恥ずかしいところだが、三味線に触れることが格段に減っているこの頃…。
やはり三味線を弾かないと皮も破けやすいということを聞いたことがある。もっとも自分の部屋の湿度もあろうが、ついつい破けがち。
破けたままでは情けない。先月、いつもお世話になっている三絃師に皮の張替えをお願いし、それが戻ってきた。
今回、提案いただいたカンガルー皮を張ってみた。
猫や犬は破けやすいものだがカンガルー皮は丈夫らしい。実際弾いてみると、何だか明るい響きに感じた。
日本の伝統文化とはいえ、楽器の素材にも苦労があるという。しばらくカンガルー皮の音色を味わおうと思う。