れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

シュウブンソウ(秋分草)とヤブタバコ(藪煙草)と私のクロアゲハの幼虫の今日

2021-09-20 05:06:35 | 野の花日記

シュウブンソウ(秋分草)
<キク科シュウブンソウ属>
この花は、私にとって初めて高尾山の観察会に参加した時、
指導員のYさんに、1号路の帰り道、足がくたくたになって
よろけながらも(その頃、膝の調子が悪かった時)、初めて知って
見て教えてもらって、忘れられない地味~~~な花なのだ。
ここ、ずっとコロナで2年間、観察会は全部中止で寂しい。

以前から。ヤブタバコは石神井公園でよく見ていた。
その小形みたいな花だと思ったけれど・・
これから先が難問で、高尾にはコヤブタバコ・ホソバガンクビソウ・
ガンクビソウ・ノツポロガンクビソウ・サジガンクビソウ・オオガンクビソウ
ホソバガンクビソウとあるのだ。
アバウトな私にはもう~~無理のお手上げの種類。
ただ、シュウブンソウだけは間違えないで覚えている。

秋分の頃咲くのでこの名がある。
披針形の葉の先や枝に淡黄緑色の花をつける。

↓はガンクビソウ(雁首草)
<キク科ガンクビソウ属>

花は6~8ミリ。
茎の上部で分かれた枝につく。
ちょうど煙管(きせる)の雁首に似てるので、この名がある。


たぶん・・上はサジガンクビソウ?


ヤブタバコ(藪煙草)
<キク科ヤブタバコ属>

林の中などによく見られる。
数本の横枝を伸ばし1センチほどの筒状花。

横枝に下向きに花をつける。

            休憩
       昨日のお散歩のまんまる月と影
  
 

       たぶん、ヒナルリカミキリ
himeちゃん、いつもありがとうフタコブルリハナカミキリです

   
ルリボシカミキリを2度見たことがある。
フアイルを探したが・見つからなかったので、せめてヒナルリカミキリで。
     訂正で、ヒトコブルリハナカミキリです。。

   今日のクロアゲハ幼虫。
毎朝、フンのシートを替えてあげる。
いつも、赤いツノで威嚇されるが、楽しい。
フンの大きさは、だいぶ大きくなったが量的にはまだまだ
食べ方は少ない。
☆ここで面白いのが、葉の食べ方だ。
片面しか食べてないという事実。
特に農薬がかかったものでもないのだが、小虫や害虫がついて
お腹に入っても多量でなければ害が少ないかもしれない。
そこで、半分しか食べない?のかもしれないし、
このクロアゲハ特有の食べ方なのかもしれない。

全部、片面しか食べていない。

今日のフンの量。
まだまだ、小さいし量が少ない。

シートを替えると、赤いツノで威嚇する。
ちょっと、緑と縞模様が・小さな蛇にも見えてくる・・。
葉を食べる時、夏みかんの葉の特に柔らかいものを選んでも、
関係が無いらしく、硬い古い葉をカリカリ(耳をそばだたせると)
食べる音がします。

   俳句秋の季語の夜学(やがく)
  他に夜学校・夜間中学校・夜間学級・定時制中学・
  定時制高校・夜学生(やがくせい)夜学子・
  夜学教師・夜学の灯などと使う。

 夜学の少女に神は優しいパンとなって  右下 照子

 

 

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ハダカホオズキ(裸酸漿)とイガホオズキ(毬酸漿)と今日のクロアゲハの幼虫

2021-09-19 05:48:27 | 野の花日記

ハダカホオズキ(裸酸漿)
<ナス科ハダカホオズキ属>
野川公園に来ると、このハダカホウズキに逢いたくなる。
高尾山にも、ハダカホウズキとイガホウズキがある。
でも、未だ実は赤くなってない。

花が下を向いているので写真が撮りにくい。
赤い実の頃はとても目立つのに。

果実が袋に包まれずに、裸である事からこの名がある。


葉は広い楕円形で、先はとがる。
花は葉のわきから数個下がり、淡黄色で8ミリほど短い鐘形。
先は5裂して反り返る。(イガボウズは反り返らない)


奇麗に写らなかったけれど、こんな赤い実がたくさんなります。


イガホウズキ(毬酸漿)
<ナス科イガホウズキ属>

実になるとこの名前の由来が解る。

花の後先の開いた球形の実になり、緑色でまばらに刺状の突起がある。


液果は直径約1センチ、白く熟し、多数の種子が入っている。
(これは高尾山で撮ったもの。)

