今日は、北佐久郡御代田町にある古刹・真楽寺に行ってみた。
伝承では奈良時代、浅間山噴火沈静の祈祷所として建立されたという。
境内には三重塔がある。
北佐久郡内に3基ある三重塔の1つ(ちなみに他の2基は、佐久市の貞祥寺と臼田の新海三社神社)。
また巨木ファンにはよく知られている神代杉が目を引く。
幹周は約9.2m、樹高は約15m、樹齢が約1,000年という。江戸時代の火災によって焼け、内部が痛々しい感じになっているが、堂々たる古木だ。
そして真楽寺といえば「大沼の池」だ。
ここには、甲賀三郎のお話が伝わる。
近江国の甲賀の村で太郎、次郎の2人の兄とともに鹿狩りをして暮らしていた。ある時、山の神が姿をかえた大蛇と会うのだが、これを殺してしまう。兄たちはこれを怒り、三郎は谷底に落とされてしまう。すると三郎は地底をさまよい、ついに信濃国にはい出してきたのが、この大沼であったという。
そして興味深いのは、甲賀三郎は「諏訪明神」としてまつられるのである。
さて、その大沼は古来より、清冽な湧水として知られる。「真楽寺大沼池」とか「浅間山龍神水」と称され、名水ファンにはよく知られている。
水はよく澄んでおり、池の底までよく見える。
そして、湧水ポイントには水の出てくる様子がよく見える。
ここで、マイコップで汲んで飲んでみる。
初冬のおだやかな日曜日。歴史ファン、巨木ファン、名水ファンにとって大満足の真楽寺参拝であった。
伝承では奈良時代、浅間山噴火沈静の祈祷所として建立されたという。
境内には三重塔がある。
北佐久郡内に3基ある三重塔の1つ(ちなみに他の2基は、佐久市の貞祥寺と臼田の新海三社神社)。
また巨木ファンにはよく知られている神代杉が目を引く。
幹周は約9.2m、樹高は約15m、樹齢が約1,000年という。江戸時代の火災によって焼け、内部が痛々しい感じになっているが、堂々たる古木だ。
そして真楽寺といえば「大沼の池」だ。
ここには、甲賀三郎のお話が伝わる。
近江国の甲賀の村で太郎、次郎の2人の兄とともに鹿狩りをして暮らしていた。ある時、山の神が姿をかえた大蛇と会うのだが、これを殺してしまう。兄たちはこれを怒り、三郎は谷底に落とされてしまう。すると三郎は地底をさまよい、ついに信濃国にはい出してきたのが、この大沼であったという。
そして興味深いのは、甲賀三郎は「諏訪明神」としてまつられるのである。
さて、その大沼は古来より、清冽な湧水として知られる。「真楽寺大沼池」とか「浅間山龍神水」と称され、名水ファンにはよく知られている。
水はよく澄んでおり、池の底までよく見える。
そして、湧水ポイントには水の出てくる様子がよく見える。
ここで、マイコップで汲んで飲んでみる。
初冬のおだやかな日曜日。歴史ファン、巨木ファン、名水ファンにとって大満足の真楽寺参拝であった。