線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

何だか忙しいな…

2009年04月30日 22時41分57秒 | 日々雑感
転勤、新職場に異動となって、4月が今日で終わる。長いような短いような1ヶ月であった。引っ越しつきの転勤はまあ大変である。

全体的に忙しさは、やや減ったような印象ではある。
でも、何だかあわただしい。


今日も忙しかった。
朝。コピーをとろうと思って始めたが、なかなか終わらない。次々とちがう仕事が入るので、コピーを一時中断、別な仕事を済ませてから、再びコピー。

かと思いきや、別な仕事が目白押し。
休み時間にも客が来たり、用事が終わらない。

午後は午後で、職場に人が集まっての会合がある。その会場準備をしなければならない。

この会合は勤務時間外なので、終わったのが6:40頃。もう暗いぞ、外!


まだまだせわしないというか、あわただしい日々だ…。



またボヤいてしまった…。






 
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家から一歩も出ない日…

2009年04月29日 21時17分42秒 | 日々雑感
世間は黄金週間のスタートだ!と盛り上がって?いる。
ETC割引で、あちこち安く出かけたというニュース。
かと思えば、豚インフルエンザの猛威のニュース。


しかし…今日は、一歩も出ずに仕事!?

実は、転勤の挨拶状をせっせと作成していたのだ。
大体印刷は、一昨日あたりまでに大分進めたのだが、イヤになって今日完成予定。住所の印刷がわずか残っていた。

ところが…あともう一歩のところで、プリンタの調子が悪く、「紙詰まりです」というエラーメッセージとともに、印刷してくれない。イライラしながらも、手書きにしちゃえ!と、残された分はペン書きにした。


そして、お一人ずつメッセージを書いていく。忙しくも、まあGW前あたりまでには出したいところ。それが、ギリギリになってしまった。明日にはポストに投函できそうだ。

そんなことをしていたら、1日が終わってしまった。
そして、よくよく考えたら、家から一歩も出なかった。まあ、こんな日もあっていいかな~と、自分に言い聞かせて、明日の仕事の準備!

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能生白山神社春季例大祭

2009年04月24日 22時07分52秒 | おまつり
4月24日。新潟県糸魚川市能生の白山神社春季例大祭の日だ。学生時代より通っている。昨年は雨天のため延期となり、2年ぶり18回目の訪問だ。

朝、3:30起床、午前4:00には上田を出発した。今回は北陸自動車道を使って新潟を目指す。
早朝は自動車も少なく、快適!
…しかし、何とエンプティランプがつき始めた!んん~高速でガス欠ではまずい!だがスタンドもない~っと、やむを得ず上越I.C.で下りる。
しかし、朝5:30の上越はさすがにスタンドも開いていない。困った…。ようやく国道8号線に出るものの、開いてない。24時間はないかな?と、うろつくと、ようやく発見!ただしセルフだ。実はセルフ初体験、手順にそってチャレンジ。

さてガソリンの心配もなくなり、国道8号線で能生まで進む。
白山神社駐車場に着いたのは午前6:20頃。今年はいい天気だ。

まず立ち寄る場所がある。自分が世話になった楽人会の、亡くなられた元楽長さんのお宅。もう何年になるだろうか。奥様がお元気でおられ、毎年お線香をあげさせていただいている。今年も祭りに来た…という実感のわくひとときである。

行列の出る区民会館へ行く。出発は午前7:30だ。懐かしい顔が見える。自分があいさつすると、みんな笑顔でむかえてくれる。能生はそんな場所だ。

いよいよ「三番貝」というホラ貝で出発だ。
町内をゆっくりと進む。今年も5人のかわいらしい稚児たちのお目見えだ。

神社につくと、総代さんの「迎え太鼓」が鳴る境内で、獅子方連中がお出迎え。
着くと、一連の行事「修祓」、神使による「七度半の使い」が行われ、いよいよ獅子舞が始まるのが午前9:00頃だ。

