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羽生選手、新ショート「秋によせて(Otonal)」で新ルール最高点の好スタート!プルシェンコさんの誕生日に見せたすごい気迫と意欲の1日:演技&インタビュー動画

2018-11-04 | プロフィギュアスケーターでプロアスリート羽生結弦と日本の未来を応援する!

11月4日:演技動画、記者会見動画を追加しました。 

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羽生選手、好スタートの演技、おめでとう~~~!!

とっても素敵な演技でした!!

 

フィンランド大会、羽生選手は試合前の6分間練習から、もしかして五輪以上かというほどの、

すごい集中力と意欲を見せ、気迫と気合に満ちた様子で準備している姿がずっとテレビで映されていました。

とても良い引き締まった表情で、試合前から、ビックリするほど、とてもカッコ良かったですね…!!

 

気合入りすぎているところが、早々に疲れてしまわないか、逆にちょっと心配になるくらいでした。(笑)

松岡修造さんが、半端なく羽生選手にワクワクしているのがよく伝わってきました。そんな松岡さんを見るのも面白かったです。

 

小さい頃から憧れていた人のプログラムを使うというのは、下手したらすごいプレッシャーになるのでは、とも思えますけれども、解説によれば、「憧れてマネしていた少年の頃の気持ちを思い出して滑りたい」と言っていたそうですから、高い意欲につながっているのなら、素敵なことですね。

それだけでなく、なんと今日はプルシェンコさんの誕生日だったということを試合後のインタビューで答えてくれて、

今日の羽生選手の半端なき気合も、(なるほど(笑))、と思わされるものがありました。

 こちら、羽生選手の新ショート「秋によせて(Otonal)」動画

 

(プーさんに混じって、パンダまで降っていましたね。(笑))

 

演技は、やはり練習時よりもは少し緊張しているのか、ちょっと硬さが見えるような気もしましたけれども、

後半のスピンなんかは独創的で、ジョニーさんから影響を受けたことや、彼へのリスペクトが感じられましたね。

長いドーナツスピンも、白鳥の時以来に見るような感じで、見ていて嬉しかったですね…!

今後この演技にさらに慣れていけば、もっと程よく力も抜けて、さらにグッと素晴らしくなるのでは、という期待が出来ますし、

ジャンプも、最初の4回転サルコウは最高でしたけど、後の二つはきっと羽生選手的には「もっと出来たのに」という感じでしょうから、そこも今後に期待がつながる、

総合的にはとても良い演技でしたね…!!

衣装は素敵ですけど、ジャンプの高速回転中に、腰回りのひらひらが不思議な形で広がるところが、ちょっと目立つ感じでしたけど、どうなのでしょう…(笑)あれは狙っているのか、結果的にたまたまそうなっただけなのか。

 

ツイヅルからのトリプルアクセルというのは、本当に、そんなことをやる人に初めてお目にかかる気がしますし、実際どのくらい難しいものなのかと想像しか出来ませんけれども、すごいですね…!! 

最初の方の長いイーグルのところが、腕の振りつけが付いたのは プログラムのテーマ的にも合っていて良かったと思いますし、とても素敵でしたね…!! 

(腕なしのスタイルもとてもかっこいいですが、あれはバトルさんが得意なイメージがとても強いので…(笑))

 

ラストのステップに入る前のところが何やらとてもカッコ良かったですね!会場の歓声も凄くなったのもよくわかります。

ステップに想いを込めたいようですし、一番盛り上がるところなのでしょう。

 

確かにジョニーさんがかつて滑った曲なのだけど、しっかりと羽生選手のプログラムになっていたところが、とても良かったですね。

このプログラムは今後ますます素晴らしくなると思われますけれども、新ルールに移行してからの、今のところの最高得点をマークできたということで、羽生選手もきっと、自信につながったのではないかと思います!

完成に近づいたら、きっと旧ルールでの「バラード第一番」の得点をも超えられるのではないかと思います…!

私としては、平昌五輪のシーズンが終わった次のシーズンだというのに、羽生選手が相変わらずものすごいやる気に満ちて頑張ってくれていることそのものが、とても嬉しいですね…♪

羽生選手自身も、憧れだった曲で、演技をますます楽しめ、喜びに満ちて演技できるようになりますよう、心よりお祈りしています…!!

 

リラックスしてよく休んで疲労をとって、明日のフリーにより良い体調で臨めますように…♪

その後のエキシビションも楽しみにしていますが、体力が上手く温存できますよう、最後まで心身守られ、無理なき良き調整が出来ますように…!!