今度、白くなった実と、反り返りのない花を見てみたい。

          休憩

地味だった!オオブタクサ(大きく育つと木質化する)

   追うと逃げるオハグロトンボ




何で絡まってるの?子供が捕まえたオハグロトンボ
離れたくないのね。せっかくいいとこだったのよ(#^.^#)

うえはウラジャノメさんかしら?
  hiさん、いつもありがとう。ヒメウラナミジャノメでした。


もしかして?ヒメジャノメさん?う~~~ん( ;∀;)
  hiさん、教えて下さりいつも感謝(#^.^#)オオヒカゲでした。

   ☆今日のクロアゲハの幼虫さんも元気です。

なんか、よく見るとおしゃれだなぁ♪
この深緑色がたまらないのに・そこになんで?墨流しみたいな白が
入るわけ?そして角があってかっこいい。
怒ったら、威嚇に赤い角を出すし!なんか・・白いドットも見えてきた。

    今日の俳句野分(のわき)
   野分(野分)野分だつ・野分雲・夕野分・野分晴・野分後
   などと使う。
   (秋の暴風で野も草も吹き分けるほどの風の意味)

    手品師屋のわけの夜は家にいて 鈴木 六林男 
    
    ふと胸に野分後揚羽見ざること  きくち つねこ

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カシワバハグマ(柏葉白熊)とトキリマメ(吐切豆)の花と今日のクロアゲハの幼虫

2021-09-18 05:19:38 | 野の花日記


カシワバハグマ(柏葉白熊)
<キク科コウヤボウキ属>
ここら辺の花は、本当に面倒だ。
他に私の間違えでなければ(「高尾山全植物図鑑」に載っていない)
モミジハグマと言うのを覚えている。
クルマハグマとか、オヤリハグマと言うのもある。
花はコウヤボウキに似ている。
☆ハグマを白熊と書くのはヤクの尾の毛の事を言う。

茎は直立して枝分かれしない。
葉は大きく、長い柄がある。

茎の上部に白っぽい頭花を穂状につける。

ちょっと葉の状態が解りずらい。

トキリマメ(吐切豆)
<マメ科タンキリマメ属>


いつも、タンキリマメとトキリマメで悩む。
高尾の十一茶屋の近くの岩場の日当たりのよい場所に
咲いていたのに、去年は豆になる前に刈られた。
今年は、実になるまで待てなかった。

葉のわきから葉より短い総状花序をだし黄色の蝶形の花を咲かす。



豆果は長楕円形で中に種が2個入っている。

目玉おやじみたいに割れた子の形が大好きだ。

               休憩

  

☆これから、幼虫の画像なので、嫌いな方は要注意です。


まぁ♪なんてお洒落なセスジスズメさん
黒い地に黄色から橙色のドットです。お尻のツノで
スズメガの一種と分かります。
コンクリートの隙間からはえたアレチハナガサにいたのを
見つけた。ここに土は無いから・・これから蛹になるために
土の中に潜りたいのに・なかなか土は無いのよね。
道を渡るとき、注意してね。

     ★今日の私のクロアゲハの幼虫

これは、携帯写真で撮ったもので、
わざと怒らせてあの赤い角を出させたポーズ。
これで、確かにクロアゲハの幼虫だと再認識できました。
フンかと思って・処分したけれど・・
もしかして?手に?持ってるのは、脱皮殻の頭??
明確ではありませんが・・・。
身体の上部部分が嫌に膨らんでるのが、ちょっと気になるけれど・。
これから、たくさん食べる青虫になるまで頑張ろうね。


    俳句はちょうど芋虫が秋の季語だった。

     芋虫が肥えて気儘な秋の空  飯田 龍太

 

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シモバシラ(霜柱)とキバナアキギリ(黄花秋桐)とアゲハの幼虫