この獅子の出る瞬間がなかなかいい。はじめは「眠り」で、音がしないなか静かにしている。そして、笛と太鼓が入り、長々とした「御神嚮(ごじんこう)」の始まりだ。

それほど広くもない境内を、獅子の舞を先頭に、3基の神輿、肩車された稚児、旗指物等が続く。延々と進むが、遅々とした歩みだ。

ビデオやデジカメを撮りながら、午前11:00過ぎまで見たところで、早昼食。いつも決めているラーメンを食べる。能生の超有名店「あさひ楼」だ。

さてチャーシューめんをすすって、再び境内へ戻る。12:30頃には「お走り」の予定だ。しかし、どことなく遅れている感じ?先頭の獅子の舞が終わったのが12:30頃だった。これから、前半のクライマックス「お走り」になる。これは神輿につくある社人に神様が「のる」と、ヤァ~っという声とともに走り始める。すると、行列全体が、一気に走り始め、最後は楽屋脇の御旅所に駆け込むのだ。

さて、その後「供餞進」「黙礼式」などの諸行事の後、いよいよ「舞楽」となる。
予定では13:00だが、結局1時間遅れの14:00頃の始まりだった。

まず《振舞》だ。稚児2人舞。

やはり可憐でいい舞だ。
以下、《総礼》《童羅利》《地久》と稚児舞が続く。

そして大人の舞《能抜頭》となる。

だんだん盛り上がってくる舞楽の饗宴。
舞楽前半の最大演目《泰平楽》が始まる。長い壮大な舞は、なかなか迫力がある。

さて、後半は大舞の《納蘇利》。これは大人2人舞。双龍の舞ともいわれ、2人の呼吸が大事な舞である。

境内に人が集まる。《弓法楽》は、弓を持ち矢を背負った4人の稚児たちは、華麗に舞いながら、最後に矢を放つ。それを拾うのが目的である人たちで盛り上がる。

さて《児抜頭》。稚児の最年長、一の戸のみのソロの舞。非常に美しい舞だ。
今年の祭りは、曇っていて、風も冷たい状況であったが、この《児抜頭》が始まったら不思議なことに日が差してきた。雲間に夕日が現れたのである。

そして稚児舞最後の舞《輪歌》だ。手に花を持ち、優雅に舞う。これまた可憐な舞だ。この舞のみ、橋がかりを舞いながら退場する。最後ということもあって、参会者からは「がんばれ!」という励ましの声が飛ぶ。


そして舞楽最後の演目《陵王》となる。《輪歌》とは切れ目なしで続く。稚児の最後の子が入ると、別な歓声がわく。全身真っ赤な《陵王》が登場する。この舞も橋がかりでゆっくりと舞いながら舞台に向かう。


この舞は橋がかりでの部分がほとんど。舞台に出るまで、かなりの時間がかかる。
舞台に出ると、西に沈む夕日を招くという「日招きの手」という所作で前半が終わる。


後半は、本来の舞楽にはない「カラストビ」「チドリガケ」といった修験のにおいのする所作がある。観客からは「ドーオンヒトーフッタミッツヨッツ…」といった唱歌(しょうが)を唱える声が聞こえる。それだけ能生の人たちには根付いている舞だ。

そして、ふたたび舞台から橋がかりでの舞になる。独特なリズムに乗って舞う。
楽屋に近付くと、なかなか入らない。手に榊をもった観客が「ウォ~」っと橋がかりを打ち付ける。それは「まだ入るな!」というサインだ。
橋がかりには総代と楽長が出て、陵王の入りを迎える。これまたいつ入るか分からない。そして「のった」状態になると、抱きかかえられるように楽屋へ飛び込む。

すると、橋がかりの途中が外され、そこを御旅所から3基の神輿が走りながら担ぎ出され、拝殿へ向かう。そして神が降ろされると、再び御旅所へ戻される。このとき担ぎ手も参会者からも「ヤッショーイ!ヤッショーイ!」という声とともに、神輿をもみ上げる。

こうして舞楽が終わる。

そしてふたたび静かになった境内では、稚児が肩車され、下社となり、体育館まで向かう。最後まで、獅子方連中の元気な動きとともに走りながら、下り、終わりとなる。

ああ…また終わってしまった。
これで1年間、早く祭りにならないかな…という思いで、白山神社の祭りの余韻を味わいつつ、自動車へ戻った。
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善光寺御開帳

2009年04月20日 20時53分39秒 | 日々雑感
今年は長野市の善光寺御開帳だ。ただ今、その真っ最中。今日の月曜は、たまたま土曜日勤務の振替で休みだったので、土日を避けた善光寺御参拝ツァーとなった!

