▲センブリ(千振)
<リンドウ科センブリ属>
古くから健胃、整腸の民間薬として知られ、
煎じて千回振っても、まだ苦みが残ることが名前の由来で、
「当薬」(とうやく)と言う名で売られている。
日当たりのよい山野に生える。
残念ながら、日が当たらなかったのと、まだ蕾状態が多かったので、
花が開いていなかったのだが、
ここ数年、会いたくて会えなかったセンブリにやっと会えたのが嬉しかった。
葉は対生し細長い線形。
花は直径2~3センチで5裂する星形になり、
白い花弁に紫色のすじが入る。
名前は知られているが、実際に出会う事が少ない。
▲キッコウハグマ(亀甲白熊)
<キク科モミジハグマ属>
山地のやや乾いた木陰に生える多年草。
ひっそりと白い小さな花を咲かせる。
高尾山ではよく葉や閉鎖花は見ていたが、
なかなかこの小さな花に出会う事が出来なかった。
暗い山道で出会ったものは、画像に映らず、
私のデジカメではここまででした。
高さ10~30センチで葉の姿は五角形。
葉の形が亀の甲羅を連想させるのでこの名がある。
▲ハダカホウズキ(裸酸漿)
<ナス科ハダカホウズキ属>
名前はホウズキのように果実が萼に包まれず、裸であることから
この名がついた。
<日記>
初めて、シッターさんに頼んでわんこまりを置いて、
二人で「子の権現」まででかけた。(まぁ、時間的にもちょうどいいので)
朝の9時にでかけて、池袋から特急に乗り、飯能で乗り換え
西吾野で降りる。暗い山道を3時間ほど遊びながら歩いて、
「子の権現」まで。途中で会った花がこの白い小さなキッコウハグマだった。
林の中は暗くて、私のデジカメではほとんどボツでした。
何か虫でもいないかと探したが、下の川から上ってくる沢蟹数匹に出会ったのと、
あとは、カエルぐらいでした。
子の権現の大きな草履と下駄を見て奥の院まで上がって
スカイツリーが見えると言うところでセンブリの花に出会えた。
山頂でお弁当にする。
(これはたぶん廃屋なのかもしれません)
塩見茶屋まで下って、下山は楽勝。
それでも吾野の駅までは、だいぶ歩いた。
吾野には、主人の亡母の墓がある。
ずっと自動車で来ていたのでよく解らなかったが、
思いもよらずお墓参りもできてよかった。
帰宅したら、シッターさんからのわんこまりの画像と連絡が届いて、
充分に慣れているように甘えている様子の動画なのに、
連絡事項でお散歩がうまくできなかったとあった。
また、トイレシートレッスンと、お散歩の練習でシッターさんに
来てもらう事にする。
※昆虫コーナー
尾状突起がおしゃれなツバメシジミに出会った。
紅葉
クサギの実
キノコ
《俳句鑑賞は季語秋(あき)》
もの思う高さに秋の水平線 松井 国央