れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

フラサバソウ

2020-02-20 06:19:58 | 野の花日記

フラサバソウ
<オオバコ科クワガタソウ属>

いつも花の名前は必ず漢字を調べているが、
こればかりは漢字が無い。
フランス人のフランジェと、サバチェが19世紀に
日本の植物を採集した事に由来する。
見つけると嬉しい花のひとつです。

フラサバソウは、イヌノフグリ(オオイヌフグリではない)
に似て花が小さく、萼や葉に長い毛が目立つ。
さく果はオオイヌノフグリよりごろっとしていて大きい。
ヨーロッパ原産の越年草。



よく見ないと、どれが花なのか解りませんね。


別名は「ツタバイヌフグリ」。



花はどこに咲いているか・探してみてくださいね。
日本全土に帰化しているそうだが、そんなに滅多に見つかりません。



全体に白い軟毛がある。
葉は茎の根元以外は互生し、短い柄があり、
縁に大きな鋸歯がある。

花は茎の上部の葉脇に単生する。
花の直径は5ミリ。
花冠は4裂し、淡青紫色~青紫色、
濃い楯筋があり、花冠と同じ長さに萼片の縁に長毛が生える。

実はまだ果実は見たことが無いのだが、
是非今年は見つけてみようと思っています。


果実は、未熟なうちは萼片が三角形に閉じているそうだ。
果実が熟すと萼片が開いてイヌノフグリに似てくる。
果実の表面は無毛。

 

 

 

コメント (2)
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