は
アメリカ発ではないか。
おまけに投機マネーによる原油や食料問題にも
はっきりした規制を打ち出すのは反対しているという。
先日出席した神戸でのシンポジウムで
元中国大使の谷野大使が
真剣に怒っていらした。
一部の人たちによる<原油>や<食料>の市場のコントロールを。
それを今すぐ、みんなで声を上げて
やめさせなければ、と。
環境問題について、
とりわけドイツなどの取り組みには本当に頭が下がる。
でも実際、ドイツで可能なのだから
他の国でも出来ることだと思う。
もともとヨーロッパの人々は
資源を大切にしている。
皆さんも旅行に行った時、感じただろう。
せっかくのお土産なのに
粗末な紙で包んだだけだったり
袋にぽん、と入れただけだったり。
それだけではない。
一緒に生活すると
殆どお風呂なんか入らないし、
(イギリスのホームステイ先で
毎日シャワーを浴びた私は相当顰蹙だったらしい。)
ティッシュなんか殆ど使わないし、
(これも私がホームステイ先で怒られたこと。
トイレットペーパーの無くなり方が早すぎると言われた。)
お皿を洗う時も殆ど水で流さない。
(お手伝いのつもりで皿洗いを手伝うと
逆に水を使いすぎると怒られた。)
でも、なんとなく、生活は豊かだった
昨年、オランダに行った時も感じた。
アムステルダムの市内の移動は
みんな自転車だ。
雨が降ろうと、風が吹こうと
何食わぬ顔で自転車をこいでいるという。
ただ、移動する、ということであれば
確かに、自動車ではなく、自転車で十分なのかもしれない。
それが<貧しさ>を感じさせるものではなく
逆に<かっこいい>とさえ感じた。
<豊かさ>をどこで感じるか、ということが
環境問題の解決に非常に重要なKeyであるように、思う。
さあ、今日も10時から会議が開かれる、という。
昨夜、
インドのシン首相、
中国の胡国家主席も来日された。
地球規模の問題を話し合う各国の代表たちが
高い魂に導かれて
七夕の短冊に自身が書いた願いを叶えるべく
勇気を持って、話し合いに臨んで頂きたい、と思うのである。
昨日から、洞爺湖サミットが始まった。
今までに無く、このサミットが開かれることが
待ち遠しく、また
その議論の行方が気になっている。
今までは、<経済中心>の話し合いの場であったものが
今は本当に<地球規模>の話し合いをしないといけない
議題が山積している。
そして、それは私たちの”命””生活”に
直結している。
当初は<環境サミット>と言われるくらいに
環境問題中心のサミットになると思っていた。
ところが、米国のサブプライム問題発生後
急激に世界を襲っている
原油高と食料高騰の高波はあまりに大きい。
どこから手をつけるべきか、という議論は
各国のメディアでも意見が分かれるところだという。
しかし、こんなに世界が叫んでいるにも関わらず
昨日現在では
明確な解決策が打ち出される段階ではない、という。
G8の中でのシェルパによる事前調整の特集番組を見た。
環境問題一つとっても、
アメリカ EU
の対立の溝がなかなか埋まらない。
平行線をたどる議論の席で、
EUのシェルパがとうとう退出してしまう場面もあったという。
<今、自分に出来ることをやっていこう>
このスタンスが大切である環境問題に
話し合いに
中国やインドが入らない限り応じられない、なんて
理論を主張するばかりのアメリカに
私は”それでも先進国かい”と言いたくなる。
私たちに地球環境の現実を知らされるきっかけとなった
<不都合な真実>の本や映画は
アメリカ発ではないか。
おまけに投機マネーによる原油や食料問題にも
はっきりした規制を打ち出すのは反対しているという。
先日出席した神戸でのシンポジウムで
元中国大使の谷野大使が
真剣に怒っていらした。
一部の人たちによる<原油>や<食料>の市場のコントロールを。
それを今すぐ、みんなで声を上げて
やめさせなければ、と。
環境問題について、
とりわけドイツなどの取り組みには本当に頭が下がる。
でも実際、ドイツで可能なのだから
他の国でも出来ることだと思う。
もともとヨーロッパの人々は
資源を大切にしている。
皆さんも旅行に行った時、感じただろう。
せっかくのお土産なのに
粗末な紙で包んだだけだったり
袋にぽん、と入れただけだったり。
それだけではない。
一緒に生活すると
殆どお風呂なんか入らないし、
(イギリスのホームステイ先で
毎日シャワーを浴びた私は相当顰蹙だったらしい。)
ティッシュなんか殆ど使わないし、
(これも私がホームステイ先で怒られたこと。
トイレットペーパーの無くなり方が早すぎると言われた。)
お皿を洗う時も殆ど水で流さない。
(お手伝いのつもりで皿洗いを手伝うと
逆に水を使いすぎると怒られた。)
でも、なんとなく、生活は豊かだった
昨年、オランダに行った時も感じた。
アムステルダムの市内の移動は
みんな自転車だ。
雨が降ろうと、風が吹こうと
何食わぬ顔で自転車をこいでいるという。
ただ、移動する、ということであれば
確かに、自動車ではなく、自転車で十分なのかもしれない。
それが<貧しさ>を感じさせるものではなく
逆に<かっこいい>とさえ感じた。
<豊かさ>をどこで感じるか、ということが
環境問題の解決に非常に重要なKeyであるように、思う。
さあ、今日も10時から会議が開かれる、という。
昨夜、
インドのシン首相、
中国の胡国家主席も来日された。
地球規模の問題を話し合う各国の代表たちが
高い魂に導かれて
七夕の短冊に自身が書いた願いを叶えるべく
勇気を持って、話し合いに臨んで頂きたい、と思うのである。