2021-09-17 04:54:06 | 野の花日記

キバナアキギリ(黄花秋桐)
<シソ科アキギリ属>
高尾山では、ちょうど時期に出会ったのか初めてキバナアキギリの
群生に出会った。

野川公園ではいつも楽しみに見に行っている。
ただし、今回の高尾でのキバナアキギリは露出不足で花色が出ないので、
野川公園のを使う。

山地の木陰に生える。茎は四角。


葉は対生し、三角状鉾形で長さ5~10センチ。

茎の先に黄色の唇形花が咲く。
上唇は立ち上がり、下唇は3裂して前に突き出る。


シモバシラ(霜柱)
<シソ科シモバシラ属>

山地の木陰に生える。
枝の上部の葉のわきに、片側だけに花をつける。

白色で小形の花をたくさんつける。
冬に、枯れた茎の周りに霜柱のような氷の結晶ができるので、
この名がついた。


冬の早朝、気温の低い風雨のない日に、
見ることができる。

            休憩
  
      線路際のツルボはずいぶん咲きそろった。

☆私のオオスカシバは、蛹のままで静かに眠っている。
 自分だけ、楽しい夢を見ているんだろうか?
 私とは遊んでくれないので、
 ついつい、アゲハの幼虫を育て中なのだ。
 今朝、計ったらもう2センチにもなっていた。
 普通のアゲハの幼虫よりつやつやして
 なんだか角が生えてるみたいな感じ。
 もしかして?クロアゲハだったら!どうしよう~(#^.^#)
 モンキアゲハだったら素敵!ナガサキアゲハでもいい!
 いえいえ・・元気に育って、巣立ってくれれば私は嬉しいのだ。




          ノコギリスズメ?ではなくて、  
          <クチバ スズメ>蛾でした。
        hiさん、教えて下さりありがとう。
  

    

     ↓ ぼやけたけれど、サシガメの一種?
      hiさん、教えてくださりありがとう。
           <ヨコズナサシガメの幼虫>

 

     アカボシゴマダラもこの頃よく飛んでいるのを見る。

    
     俳句は季語花野(はなの)
   草の花・花圃・花野道・花野風・大花野・夕花野ともつかう。

   夢捨てに行きたし月の花野かな  青柳 志解樹

   

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ナツフジ(夏藤)とスズムシソウ(鈴虫草)とアゲハの幼虫

2021-09-16 03:38:38 | 野の花日記

ナツフジ(夏藤)
<マメ科ナツフジ属>
私は初めて見たので、図鑑を調べたが見つからない。
樹木編ではなく野草編を見ていたからだ。
「教えてgoo」に写真投稿して教えてもらった。
ナツフジ(夏藤)またはドヨウフジ(土用藤)と言う。


そう言われれば、藤の葉っぱだ。
私はお散歩で、見つけたが、低山の林内に見られる。
本年度の葉のわきから白い(薄黄色)蝶形花を多数開く。



もう、なんとなく実になっているものも見られる。
葉は奇数羽状複葉。小葉は5~7対ある。


手前の実はなんとなく藤の実にも似てきている。
褐紫色に熟し、種子は円形で光沢のある紫黒色。
(その色になった頃、また見に来たいと思った。)

            休憩


        奇麗な羽を広げたヤマトシジミ。
    ※ HIさん、ありがとう。ヤマトシジミ、夏型の雄♂ですね♪


スズムシバナ(鈴虫花)
<キツネノマゴ科イセハナビ属>
同じ名前で、別の花(ラン科)のスズムシソウ(会ってみたい花)
があるので、図鑑の
名前で引くときは要注意。
山地の林下に生える多年草。
茎は四角で直立する。


葉は対生し、両面にまばらな毛が生える。
秋に柄のない淡紫色や白の長さ3センチほどの花を開く。


花は朝開いて、午後には散ってしまう。

            休憩

       アブラゼミの殻 空蝉(うつせみ)

         2日目のアゲハ?の幼虫
   昨日、持ち帰ったアゲハの幼虫は、1日目はじっとして
   何も食べなくてまるで鳥の糞のようだった。
   夕方も静かで、葉を食べた様子がなかった。
   昨日の夕方から、ぐっと大きくなって(昨日と比べて)
   よく動いていたが、葉っぱは食べようとせず、
   フンも見ない。
   今朝、見ると葉を食べてフンの跡もあった。


なんとなく、幼虫らしく見えるようになってきました。


昨日のお散歩の収穫。アカボシゴマダラの蛹のヌケガラ
幼木の榎(榎)の葉が食草なので、エノキの幼木を探すと
見つけやすい。
前回は可愛い角を持った幼虫迄育ったが、
蛹にならず亡くなってしまった。
アカボシゴマダラの蛹の姿はとても美しいので本当は一度は、
育ててみたいと思っている。ただ、去年は異常でエノキの幼木の葉
が、病気になっているものが多数見られた。


         アカボシゴマダラの蛹
   初めて見つけた時、なんて美しい蛹だろうと思った。

        俳句空蝉(うつせみ)でまたは蝉の殻とも使う。

        蝉の殻掌にとれば光はげしき眼  原 コウ子

        空蝉ハ 果シテ 風ノ 呪文トナレリ 富沢 赤黄夫
   

 