明日のフリーも、楽しみにしています!!

 

 

こちらは、試合後の、ショート1~3位までの選手のプレスカンファレンス(記者会見)の公式動画です。

最初の方はフリーの滑走順くじ引き。

動画17分~から、羽生選手が前に登場して座席に座ります。

以下、羽生選手が答えた部分のみ、羽生選手の英語を日本語に翻訳(時に、羽生選手は多分本当はこう言いたかったのだろうという推測を含みます)、日本語で答えた部分はそのまま書き出しました。

質問: ユヅル、あなたはとても良いスタートだったと思いますけど、あなたもそう思いますか?

羽生選手: 今日のスケーティングに関しては完全に同意はできません。僕はもっと練習が必要だと思いましたし、明日に向けてもっとずっと良くする必要があると思っています。

質問: ここの会場にはあなたのファンが何千人もいたようでしたけど、今日のぬいぐるみのクマ(プーさんのこと)についてはどうするつもりですか?

羽生選手: (笑)わかりません、数えることが出来ませんから。彼ら(クマのプーさんたち)が森に帰ることが出来たらいいなと思いますけど… (※ジョークです)(ちょっと答えに困って間が空く) 僕は、ファンの皆さんには大変感謝しています。彼らはいつも、いつで、どこで試合があってもスケートを見に来てくれますし、僕はテレビやインターネットで試合を見てくれている人が大勢いることも知っていますので、彼らにもまた感謝しています。

(ミハル選手への質問と答え:省略)

(ボーヤン選手への質問と答え:省略)

質問: では、ユヅルに質問です。あなたは今日の演技でももっと練習が必要でもっと向上させたいと語っていましたけど、とても良かったように見えましたけど、何が一番、今日の演技であなたが納得できなかった点ですか?

羽生選手: 正直に言うと、特にジャンプの着氷とジャンプへの入り方についてです。 理由は、それらのジャンプへの十分な自信がなかったからです。今日はちょっと挑戦が必要でした。もちろん、僕のショートのことです。

挑戦が必要だったのは、僕は今回トウループ(ジャンプ)のパターンをちょっと変更しなければならなかったからです。僕は今回、後半にトウループをもってくる必要があると考えていました。前回のプログラム(※オータムクラシックのことと思います)と比べてちょっと違った感覚があったので、今回はちょっとした挑戦でした。

僕はもっとスケートを流れるようになめらかに滑らなければならないと思いましたし、特にジャンプの後、僕は「着氷した」と言えるかもしれませんが、「完璧だった」とは言えないと思っています。

質問: とても感動する演技をありがとうございました。フィンランドでスケートをすることについて、例えばコスチュームなど、何か特別な思いなどあったら。

羽生選手: まず第一に、フィンランドは僕の最初の国際試合の場所だったということです。だから、国際試合としての「Orijin」(=始まり、起源、原点)(※フリーのタイトル)でもあると感じています。僕はフィンランドでスケートをすることに対しては、沢山の良い思い出があります。特にフィランディア大会や、もちろん、(優勝した2017年の)ヘルシンキ世界選手権についてもです。

だけど、ヘルシンキの世界選手権(2017年優勝した時のこと)の時は、ショートで完璧にできませんでしたので、その時の記憶と今日は闘っていました。 僕はあの時の僕に勝てるかわかりませんが(笑)… ええ、確かに今日はその記憶と闘っていました。

フィンランドは僕にとっては特別な場所です。この試合は本来のグランプリシリーズの試合ではなくて、(中止になった中国大会の代わりとなる)今回限りの特別な場所だとよくわかっています。だから、僕は開催を決めてくれたフィンランドのスケート連盟にとても感謝したいです。今回、ここフィンランドの地で、グランプリシリーズの試合が出来たことを本当に幸せに思っています。

(ボーヤン選手への質問と答え:省略)

質問:ユヅル、ブライアン・オーサーコーチが君の試合の演技中に、その手の中に納めているあなたのマスコット(プーさん)について教えてくれませんか。

羽生選手: 僕は全てのエピソードについては語れません。長くなりすぎるので。(笑)だけど、彼は僕の親友であり、ベスト・パートナ―であり、いつも僕を後押ししてくれて、僕のスケートをサポートしてくれる存在です。多分僕は彼がいないとスケートを滑れないと思います。(笑) そのマスコットのぬいぐるみをたくさん持っていますが、テイッシュケースのプーさんについては、多分ジュニアの頃から…いや、ちがうな、7年前から使っているので、かなり特別な存在です。ありがたいと思っています。

