ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
<ケシ科キケマン属>
先端に筒形の花がまばらに咲く。
先は唇形状に開く。
今年、初めて見つけたジロボウエンゴサク。
名前は
花の後ろにある距をからませて
ひっかけ合って遊びで、
これを次郎坊、スミレを太郎坊とよんだところから。
この仲間の塊茎を乾燥させた漢方薬を
エンゴサクとよんだので、
この名がある。
早春を告げる紫色の花だ。
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
<ケシ科キケマン属>
先端に筒形の花がまばらに咲く。
先は唇形状に開く。
今年、初めて見つけたジロボウエンゴサク。
名前は
花の後ろにある距をからませて
ひっかけ合って遊びで、
これを次郎坊、スミレを太郎坊とよんだところから。
この仲間の塊茎を乾燥させた漢方薬を
エンゴサクとよんだので、
この名がある。
早春を告げる紫色の花だ。
モクレン(木蓮)またはシモクレン(紫木蓮)
<モクレン科モクレン属>
普通モクレンというとこの紫色の方の
事を言う。
またはシモクレン(紫木蓮)と言う。
よく分岐して、
葉は互生する。
花は葉の出る前に枝先に暗紫紅色の花を
上向きに咲かす。
花弁は6個で長さ10センチ。
雄蕊も雌蕊も多い。
集合化は長楕円形で種子は赤色。
満開で見事です。
モモ(桃)の花
<バラ科サクラ属>
落葉小高木。
蕾が膨らんできたな・と思ったら
一気に咲いた。
丸いピンク色の花が愛らしい。
中国から渡来。
観賞用や果実として栽培されている。
たぶん、これは花桃と思われる。
前年枝の葉のわきに1~3個咲く。
花色は普通は淡紅色で、平開する。
アマナ(甘菜)
<ユリ科アマナ属>
野原、土手などにはえる多年草。
葉は線形で、
花茎は先端に1個つける。
花は広い鐘形で白色に暗紫色のすじがある。
似たものにヒロハアマナがあるが、
葉はやや暗い緑で、中央に幅広く
1本の白線が入るので
区別できる。
雨のあとで、
葉と一緒に茎も倒れていて探しにくかった。
赤塚植物園にて。
下がヒロハアマナ(広葉甘菜)
葉に白線が入る。
キクザキイチゲ(菊咲一華)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
草丈、10~30センチ、花の徑3~4センチで
早春の林の中に咲く。
淡紫色と白色の花がある。
小葉は羽状に深く切れ込み、
茎葉は3枚輪生する。
萼片は花びら状で10~13個あり、
花弁は無い。
まだ開いたばかりで、
これからが見ごろのようだった。
赤塚植物園にて。
フラサバソウ
<ゴマノハグサ科クワガタソウ属>
ヨーロッパ原産の帰化植物。
フラサバソウが見たくて、
赤塚まで出かけた。
去年と同じ場所に咲いていた。
小さなオオイヌフグリに似るが、
花は徑5ミリほどの淡青紫色の花を咲かせるが、
小さいのでよく見ないと花は白色にしか見えない。
葉を含む全体に白い軟毛がある。
茎は基部で分岐し、
葡匐して長く伸びる。
葉は短い柄をもち、
茎の基部を除き、互生する。
縁に5鋸歯がある。
幕末に植物採集したフランス人の
フランシェとサバチェに由来する。
二人の名がつけられてフラサバソウになり、
漢字は無い。
ツクシ(土筆)
<トクサ科トクサ属>
毎年、少なくなってきている。
今年も駐車場の片隅に
見つけた。
ごろごろ石だらけなのに、
スギナと出たばかりのツクシの子
来年もまた逢えるものかどうか・
石の裏に隠れてはえていた。
植物図鑑にはなかなか、ツクシは出ていない。
それは、シダ類なので
野草図鑑には掲載されていない事が多いのだ。
シャクナゲモドキ(石楠花擬)
<マンサク科ロードレイア属>
以前から見ていて、
何の花だろうと思っていた。
下向きの赤い花は遠くから見ると、
赤い木の芽なのかと思うくらいで、
まさかこんな綺麗な花が咲いていたとは思わなかった。
上に伸びて高い所に咲くので、
いつも見上げるばかりだった。
花の正面から写せず残念だ。
1,2センチ程度の花柄に5個の花が集まり、
1個の花のように見える総状花序をだし、
色は濃赤色で花径は4,5センチだが
花弁に見えるのは総萼片だそうだ。
スズランズイセン(鈴蘭水仙)
<ヒガンバナ科スズランズイセン属>
花茎の先に鈴蘭(スズラン)に似た
純白の花を5、6輪つける。
花は鐘形で垂れ下がり白色であるが、
花弁の先端には緑色の斑点があるのが印象的。
白い釣鐘形の花に緑の点が
愛らしい。