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ノカンゾウ(野萱草)とネコハギ(猫萩)とケムリタケとカサタケとキタキチョウの卵、アゲハの幼虫

2021-09-15 06:55:02 | 野の花日記

ノカンゾウ(野萱草)
<ユリ科ワスレグサ属>
え?ヤブカンゾウはとっくに咲き終わった気がした。
時の速さがゾウの時間とネズミの時間を、混濁させている。
今頃?と・・いつも思ってしまう。
じゃ・・ムサシノキスゲはいつ見たんだっけ?
ノカンゾウの季節も忘れている。

もちろん、一日花で昼間だけ咲く。
はかない花でもある。
橙赤色のラツパ状の花を咲かす。

葉は広線形で太い花茎に花をつける。


ネコハギ(猫萩)
<マメ科ハギ属>

画像で見ても解るように、茎や葉に毛が多く生えているので
ネコハギの名前がある。
実は、我が家からそう遠くない場所に、
毎年自転車で見に行っていたのだが、去年そこに家が建った。
だから、石神井公園のネコハギがすごく気になっていたのだが、
それも、1本しか見つけられず、花も少し咲いているだけだったが、
もう駄目かと思ったら・生えていたので・・ほっとした。

日当たりのいい場所で、茎は長く地面を這う。
葉は互生し、3小葉を持つ複葉で、小葉の両側に毛が生える。

花は白色の蝶形で、葉のわきに2,3個つく。

                 休憩

 

     線路際のハナニラの花

   野川からせんげん山公園への道で見つけた茸たち

          ケムリタケ




     カラカサタケ

誰かがいたずらして棒に茸を突き刺したのかと思った。


      たぶん?夏みかんにアゲハの幼虫?

ちょっとアゲハっぽくないので、今はお休み中のオオスカシバ
の代わりに飼うことにしました。

↓は我が家のメドハギキタキチョウが来て卵を産んでいった後です。

さて、解りますか♪




キタキチョウは、ちょっと細長い卵です。
我が家にそのためにメドハギを植えてあります。
花は地味で、ネコハギに似てるけれど、花をつける時は
たくさんつけて咲きます。ただ目立ちませんが。

ハイ♪産卵中です。
私はこのまま、観察します。
キタキチョウの蛹は、黄色でまるで葉っぱに似ています。
その頃、また掲載いたしますね。

        俳句は季語秋風
    秋の風・秋風(しゅうふう)・白風(はくふう)
   色なき風・爽籟(そうらい)などと使う。

    赤々と日はつれなくも秋の風 松尾 芭蕉
    塚も動け我が泣く声は秋の風 松尾 芭蕉

 

 

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カシワ(柏・槲)の実とスズメウリ(雀瓜)とイチモンジセセリとクサカゲロウの卵

2021-09-14 04:54:16 | 木の実

カシワ(柏・槲)の実
<ブナ科コナラ属>
何と言っても,この実の殻斗!いえ帽子!のかっこいいこと♪
だって、ライオンのたてがみ・よ。
木の実は色々あるけれど、殻斗もいろいろあるけれど、

このカシワの帽子は、間違えずにすむわ♪


落葉高木。
葉は枝先に集まって互生。

堅果は長さ,1,5~2センチの卵球形で、下部は総苞片が密生する
殻斗(殻斗)に包まれる。

 

スズメウリ(雀瓜)
<ウリ科スズメウリ属>
この頃、カラスウリを見なくなった。
赤い実が可愛いし、あの幻想的な夜の花を見たことがない。
スズメウリも里山に行ってもなかなか出会えなくなった。
これは、野川公園のスズメウリです。

大きく写しているけれど、実は烏瓜に対しての雀なのだから、
とても小さな実だ。
果実は径1センチほどの球形で白く熟して吊り下がる。

おまけで夜にしか咲かない、不思議なカラスウりの花を載せておきます。

カラスウりの実
(丸いものもあるがこれは細長い)



まだ、小さな実

            休憩
カワセミ(翡翠)


まだ、幼鳥みたいで、結構そばにいたので私のバカチョンカメラでも
ここまで撮れました。下嘴が黒く見えるので♂?

