内田春菊の漫画を読んでいると、その人物も知りたくなって、検索し、これも読まなきゃあなあと思って図書館に入っているのを借りて読んだ。自伝的小説。義父(と実母)に性的虐待を受けたことを中心に生い立ちから家出までを書いている。一読の価値はあるが、マンガのほうがすばらしいね。本人も言っているが、小説の方が社会的地位が高い。だから直木賞芥川賞の候補になったりして、知名度も上がったのかもしれない。でもマンガの方がすばらしいし、マンガという入れ物が文字だけの小説よりすぐれている、と実感する。といっても文学は文学として存在価値は揺るぎない。ともかく内田春菊がこれほど壮絶な人生を送り、そして健康な精神でいることに敬服する。他のマンガも気づいたら読む。
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