おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

初・献血

2009年12月15日 21時15分08秒 | 雑感
 日曜日には塩尻から帰省し、普段どおりの生活に戻った。やはり、塩尻は寒かった。長野と聞くと、雪たくさん降るでしょと言われるが、僕が住んでいる地域は今はほとんど雪が降らない。小さい頃は、降っても50cmほどは降り、ちょうど家の前が通学路だったので、雪をかかなければ学校にも行けなかったし、周りの家に遅れをとらないように、雪が降ったら、朝早くから家族みんなで雪をかいていたものだ。

 しかし、今は降っても10~20cm。これも温暖化の影響だろうか。雪が降らないとなんだか、風が冷たいので余計に寒い気がしてしまう。雪は温かみがあるものだと感じている。現に、雪の下の土は意外と温かいらしい。

 さて、本日、初めての献血をしてきた。久々に我が母校のある、というか校舎のある戸塚校舎へ行ったので、横浜駅で降りて、西口にある献血センターへ向かった。

 外観がとても綺麗で清潔感あふれる献血センター。駅前でも献血への呼びかけをしていた。昔、花粉症の検査で、血液を大量に取られ、採血後、立った瞬間に立ちくらみに襲われるという苦い思い出もあったので、緊張していた。

 お昼前で、しかも平日だったので、そんなにも人はいないだろうと思っていたが、若い人や中年の方まで、意外と人がいてビックリした。

 まずは、諸々の必要事項を記入し、問診へ。連れて行かれるところ、どこでもありがとうございますと言われ、献血ってこんなにも有難がられるもんなんですね。若い人の献血が減少しているようなんで、それもあるのかな。

 立派なベッドが30台近くあり、しかも一台一台にテレビがついていた。すごい。看護師さんの数も多く、とても親切。はじめに、少しだけ血を採られ、それで少し痛く、これはやばいと思ったが、血液型もA型で変わりなく、一安心。

 そして、本番の採血へ。たぶん、15分くらいだったろうか。気持ちよすぎて、異常な眠さを感じてしまいながら、途中、手が冷たくなり、温かいやわらかいものを握らされ、手を閉じたり開いたりして、血の周りを良くし、無事に終えた。

 立ちくらみもなく、記念品に歯ブラシセットをいただき、ジュースとアイスを食べて、休んでから、大学へ。

 すごい、戸塚の再開発が進んでいる。僕がいる頃、だから3年前くらいの時に、駅からつながるショッピングセンターができたが、もう1つ、そのお隣に、超デカイ、「TOTSUKANA」とかいうショッピングモールが姿を現した。まだ、店内を工事しているようだが、早々にオープンするだろう。

 大学に入り、5年間、戸塚に住んでいて、僕にとっては第2の故郷のようなもの。お酒を飲むのも、ほとんど戸塚だった。そこには、以前、和気あいあいとした商店街があり、昔ながらの小さい居酒屋があった。その商店街がほとんど、なくなり、再開発の対象となってしまった。

 大学に入ったのが2002年、大学院も含め卒業したのが、2009年、この短い期間に戸塚も大分変わってしまった。20年以上も前に入学した僕が所属していた一期生の人と、この前話したら、バスに乗りながら、ものずごく変わったね~と言って話をしたが、20年も経つと相当な変わりようだろう。

 これが良いのか悪いのかはわからないが、どこも同じような風景、いわば「プチ東京」というかそういう感じになってしまうと少し寂しいような気もする。

    

 ぼやけすぎだが、これがTOTSUKANA。ほんと、そびえ立つという感じだ。
 




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