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ぶらり、平戸の旅~その2

2012年05月03日 | せずにはいられない・・旅の話
ぶらり、平戸の旅~その2



宿を出て、佐世保に戻るまでの時間
とっても早口だけれど
親切な観光タクシーのおじさんの案内で平戸めぐりをした。



宿から車で5分くらい山道を登ると
そこは<川内峠>。



すごい眺め。 



この峠を上るとさらに気持ちが良いそう。。。
次回は時間をたっぷりとって上ってみよう。



そして、市街へと向かう。
車窓からは
美しい島々が海に浮かぶ風景や
新緑の若々しい木々の緑、
そして、
<平戸つつじ>とよばれる大ぶりの色とりどりのつつじが咲いていて
なんとも美しい。。。



平戸は昔より中国大陸や朝鮮との交流の要地。
遣隋使や遣唐使もここから出発している。
平安時代の末期には水軍で名高い松浦党(まつらとう)が誕生。

 
 天文19年(1550)には
黄金の国ジパングをめざしていたポルトガル船が平戸に入港。
ポルトガルとの貿易が始まった。



ザビエル記念堂 美しい教会。



この当時にフランシスコ・ザビエルも鹿児島から平戸にきて
キリスト教を布教している。













その後貿易相手国はイスパニア、オランダ、イギリスと変わっていくが、
平戸は貿易港として外国の船が入港し大いに栄えていたのだという。



オランダ商館


そして、なんとウィリアム・アダムス、
徳川家康の外交顧問をつとめた
三浦按針の館も残っている。










今、この館は<蔦屋>さんというお菓子屋さんになっているが
中を見学することが出来る。








平戸のカステラはカステラのまわりにさらに
お砂糖がついた、とっても甘い<カスドース>。

せっかくなので
ここ、<蔦屋>さんでカスドースをお土産に買った。




カスドースと花かすてら



平戸の塩こんぺいとうも可愛い瓶でお土産に最適








江戸時代になり鎖国が完成し、
外国との貿易は長崎だけに限られると
平戸は海外貿易港としての地位を失った。

でも、平戸の街には日本初の南蛮貿易の舞台となった
当時の面影を残す遺跡が市内に多く残っている。

美しい箱庭のようなその街を歩いていると
そこここに見つかる。





寺院と教会の見える小道



松浦藩の茶室も残されていて
今でも45代の当主が月の半分くらいは
神奈川県(お子様の学校の関係らしい)から
平戸に戻って生活されていらっしゃるという。
そこは平戸の史料館になっている。









茶室




すごく立派なかやぶきの屋根。




平戸城



平戸に来て、良かった。。。。


美しい街、
豊かな自然、
そして
長崎出島以前の、世界。。。


佐世保へ向かう道中、
平戸の素晴らしさにしばし感動していた。


佐世保インターを降りると
目につくのは、

<佐世保バーガー>の看板。


列車に乗る前に購入。。。。




佐世保バーガー



佐世保から博多まで2時間。
車窓を眺めながら、
2012年ゴールデンウィークの旅を振り返っていた。。。









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