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見習うべき、こと

2007年07月07日 | work
見習うべき、こと




今日も、学ぶことの多い一日だった。







”アナタは直情的だから・・・。”


と、言われた。


私の上司二人の、見解らしい。


言われて、心当たりもないわけでは、ない。




仕事をしていると


”えええ~ 何でこうなるのよっ


という展開になることが、しばしばある。


言ったこととは、違うことになっている。
発注したものとは、違うものが届く。
約束したはずが、ドタキャンになる。
指示したのに、聞いていないと、シラをきられる。
報告無しに、勝手にコトが進んでいる。
会議で決まったことが、いつの間にか、覆されている・・・



こんなことが、日常茶飯事に繰り返される。


”チョクジョウテキ”・・・


私は低血圧なので、ヒステリーにはならない。
時間をかけて、メラメラと火がつくタイプだ。

直情的、といわれたところは、
たぶん、

”そのまんま” ”ストレート” ”思ったまんま” だね、

というところなのだろう。


大体、男性が女性社員を皮肉的かつ柔らかに批判する時に
使う言葉かも、しれない。








言われた数十分後、会議がはじまる。



11月立ち上げの、新しいプロジェクト。

これは、外部の事務所との仕事。


この事務所の代表は、

私より3才年下の、女性で

才女であり、かつ美しい。

業界ではかなりの有名人らしく、
業界誌の表紙を飾ったことも、ある。


彼女との打ち合わせでは、いつもうっとりと、してしまう。


その話の上手なこと、
まとめ方の上手なこと、
頭の回転が速いこと、
集中力があること、
本音と建前の使い方が長けていること、
まわりにもさりげなく気をつかえる余裕があること・・・


そして、きちんと、お洒落なこと。

全てが、お見事なのだ


その彼女も、二人でお茶をしていた時に


”私だって、事務所の人とけんかをして
口をきかなくなることもあるし、

落ち込んで、

何でこんなことしているんだろう・・・って

マイナス思考になるときもあるのよ。”


と、そんな話もした。


が、クライアントを前にしては

そんなかけらを、少しもみせない。


私とは、キャラクターも、本質も、違うので
真似をしようとしても、それは難しいけれど


彼女に、見習うべきことは、沢山ある。


仕事への、クールで正確な取り組みはモチロンだけれど

一番、見習いたいところは、まず


相手の話や、提案があった時、


”へぇ~、おもしろそうですね。


とまず、一言発するところ。


そこから、すべてが、はじまるはずだから。









そして、夕方。


懐かしい友人から、数日前メールがはいった。

~6日の会合に出席する予定なので
もし、いらっしゃるのだればお目にかかりたい。~


その彼は、やはり、私より2~3才年下。


大学在学中に、司法試験に合格して
学長賞をもらい、裁判官として、活躍した後、

外務省に移り、ケンブリッジ大学で数年学んだ後
フランスへ渡り、そこでも司法関係の研鑽を積み

現在は、また裁判官として活躍している、

いわば、”日本の、大切な頭脳”のひとり。



こんなすごいキャリアを持っているのに

彼は、こちらが恐縮してしまうほど、腰が低い。


もっと、堂々とえばっていてもおかしくないくらいの人物なのに

出会った頃(つまり、彼が大学生の頃)と少しも変わらず

笑顔と丁寧な言葉遣いと丁重な態度に

私は心底、頭が下がる。


”人を裁く”という仕事は
私の想像をはるかに超えた大変な仕事だ。

そして、”人を裁く”ということは、
”自らも裁かれている”
ということに、なるからだ。







今日は、偶然にも
私より、年下の二人から、学びと気づきを得た。




新しいことに

”へぇ~、おもしろそうですね。”とまず、前向きな一言が言える、
ポジティブな姿勢。


そして、

どんなにキャリアを積んでも、相手に対しては
腰を低くすることの出来る、余裕と謙虚さ。




”チョクジョウテキ” らしい私に

神様が示して下さった、これは、ヒント



感謝・・・。






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