ニュースなどを見ると、土日の御開帳関連の諸行事があると、すごい混雑なので、月曜日ならまだいいだろう!と、7年ぶりの御開帳へ向かう。
長野市に着いたのは午前10:40ころ。しかし、どうせ善光寺近くには駐車できないだろう!と、かつて住んでいた長野市だけに裏道を通って、少し離れた権堂町近くのパーキングに停める。30分100円。

さて、久しぶりに参道を行く。大門町通りだ。オリンピック以来、見違えるようになった長野市街地。自分が住んでいたころとは、かな~り雰囲気も変わった。

まず、参道を行くと目に入る「大本願」。ここは上人様がおられる浄土宗。まず立ち寄り、参拝する。

続いて、仲見世通りを進むと、右手に世尊院の小御堂・釈迦堂がある。

ここは等身大の釈迦涅槃像を御本尊とし、公開されている。そしてミニ回向柱があるのだ。まず、ここで柱に触れ、参拝する。

再び仲見世通りへ戻る。いよいよ大きな山門が見えてくる。
 
それにしても、月曜日だというのに結構な混み具合だ。早くお参りしたいな…と思って進むと、「回向柱最後尾」というプラカードがお目見え!わーっ!行列だ。
「最後尾はこちらでございます!」とのこと。
んん~、そう来たか…。でも、せっかく7年ぶりだし、まあ急ぎでもないし、心静かに並ぶことにした。時刻は午前11:12。

それにしても人が多い。場内の放送を聞くと「埼玉県からお越しの○○様~」とか、「倉敷市からお越しの△△様~」…県外が多い。これもETC割引の効果か!?

10分くらいして、ようやく山門の真下にきた。平成の大修理を終え、キレイになった。山門の特別公開もあったが、何と500円。そして行列だ。回向柱でさえ行列なので、山門へはあきらめた。ただ…後で分かったのだが、山門の公開はこの御開帳帰還の限定だったらしい。まあ、しょうがない。

山門の「善光寺」の額が見えてきた!
 
この文字には秘密が隠されている。文字の中に鳩が何羽か書かれているのと、何かに似ているのだ。これは小学生のころ、覚えたこと。長野県民には有名かも!

さて、本堂も見えてきた。しかしなかなか回向柱にはたどり着かない。並びはじめて、もう30分は経っている。
柱前では4~5人ずつ並ぶように指示がある。途中で入る邪険な奴は?いないな…。というか、柱の手前には仕切りがされていて、警備の人がついているので大丈夫。せっかく善光寺に来て、インチキして罰が当たっても気分悪かろうに…。

さて、あと数メートルだ!

柱と前立本尊とをつなぐ五色の「善の綱」も見えてきた!この回向柱に触ることで、御本尊との一体感を得ることができるのである。

あと1列だ!
というところで、
「はい開けてください!開けてください!」
との警備員の声。ここで触れてしまおう!っと、ぐいっと前に出て、ありがたく触れた!
しかし、自分の後ろの人たちは、一端遮られてしまった。何事かと思ったら、何と大本願の御上人様が本堂からお下りになるというのだ。自分は、回向柱に触って、さて本堂へ!と思ってうろうろしていたら、警備の人が、
「はい、一列目の人は座ってくださいね。上人様がお通りになりますから。」
ということで、指示通り座った。大変ラッキーなことに、自分は最前列になってしまった。しばらくすると、
「お通りになります。かがんでください。そして脱帽してください。御数珠頂戴です。」
姿が目に入った。赤い傘に守られるように、鷹司御上人様ご本人だ!1人1人に数珠の房を触れてくださる。自分も思わず合掌して、待った。
あ~~~頂いた!

