線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

毒沢鉱泉~神乃湯

2016年06月23日 19時06分50秒 | 温泉
下諏訪町からの帰り、毒沢鉱泉に立ち寄った。諏訪だけに、古くから「信玄の隠し湯」として親しまれたこの鉱泉は、御柱祭で盛り上がる木落とし坂にほど近い、静かな山の中にある。その中の「神乃湯」に入った。


歴史としては、永禄年間、武田信玄公が金鉱を掘ったとき、怪我人を入浴させたということに由来するという。「毒沢」とは、金鉱の場所を隠すためとか、薬効高いこの名湯の場所を隠すためとか、信玄公が戦さのときに傷ついた兵を治癒させるためとか、諸説あるようだ。

湧出温約12℃の冷鉱泉。泉質は、鉄とミョウバンそして硫酸塩を豊富に含んでいるとのこと。飲用すると、鉄分の補給ができ、また胃腸の調子を整えるという。入浴では保湿殺菌効果により肌への良いはたらきが期待できる療養泉であるという。


お湯は大変印象的なオレンジ色。浴槽に足を入れると、どこまで届くんだ?というくらい透明度が低い。


自分が持っていった白いタオルは、想像通りオレンジ色に染まる。


毒沢鉱泉へは初めてではない。他に「宮乃湯」「沢乃湯」があり、それぞれ入った。「神乃湯」は宿まで来たことがあったのだが、時間外だったりお休みだったりして、今回3度目の正直で入ることができた。


時間的に、他には誰もおらず、ご機嫌で入浴できた。





※毒沢鉱泉「沢乃湯」は2014年に閉館になったとのこと。寂しい限りである。
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飯田で飲む

2016年06月05日 23時19分59秒 | 食べ物
飯田出張のため前泊。飯田に朝8:30に集合とは、東信在住の者にはつらいものがある。というわけで飯田駅前に飲みに出た。しかし!日曜日のため、案外休みの店が多かった。目についた居酒屋さんに吸い込まれた!


まずは生ビール!


そして飯田と言えば、おたぐりだ!

いわゆる馬の腸=モツ。ゆっくり煮込むことで柔らかく、臭みもうすまっている。

さて!串焼きだ!




特にレバーがおいしかった!


マスターによると、おとしたばかりのレバーで、レバ刺しでもいけるほどの新鮮さらしい。もちろんレバーの生食はダメだけど、それほど新鮮だという。

飯田は居酒屋が多い。そして焼肉屋も多いことで有名。飯田は肉食が豊かな町らしい。


 
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麺類食堂

2016年06月01日 18時30分46秒 | 食べ物
富山県小矢部市の獅子舞祭りに来たとき、たまたま朝食をどうしようかな?と思って、「あいの風とやま鉄道」石動駅前付近をうろついてみた。すると!何だか賑わっている食堂があるではないか!?

うどん・そば 〈石動駅構内麺類食堂〉だ。

何とも分かりやすい店名だ(笑) 

駅前からも駅構内からも入れるみたいである。決して広くはない店内、カウンター席しかないものの、とにかく賑わっている。獅子舞を見る前の腹ごしらえに!と思ったが、それにしても朝7:40なのにすでに満席だ。

しかし、これはどうしても入ってみたい雰囲気で、2人並んでいたがそのあとについてみた。

いや~!それにしても安い。月見うどん350円!


細めの麺、あっさりしたおだし、そして富山らしいカマボコがいい!

こうした食堂はおそらく地元で愛されているんだろうなということが、一瞬で感じられた。これは、当地に来たらまた寄ってみたい雰囲気を醸し出す店だ


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