胸の橙色とのバランスが美しい。

昨日、石神井公園で出会ったのは、クサカゲロウの卵とイチモンジセセリ

イチモンジセセリ

クサカゲロウ(優曇華・ウドンゲ)の卵(アキギリの木に)

 

  ここ・ずっと、赤で虫嫌いな方は要注意”と書いてきたけれど、
  (自分にも疑問があった。)虫嫌いな方から「これからも赤で
  要注意と書いてくれ」と書かれたことがあったが。
  私は、花中心だったのが、この頃は昆虫にも目覚めたので・
  花に虫は欠かせないのを知り、一緒にやっていこうと思った。
  虫のことには無知な私によく教えて下さるHIさんにも、 
 「命あるものに区別なんてすることないよ」と言われて、
  本当にそうだと 目が覚めた感じがした。
  だから、「私のオオスカシバの今日」も赤で書くのはもうやめます。

 

今朝の私のオオスカシバの蛹
とても静かです。
キッチンペーパーの上で静かに時を待っています。

 

  乾くといけないので(?)ひと吹き霧吹きでシュッとやったら、
  動きました。後はまた静かな眠りの中、
  どんな夢を見ているでしょうか・・。

 

   昨日の石神井公園の曼殊沙華(彼岸花)

   俳句曼殊沙華(まんじゅしゃげ)で、
 他に彼岸花・死人花(しびとばな)・幽霊花・狐花・捨子花(すてごばな)
などと使う。

    なかなか死ねない彼岸花咲く 種田 山頭火

    曼殊沙華抱くほどとれど母恋し  中村 汀女
   


  

 

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イヌキクイモ(犬菊芋)とシュロソウ(棕櫚草)とルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)と今日のオオスカシバ

2021-09-13 05:22:52 | 野の花と昆虫

イヌキクイモ(犬菊芋)
<キク科ヒマワリ属>
野川公園まで友人3人で行った。
月に一度の観察会も中止だし、自然園は開いてるみたいなので
小雨が降ってはいたけれど、出かけた。
野川に沿ってキクイモの鮮やかな黄色が迎えてくれる。

手前で邪魔をしているのは、迷惑なブタクサだ。
木質化するときの枝みたい背が高くなる。
北アメリカ原産の多年草。

キクイモにそっくりだが、根茎の先が大きな芋にならない。
役に立たないので犬菊芋と呼ばれる。

 

 

シュロソウ(棕櫚草)
<ユリ科シュロソウ属>

実は、小雨の中でも行くと言ったのは、私。
シュロソウが見たかったから・・。
でも、いつも写真がうまく撮れないのはなぜだろう・・?


もう時期も過ぎて、実になっているものも多かった。
根元に棕櫚の毛のような繊維がついているのでこの名があるというが、
私は、花ばかり見るので未だにそこはよく見ていない。

高さは60センチくらいになり、披針形の葉が根元に集まる。
花は暗紫褐色。
蒴果は、長さ1~1,5センチほどになる。

    ☆幸せのルリハナバチ’(ブルービー)に出会う!
(でも、私のデジカメでは撮れなかったので、
 
そこで大砲みたいな写真機を向けている小父さん(お名前も伺わず・)
から、ステックに移していただいて、今画像を使用しています。
ですから、もしかして無断使用となっています。
 小父さん、ありがとう♪そしてごめんなさい。
  でもこれで、幸せの分け前ができたから、許してくださいね。(-_-;)


ああ!なんて美しいのでしょう。
でもなかなかじっとしていてはくれませんが、
同じような場所に飛んでくるので、時間のある方はゆっくり時間をかければ、
写真が撮れますよ。

イノコズチが気に入ったみたいでした♪
とても小さいので、目を凝らして探してみてくださいね。

   ☆ここからは、虫嫌いの方はご遠慮下さい。

昨日の夕方、少し緑色を帯びた幼虫は、今朝、になっていた。
そばに、小形の虫がいるのかと思うほど、脱皮殻(と、思う)
は、きれいな形で残っていた。
ちぎった新聞紙をやめて、キッチンペーパーにしたからだろうか・・
サナギも心なしか思ったほど黒くなく、緑色を帯びている。

 

上手に脱皮できました。

まるでもう一匹いるような脱皮殻

             休憩

        またも幸せのブルービー登場!

