線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

酒の神様

2007年06月28日 11時47分21秒 | 
○酒のヨー神様~ 松尾の神はヨ~♪
という《酒造り唄》があるが、松尾神社は酒の神として知られている。蔵の中には大抵神棚に松尾神を祀ってある。

以前、京都へ旅行したとき、日本酒好きのわたくしとしては、どうしても松尾大社へ参拝したかったので、無理して単独行動で出かけた。

念願の松尾大社。酒樽が恭しく置かれていたのが印象的。そして何としてもお守りを買わねば!と、頒布所に行ってみた。そして、目についた<酒のお守り>を手にした。

わたくし:これ、お願いします!
社務所の人:はい。あ…これでいいですか?
わたくし:ええ。
社務所の人:ホントですか?
わたくし:はい。
社務所の人:あの、松尾大社には、3つのお守りがあります。1つは酒を造る方のお守り、1つは酒を売る方のお守り、1つは酒を飲む方のお守りです。お客さんは、酒を造る方のお守りでいいんですね?
わたくし:(◎o◎;) ドキッ あっ!こっちにして下さい。

もちろん、酒を飲む人お守りにしてもらった。
どうも社務所の人、わたくしの顔を見て「コイツ、酒造関係じゃないな。絶対酒飲みにちいがいない」とでも思ったのだろうか…(笑)
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夏の夜

2007年06月27日 08時03分45秒 | 日々雑感
夕べ、10過ぎに買い物をした。いつも通り、翌朝の食事のためだ。
24時間営業のスーパーだが、10時過ぎても客は少なくない。大学生みたいなのはもちろん、どうしたわけか?制服の高校生もいるぞ!?

そんなスーパーを出たとき、冷房の効いた店内と蒸し暑かった外の感じが違い、ムーンときた。

その時…。ふと通り過ぎた2人組の大学生らしき男子2人の会話。
A:なんか、夏のにおいがしねえ?
B:そうだねえ。

何ともおやっ?と聞こえた会話。そしてさわやかな感じさえした。

もう夏だ。
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田酒だー!

2007年06月26日 20時05分56秒 | 
買ったわけではない(笑)

たまたま松本市内の酒屋に入ったところ、青森の幻の酒「田酒」があった。特別純米酒1.8lだ。値段は…あえて書かないが、まあ通常の価格の2倍弱くらいといくところか。

それにしても、居酒屋で飲んだことはあったが、店頭で売られているのは、正直初めて見た。居酒屋では、確かにしっかりとした造りの酒だなーという印象であったが、それ以来あまりお目にかからずだ(笑)。

それにしても2倍弱…。まあ一時期のような越乃寒梅雪中梅が定価の5倍も6倍もする1万円以上、2万円近い値であったことを考えれば、2倍なら…とも思うが、それにしても2倍じゃな…。ボーナスでももらってからだな。

と言うことで、結局今日は八海山純米吟醸の750ml1本を買って帰った。
最近、日本酒離れだったので、ここのところ寝酒を始めた(大丈夫か?肝臓?)
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白鳥からの便り

2007年06月24日 23時06分37秒 | 民謡
毎年出かけている岐阜県郡上市白鳥町の白鳥おどりのシーズンだ。

先週、実家の方に白鳥観光協会から、今年度の白鳥おどりの日程表が送られてきた。どうしたわけか?こちらから毎年お送りいただいている(「踊り免許」を頂いたからかな?)。
わたくし、信州在住ではあるが、HPのトップページではいつも日程を掲載したり、掲示板などで白鳥おどりお知らせしたりしている。なかなかこの日程表は、どなたかに直接お渡しする機会もあまりないのだが、お送りいただくと「今年も踊りシーズンだ!」とうれしい気分になる。

今年はどうしよう?せっかくなら徹夜の晩に行きたいな…と思うのだが、昨年は宿の関係で徹夜へは行かれなかった。今年こそ、徹夜の晩に行きたいものだ。また郡上おどりとかけて、踊りに出かけたい。

今年も踊りの熱いシーズンが目の前だ!



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秀々

2007年06月21日 01時06分38秒 | 音楽
ちょっと欲しいCDがあって、松本市内のCDショップへ行った。ライオン堂だ。深夜12:00までやってるので、遅く帰るわたくしにとっては、ありがたい店だ。

さて、お目当てのCDが見つかったところで、何気にぶらぶらしていたところ、秀々の新作CDが目に入り、買ってみた。《日本~ネオジャパネスク》というアルバムだ。

「秀々」とは三味線の尾上秀樹と尺八の石垣秀基の二人によるユニット。プロフィールを見ていたら、三味線の尾上師は三味線藤本流名取。藤本流三味線といえば、民謡や端唄の一大流派。亡くなられた藤本丈師の膨大な三味線曲集は民謡三味線をやる者にとってはバイブル!(かくいうわたくしも、小さい頃、少ーしかじったことがある!)

尺八の石垣師は尺八・山本邦山門下。そして石垣征山師のご子息とのこと。ちなみにわたくし、学生時代に邦楽クラブにいて、宮城道雄《春の海》を仲間と合奏したのだが、それが石垣征山師編曲の合奏版だった。その時!わたくし、尺八を一人で吹くことになってしまったのだが、有名な冒頭部「ハローツーロハチレチ」の、「ハロー」が出なかったという苦い思い出がある(笑)。


ということで、民謡三味線、邦楽好みのわたくし、おおっ!と思い、買ってみた。

曲はオリジナル7曲とカバー曲2曲。
 ①獅子奮迅
 ②HA・YA・TE
 ③もらい泣き
 ④トンテケトン
 ⑤DEEP BLUE
 ⑥WORLD WIDE
 ⑦RYDEEN
 ⑧虚無僧
 ⑨ソーラン節~秀々バージョン

オリジナル曲は、②HA・YA・TEが石垣作品で、あとは尾上作品。さすが邦楽演奏家だけあって、伝統的な雰囲気を醸し出す曲もあれば、アジア風というかオリエンタルな感じの曲、琉球風な雰囲気の出るパッセージ等々、よく聴くと個性的な曲が並ぶ。

これは新しい雰囲気だ。いわゆる現代邦楽の世界ともちがう。これは三絃の間にも、新しいページを作らねばなりそうだ。
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