れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ゴンズイ( 権萃)

2015-10-11 05:01:06 | 野の花日記

ゴンズイ( 権萃)
<ミツバウツギ科ゴンズイ属>
落葉小高木。


半月状の袋果で赤く熟して裂けると、
光沢のある黒い種子が現れる。



葉は10~30センチの奇数羽状複葉で対生する。
小葉は、長さ4~9センチの
狭卵形で、
ふちには細かい鋸歯がある。



名前の由来には色々あるが
魚のゴンズイと同様、役に立たない事から
らしい。



 

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マルバフジバカマ(丸葉藤袴)

2015-10-10 06:02:37 | 野の花日記

マルバフジバカマ(丸葉藤袴)
<キク科ヒヨドリバナ属>

東京の空き地などによく見られる
帰化植物。

茎は上部でよく分岐する。
葉はややざらつき、短い柄があって、
対生する。


秋に枝の先に直径5ミリほどの
白色の筒状花からなる頭状花を多数つける。


そう果には白色の冠毛がある。


江古田の森公園や武蔵大学の周辺、
環状線に添ったグリーンベルトなどにも
見られる。

 

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アキノノゲシ(秋の野罌粟)

2015-10-09 06:57:45 | 野の花日記

アキノノゲシ(秋の野罌粟)
<キク科チシャ属>
日当たりのよい草むらや土手、道端に
よく見られる。

舌状花がきれいに円形に並んだ、
クリーム色の花が可愛い。


草丈は1~2メートル。
茎の上部に楕円形の葉がつき、
下部の葉は羽状に裂けるが変化が多い。



葉は互生し、茎を抱かない。


茎や葉を傷つけると白い乳液が出る。


茎が枝分かれして、
上部に直径2センチほどの頭花をつける。

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イヌタデ(犬蓼)

2015-10-08 06:56:56 | 野の花日記

イヌタデ(犬蓼)
<タデ科タデ属>
道端や野原に見られる1年草。
一般にアカマンマと呼ばれている。



2~4センチの花穂に2ミリほどの
花がたくさんつく。



細長い葉は先がとがり、
ふちや裏側に毛がある。


似たものにヤナギタデがあるが、
葉を食べて見ると辛みがある。

下はボントクタデ(凡篤蓼)
<タデ科タデ属>
和名のボントクは、ポンツク(愚鈍者)の意味で、
ヤナギタデは葉に辛みがあり、薬味になるが、
ボントクタデは葉に辛みがないので
この名がついた。



タデ科は難しい~。

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ミゾソバ(溝蕎麦)

2015-10-07 05:16:11 | 野の花日記

ミゾソバ(溝蕎麦)
<タデ科タデ属>
田の畔や河原など湿気の多い所に生える。

茎は地をはい、上部は立ち上がって
群生する。



葉は互生し、
牛の顔のように見えることから、
ウシノヒタイと言う別名ももつ。



表面に八の字形の斑紋があることがある。
(ちょっと虫にくわれてはいるが。)

金平糖のような花が枝先に10~20個、
集まって咲く。
上は白花。
花色は白から紅色まで変化が多い。

 

 

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ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)

2015-10-06 05:04:27 | 野の花日記

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
<キク科ベニバナボロギク属>

オレンジ色の花が
うなだれて咲いているのが特徴。


筒形の花で、
冠毛が今風にのって飛び散る寸前だ。


アフリカ原産の一年草。



葉は下部は羽状に切りこみがあり、
やわらかい感じで、
シュンギクに似た匂いがする。


都会でもたまに見られる。


うなだれずに、
咲いているものもある。

 

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マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)とモミジバルコウソウ(紅葉縷紅草)とホソバルコウソウ(細葉縷紅草)

2015-10-05 06:04:57 | 野の花日記

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
<ヒルガオ科ルコウソウ属>


東京でもよく見られる。
つる性で絡みつく。
葉は心形で長い柄がある。

星形の橙色の花を数個つける。
花筒は2センチぐらいで、雄蕊と雌蕊は花の外に
突き出ている。

モミジバルコウソウ(紅葉縷紅草)
<ヒルガオ科ルコウソウ属>
葉が羽状に深裂し、
花色は紅色で朝顔の花に似ている。



葉の形が紅葉のように裂けていることから
この名がある。




ホソバルコウソウ(細葉縷紅草)
<ヒルガオ科ルコウソウ属>

かつてはこれをルコウソウと言ったが
モミジバやマルバに対してホソバがつく。



葉が羽状に深く裂け、糸状になっている。
和名は縷紅草で、
糸のように細く、
赤い花を咲かせる意味からつけられたようだ。

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コマツナギ(駒繋)

2015-10-04 06:01:06 | 野の花日記

コマツナギ(駒繋)
<マメ科コマツナギ属>

馬を繋げるほど丈夫な小低木
と言う意味からこの名がある。

地中に太い根があり、
茎が堅くしなやか。
馬も好んで食べるらしい。



実は東京の道端で
珍しく見つけたものだ。

コンクリートの割れ目から
咲いていたものだ。


普通は
日当たりの良い草地や道端に生える。

葉は奇数羽状複葉。
小さな淡紅紫色の花が集まった花序が、
上向きにつき、下から順に咲いて行く。
これは以前に里山で撮ったものだ。

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メナモミ(雌巻耳)

2015-10-03 06:42:59 | 野の花日記

メナモミ(雌巻耳)
<キク科メナモミ属>

名前の雌ナモミは、
雄ナモミに対する名で、
ナモミはナズム(離れずまつわりつく)から
きているそうだ。

全体に毛が多い。
花は中央の筒状花と回りの舌状花からなる。

総萼片は5個で、腺毛がある。



頭花の周りの5枚の総苞にある腺毛から、
粘液を出してひっつく。



葉は対生する。
草丈は、60~120センチ。



秩父の里山にて

おまけのオナモミ(雄巻耳)のイガイガ


 

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ハグロソウ(葉黒草)

2015-10-02 08:14:32 | 野の花日記

ハグロソウ(葉黒草)
<キツネノマゴ科ハグロソウ属>

唇形の2枚の花弁が特徴的だ。
今年はいつもの年より、
花が少なくて綺麗に咲いているのが少ない。



葉黒草と言うが、
特別に葉が黒いと言うわけでもない。


山地の林の下などにはえる。



花は約2cmで上唇と下唇に分かれており、
内側には赤褐色の斑紋があり、
これを「お歯黒」に例えたのかもしれない。



上下の唇が開いている形が面白い。
石神井公園にて。

 

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