       俳句は季語秋の蝶で。
       秋蝶・老蝶とも使う。

      雨やんで庭しづかなり秋の蝶 永井 荷風

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ノダケ(野竹)とイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)と今日のオオスカシバ

2021-09-12 05:04:40 | 風景


ノダケ(野竹)
<セリ科シシウド属>
私の好きな色の花。
花の咲き方は、色が違うだけでシシウドの小さい形のよう。

山野に生える多年草。
茎は上部で枝分かれして花は暗紫色。


葉は互生し、3出複葉で鋸歯がある。
裏葉は白っぽい。
葉の下部が葉軸に沿って流れ、翼状になる特徴がある。


秋に細かい暗紫色の花が多数開く。
果実はカレーの匂いがするそうで、まだ嗅いだことがない。

              休憩(アルプの里)から。


 

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
<シソ科イブキジャコウソウ属>


小低木になる。
茎は地をはって枝分かれする。

葉は卵形か狭卵形。
紅紫色の唇形花をつける。


和名の伊吹麝香草(いぶきじゃこうそう)は、伊吹山に多く、
全体によい香りがある事による。



   ☆ここから先は虫の嫌いな方は要注意して下さい。


昨日の夕方より、糸を出してキッチンペーパーとちぎった新聞紙に
丸まってだいぶ縮んだが、
まだ黒い幼虫と言う感じだった。


今朝は、だいぶ小さく太くなり4センチ弱ぐらいに太くなった。
色も黒から少し緑色帯びてきた。
しめってちぎった新聞紙を取り除いたからだろうか・・。
今のところ、順調に蛹化に向かっている。
もう、静かに寝ている感じで動かない。

 

    俳句は夏の季語繭(まゆ)
    
    野に放つ固有名詞を繭にして 豊口 陽子 

 

 

 

 

 

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ツルニンジン(蔓人参)又はジイソブとナンバンギセル(南蛮煙管)と今日のオオスカシバ

2021-09-11 06:05:15 | 野の花と昆虫

ツルニンジン(蔓人参)
<キキョウ科ツルニンジン属>
月に一度、友人と高尾山に登る。
行きか帰りか一度はリフトかロープウエイを使う。
それでも、ゆっくりだが3~4時間は歩く。
好きな事をするときは、足も膝も痛くないから不思議だ。
一番、見たかったジイソブ(ツルニンジン)に行きも帰りも会えた。

以下、私はジイソブとする。
山麓や平地の林の中に生えるつる性多年草。

根が太く朝鮮人参に似ているのでこの名がついた。
ツルは、ほかの植物に巻き付き、傷つけると白い乳液が出て
大変臭いそうです。


葉は互生するが枝の先では3~4枚輪生し、裏面は粉っぽい。

花冠は広い鐘形で2,5~3,5センチあり
内側に紫褐色の斑点がある。
萼片は長さ2~2,5センチある。

この写真を撮りに、へっぴり腰で土手に登った。

ナンバンギセル(南蛮煙管)
<ハマウツボ科ナンバンギセル属>

寄生植物で、ススキ・ミョウガ・サトウキビなどの根に
寄生する。

赤褐色のリン片状の葉を数枚つける。
葉のわきから、15~20センチの花柄を直立し、
その先に淡紫色の大形の花を横向きにつける。

萼は先が尖る。
花冠は筒状。和名の南蛮煙管(なんばんきせる)で、
花の形からきている。
万葉集の思い草です。

             休憩

いえ!ボールじゃありません。
れっきとしたキノコでオニフスベと言います。

  ☆ここから先は虫嫌いの方は要注意(幼虫居♪)
今朝のオオスカシバの幼虫は、昨日より少し縮んだ感じで、
動きも鈍い。
(実は、昨日は一日、高尾山で帰宅したのが5時過ぎだった。
 あれ?私のオオスカシバがいない!!!
 焦って、何度もちぎった紙切れや、段ボールの周り、
ガムテープで留めた場所や、洗濯ネットを調べたが見つからない!
あ~~~~~~~
私が一日、いなかったから家出したんだ!と思った。
もう、昆虫籠の周りや下を整理整頓。
でも居ない。あ~~~~。がっかりして疲れて寝て、朝起きて、
もう一度、ちぎって湿らせた新聞紙やテッシュペーパーを、
整理して、諦めて捨てようかと思ったら!!!!!
え~~~♪♪♪
居たぁ~!ちょっと縮んだから、目立たなかったの?
私の不注意で逃げ出したかと思ったら、湿った新聞紙の上に
居ました!!よかった♪

今朝のオオスカシバ

      俳句は季語思草(おもいぐさ) 
 
     または南蛮煙管(なんばんぎせる)・煙管草(きせるぐさ)
    (思い草(おもひぐさ)は、なんばんぎせる(南蛮煙管)
     の万葉時代の呼び名)

      照り翳り南蛮ぎせるありにけり  加藤 楸邨

     

 

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