質問: 英語で上手く答えられているので、私もまた彼に英語で質問します。あなたは今回音楽で、「Otonal」をショートに選びましたけど、あなたが尊敬しているジョニー・ウィアーさんの沢山のプログラムがあった中で、なぜそれを選び、どのような過程で決めたのか、その音楽の何が特別だったのか、教えてくれますか。

羽生選手: 日本語で答えます。英語では説明できないから。(と、英語で)

(ここから日本語)まず、彼は自分の中でずっとヒーローで、もちろん、エフゲニー・プルシェンコさんもヒーローなんですけど、もう一人のヒーローとしてジョニー・ウィアーさんがいて…

彼は、ジャンプの降りた姿勢とか、曲とのジャンプのマッチしているところ、または今日のコンビネーション・スピンの中に入っていた、シット・フォワードで腕を使ったりとか、そうやって曲調に合わせたりするところも、彼からすごくインスパイアされて僕はこういう風にやるようになりました。

なので、自分にとっても、オリンピックが終わって、ある意味解放されて、自分が滑りたい… 何のしがらみも関係なく、滑りたいって思えた曲を今シーズン使っていますし、フリーも同様に、プルシェンコさんにすごく憧れて、使いたいなと思っていたプログラムなので、両方とも自分の憧れが詰まった、そして多分、ちっちゃい頃の自分が見ていたら、嬉しいだろうなっていうようなプログラムになっています。(笑) 

(省略)

質問: 明日にむけて、一言をお願いします。どんな結果だったら、明日喜べますか。たった「一言で」お願いしますよ。

(ボーヤン選手、中国語で答えた単語(一言)は不明ですが、多分、「自分を超える」というような意味を言ったのでは…? 通訳者が意味を長く説明して質問者が「それは一言じゃないわね。ユヅル、結果について一言で」と。)

羽生選手: 「大丈夫、と思います!」

質問者:みんな一言で答えられないみたいね、わかったわ。ミハル、一言よ。

ミハル選手:「一言なんて無理さ、僕らはただ結果のためだけにスケートをしているのでなく、ベストなスケートのためにここにきているのだから!」(笑)

 

羽生選手が答えた、「自分の憧れが詰まった、ちっちゃい頃の自分が見ていたら、嬉しいだろうなっていうようなプログラム」っていうのが素敵ですね…! 

羽生選手の笑顔を見てると、この気持ちは、よくわかりますね。(笑)

 

 こちら、スポニチアネックス記事から試合後の一問一答。

 ――滑り終えて

 「満足できていないところが結構ある。トランジションやジャンプの出来でも、まだできることはたくさんある」

 ――4回転サルコーが決まった

 「6分間練習の一番最初のジャンプがきれいに決まって、だんだん崩れ始めた。自分の中では陸から上がってすぐのジャンプが良かったので、信じて跳べた」

 ――4回転―3回転の連続トーループは基礎点が1・1倍になる後半(1分20秒)ぎりぎりだった

 「取れてますよね。練習よりちょっと早かった。曲の尺としては(1分)23、24秒くらいを狙っていた。始まりの動作が1・5秒くらい遅かったので、22秒とか23秒とかになったかな。後半に入る、入らないより、ジャンプが全部決まらないと、演技構成点がつかない。そこが怖かったので、とりあえずは満足しています」

 ――ジャンプについて

 「安心してやるのであれば、イーグルを抜いたり、いろんなことができるが、ジャンプに入るにあたって、“ジャンプを跳びますよ”というのは出したくない。リスクを取りながらも安心して気持ちを入れられるようにしたい」

 ――「表現したいことは譲れない」と話していたが

 「今回のスピンはすごく気持ちを込められた。ステップも会場の雰囲気が後押ししてくれた。楽しく、気持ちよくできた」

 ――得点を見て

 「とりあえず100点を超えられたのが大きい。そこが一番ホッしている。まだまだベストの点じゃない。明日も残っているし、新たに身が引き締まった」

 ――演技構成点が9・5点前後と高い

 「重大なエラーがあると点数が出にくいと今季は感じている。オータムクラシックの時に特に感じた。SPの構成がはまっているというよりも、ジャンプが決まったからかなと思う」

 「つなぎやジャンプの出来など満足できないところは結構ある。新たに身が引き締まった」

とも語られたとのこと。(こちらの記事より

 

※ このページは今後、動画やインタビューなどを追加していく予定です。