線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

安曇野らしい風景

2013年05月30日 20時02分46秒 | 日々雑感
先日、安曇野市をふらついた。穂高の御法田あたりの有名なワサビ田あたりで、ふっといい天気で、気持ちのいい風景に出会い、思わずスマホでパチリ!



何かいいね…川の流れ。



水が豊か。安曇野には湧水群があり、日本アルプスの伏流水が湧き出すポイント。この川も豊かな水量で、きれいな水だ。きれいな水はきれいな風景を作ってくれる。同じように写真を撮ってた観光客もいた。長野県民だが、いいものはいいのだ(笑)


民謡《安曇節》に歌われている有明山もよく見えた。


プリンのような形の山の姿は、印象的。

♪何か思案の 有明山に
 小首かしげて 小首かしげて 出たわらび
 出たわらび 出たわらび チョコサイコラコイ


四季を通じて、人気スポットの安曇野市。たまにはゆっくりと訪ねたいな。

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和太鼓を気軽に…

2013年05月28日 21時29分01秒 | 音楽
『WAVE DRUM Mini 和太鼓』を購入した!和太鼓奏者・金刺敬大さんのブログを見て、ほぼ即買い!



センサー内蔵のクリップによって、何かにつないで叩くと音になる。そして本体のパッド部分も音が出るので、2種類以上の音を重ねて楽しむことができる。

この『和太鼓』には、いろんな音が内蔵されている。大太鼓、長胴、鉦等々…。声も入っていて「ソイヤ!」「ハッ」といったかけ声もおもしろい。

まだまだ遊んでいるような段階だが、アンプとかにつないで大迫力の和太鼓の音!になるといいな…などと期待している。開発された、川田太鼓工房さんのサイトはこちらから。
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元善光寺

2013年05月25日 21時31分16秒 | 歴史
飯田市座光寺にある元善光寺へお詣りに行った。

ここは言わずとも知られた、長野の善光寺の元であるという寺名。善光寺の名前の元は、本多善光の名前からで、その誕生の地であるという。

子どもの頃、図書館に「光る臼」という本があった。善光寺如来の縁起を説いたお話で、座光寺という地名の由来でもある。そんな座光寺の地にある元善光寺は、規模こそは小さいものの、あの善光寺の元がここにあったのか…と思うと、感慨も深い。

ここにも「御戒壇巡り」ができる。人間、極楽へ行きたい!という俗人の願いが叶うべく、体験してきた。

ああ…何だか清々しい気分だ。
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丸の内音頭と東京音頭

2013年05月22日 22時45分26秒 | 音楽
先日、中野市にある中山晋平記念館へ行ってみた。

久しぶり!晋平さんの銅像も、どうみても塗り替えられたかな?という感じだ。

さて、中山晋平さんの大きな仕事の1つに新民謡の作曲がある。今となっては、新民謡とはいえ、ほとんどトラディショナルな感じさえしてくる。

今回、「中山晋平の新民謡」というCDを買ってきた。


この中に、盆踊りの定番《東京音頭》があった。

○ハァー踊り踊るなら チョイト東京音頭 ヨイヨイ
 花の都の 花の都の 真ん中で サテ
 ヤートナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤートナ ソレ ヨイヨイヨイ


西條八十作詞。唄は勝太郎と三島一声。できたのは昭和8年だそうだ。某球団の応援歌としても知られているが、この曲、実は元唄がある。昭和7年にできた《丸の内音頭》だ。

○ハァー踊り踊るなら 丸くなって踊れ ヨイヨイ
 踊りゃ心も 踊りゃ心も 丸の内 サテ
 ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ


やはり西條八十。唄は藤本二三吉だ。何でも日比谷、丸の内一帯の商店主の依嘱で作られたが大好評で、翌年に丸の内から大東京に飛躍させたものだという。

歌詞が変わり、メロディやリズムが若干変わったようだ。こうして日比谷、丸の内から大東京、そして全国へ広まっていったのだ。これは何とも、懐かしい曲になっている。自分もこれなら踊れる!

晋平メロディの代表作の1つだ。

コメント (2)
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富倉そば~中野市郷土食堂

2013年05月19日 21時56分20秒 | 食べ物
今日は中野市へ出かけてみた。そのとき、久しぶりに郷土(ごうど)食堂へ寄った。


ここは、飯山市でも新潟県境にあたる山間地・富倉地区伝統のそばをいただけることで知られている。


普通、小麦粉でつなぐところを、富倉では「ミヤマボクチ」というヤマゴボウの葉を乾燥させて取り出した繊維をつなぎに使うのだ。

コシがある信州らしいそばだ。つなぎのためなのだろうか、そばだけでなく独特な香りがする。しかし、このワザも大変らしく、富倉そばは「幻のそば」と言われている。

飯山をはじめとして北信地方から、新潟県上越地方の郷土食「笹ずし」も注文してみた。

笹の上に飯を乗せ、その上に山菜や鬼クルミなどを添える。これは信州側では「謙信ずし」とも言う。何でも、富倉の方々は川中島合戦のとき、信濃と越後を往き来する上杉謙信にこの「笹ずし」を送ったといい、謙信公も野戦食としたというのだ。


北信濃らしい郷土食を味わえる郷土食堂。また訪ねたいところだ。
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