普段は、朝のお勤めのときに、この御数珠頂戴が行われる。そんな光景はテレビとか写真とかでしか見たことがなかった。それが御開帳のこの時に、偶然出くわすとは、何ともありがたいことで…。

警備員さんからは写真はご遠慮くださいとのことで、No photo だ。

偶然の出来事に興奮気味の自分。
さて、いよいよ本堂へ向かう。すると、左側では、これまた特別に「御印文頂戴」が行われている。これは、善光寺如来の分身である三つの御判さん(御印)を参詣者の頭上に戴かせて所願成就ならびに極楽往生の結縁の証とする儀式で、普段は正月の行事らしい。これは無料で、1人ずつ頭に「御印文」を御僧侶からいただく。

そして、いよいよ参拝だ。
ああ…遠くではあるが前立本尊が拝める。7年ぶりだ。何だか懐かしいような、ありがたいような不思議な気持ちになってくる。暗い内陣ではあるが、目をこらしてしっかりと遠くから見つめ、参拝をすませる。

それにしても大賑わいの善光寺御開帳だ。平日の昼、ちょうど12:00ころで、回向柱の並びが約30分待ち、内陣での参拝は約20分待ち、そして名物!御戒壇巡りは何と1時間待ちだという。普通、御戒壇巡りは、本堂内陣入り口である、向かって右側から入るのだ。しかし、本堂内での案内表示は左側だ。よく見ると、一端左側から本堂を下り、裏側を廻ってそして右側へ並ぶという、大行列になっていた。さすがに、1時間待ちに閉口、御上人様の御数珠を頂いたし、満足して御戒壇巡りは今回はパス。
出てから、縁起物頒布所でお守りや、ミニ回向柱などを購入。これで心おきなく、帰れそうだ。

そんな賑わう善光寺をあとにして、もう1ヶ所、行きたいところが信濃美術館。
企画展である「善光寺御開帳記念“いのり”のかたち-善光寺信仰展」(開催期間:2009年4月4日(土)~5月31日(日)に行きたかったのだ。各地の善光寺式阿弥陀三尊像や、信州各地の善光寺信仰に関わる資料や仏像などが展示されていた。

なかでも、ドイツのリンデン民族学博物館所蔵の阿弥陀三尊像の「里帰り」が目玉の一つ。何だか、外国から渡ってきた阿弥陀様とは不思議な感じがした。
しかし…善光寺如来様の本物は秘仏中の秘仏。見ることができるのは、前立本尊。それも7年に1度だけだ。だから、本物がどれほどの大きさで、どんな形なのかは和からないんだろうね。

なお、もう一つ、地元上田市下之郷の長楽寺の金銅菩薩思惟像が出品されていた。これは、数年前盗難にあったもの。最近、発見されて戻ってきたということで「おもどり菩薩」などといわれているものだ。地元にいても、寺の中にあってはなかなかみられないのだが、こうして美術館にあれば間近で見られていいもんだ…。

こうして入館料1,200円の企画展を味わい、本日の御開帳巡りは終わり。
何だかありがたい1日であった。

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自転車に乗れる?

2009年04月17日 22時23分08秒 | 日々雑感
今日、新職場で銀行に行かなければならない用事があった。その金融機関は職場から近いような遠いような、微妙な距離だ。歩くには遠いし、自動車では駐車場もどうか分からない…。どうしようと思っていたら、事務担当の人が「自転車で行ったら?」との一言。職場には何台かの自転車があるのだ。

それは…いい考え!
ただ…乗れるのか?自分…。

よく考えてみると、高校を卒業してから、ウン十年経つが、それ以来乗ってない。大学時代は、原チャリに乗るようになったし、就職してからは…まず乗ったことはない。もう何年乗ってないんだろ?

さて…ホントに乗れんの?
いや~ビックリ!結構乗れんじゃん!

ちょっと最初は怖かったがすぐに慣れ、子供時代を思い出す。「昔取った杵柄」?的で、結構乗れるもんだ…と驚いた。

しかし、あまりの体重の重さに、タイヤがいつパンクするか?と思いながら、職場へ無事戻った。
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