線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

生島足島神社

2009年08月30日 21時59分37秒 | 日々雑感
今日は生島足島神社へ参拝した。

日本のへそとよばれ、何でも本州の中央なのだそうだ。
祭神は生島大神と足島大神の二柱。
池に浮かぶ島に、立派な拝殿があるが、本殿はなく、拝殿奥の内殿の床がなく、大地が御神体なのだそうだ。

当社は、我が家の氏神様だ。

最近、神社で御朱印をいただいている方を見かけ、自分も始めてみよう!と、今日は生島足島神社の御朱印をいただいた。

新しい御朱印帳のトップページにふさわしいかな!と思う。

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天地人をめぐって

2009年08月18日 22時36分54秒 | 歴史
今日は新潟へ行きたい気分だった。
盆休みも最終日、軽~く新潟へ出かけてみた。

NHK大河は「天地人」。あるじ上杉景勝に生涯忠誠を尽くした直江兼続の物語。
舞台の1つ、上越市へ向かう。

今日は高速で行く。途中、巨木も見たいな…と思い、中郷I.C.で下り、旧新井市を行く。まず、乙吉の大ケヤキ。

これは田んぼの中にある。何ともステキな眺め。太さとしては、それほどでもないが(笑)、何しろ形がいい!

そして、その近くの鮫ヶ尾城跡へ。

ここは上杉謙信の没後、跡目争いとなってしまった上杉景勝と景虎。御館の乱のあと、追われることになった景虎が頼った信越国境に近いこの鮫ケ尾城で、ここで絶世の美男・景虎は自刃する。城跡へは徒歩になってしまうので、弱気な自分は遠景を撮る。

さて今度は直江津方面へ。春日山城や林泉寺は今回はパス。自分は上越市に住んでいたことがあり、その頃はこれらの有名観光地へは行ったことがある。
しかし…この御館は知らなかったな…。

住んでる頃は、近くをよく通っていたのに、当時はよく知らなかった(恥)
公園となっていて芝生が広がっているだけだ。実際の敷地は相当広かったようで、春日山城の本丸を見ることができたのだ。

さて御館をあとにして、今回のメイン、「天地人博」開催中の、直江津屋台会館へ行く。


中は、いろんなパネルや年表、資料、撮影に使われたもの等が展示されている。平日なのに結構混んでいたし、字が多く、ていねいに見ていくと時間がいくらあっても足りない。ということで、どんどん進む(笑)

目についたのでは、役者さんのサイン。

直江兼続役の妻夫木サンのサイン。


兼続の幼少時・与六を演じた、子ども店長・せいしろうクンのは、なんだか可愛い~!
ちなみに、この子役さんは、兼続の子ども役で再出演するらしい。大人気のこども店長!

出口にはショップがあった。こういうところへ来ると、ついつい関連グッズを買ってしまう。どうせなら「愛」の文字の何かが欲しいのだが、ことごとく売り切れ。ようやく見つけたキーホルダーを購入。

結構時間をかけてまわった「天地人博」。今年中は12月までやってるそうだ。ますます人も来るのかな?

ドラマでは「さらば、越後」の回がすみ、会津への国替えになった。福島や山形へも行ってみたいな!
コメント (4)
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夏の岐阜訪問③

2009年08月14日 04時30分52秒 | 日々雑感
さて踊りだ!
徹夜踊りの初日ということであるが、自分は今年はこの日しか踊れない。ということで、少し早めの8:00前から踊り会場へ移動した。
屋台の周りは、ぼちぼち人が集まってきたかな…程度。保存会の方々はすでにおられた。これから明け方4:00までの8時間を踊るのだ~!

しかし、午後8:00~4:00ということは、12時間戻せば、小学生が朝の会やって、1時間目やって、給食食べて、掃除して、下校するまでの時間を、ずっと踊り続けてるくらいの計算。これが白鳥では3日、八幡では4日続くのだ。まあ大変と言えば大変。

さて《源助さん》からスタートだ。これを聴くと白鳥らしさを感じてしまう。
そして《シッチョイ》。これもゆらゆら揺れながらの感じが心地よい。
《八ツ坂》も優雅といえば優雅。手を2回上から流すようにするのだが、ここが結構キレイだ(…と思う・笑)
だんだん元気がよくなる!《老坂》は若者はちがう動きをする。自分にはできないし、踊るつもりもない。決められた振りを決められたように踊る。
そして《猫の子》。これも手を広げるところが結構好き!八幡とは随分振りも唄もちがう。
そして、いよいよ難しい《神代》!これは白鳥踊りのなかでは最も難しい。ターンが多く、慣れてない人とはすぐぶつかってしまう(笑)

更に人気の《世栄》。これはなかなか大変。振りは単純なのだが、テンポが倍速以上になる。若者は跳びはねまくり。自分は、きちんと(?)踊った(笑)

一通り踊ると、9:30を回るが、10:00からは踊り審査がある。白鳥の場合は、あらかじめエントリーしておいて《神代》と《猫の子》で審査される。自分も何年か前にいただいた。

さて2時間近く踊ったので少し疲れてきた。ここで一休み。浅野屋さんへ一端戻り、部屋へ行く。とにかく汗だくなので、着替えるのだ。まだ6時間もあるので(笑)、軽く仮眠を取ることにした。携帯のアラームで1時間ほど寝る。

ほぼ正確に起きて、新しい浴衣で第二陣!時刻は11:00。
だんだん、いわゆる観光客風な方が減り、また毎晩のように通っている方々が登場している。かと思えば、8:00からずっと踊ってる人もいる。

ところで自分は…メタボなボディではあるが、それだけない汗かき人間だ。着替えた浴衣でも、すぐに汗が出る。保存会の方々は、何とも涼しげな感じで踊られている。んん~何でだろ?無駄な動きがないのだろうか!?

さて少し涼しげになってきた。時刻は日付をまたいで1:00近くなる。


あと3時間か。でも眠いな…と思うと、ここでもう一休みしておいて、あとは4:00までしっかり踊ろう!と思い、もう一度宿で仮眠をとる。

そしてファイナルステージ!2:00からのスタート。見覚えのある方も登場、アイコンタクトでご挨拶。
ここからは1曲1曲踊るたびに、あ~これで踊り納めだ!あと1年後だ!という感慨に…。《源助さん》が流れたときは泣きそうになった(笑)

そして3:45。これで《世栄》で終わりだな。最後のは凄かった。
最後は若者が叫びまくり、跳びまくり…という感じ。踊りの振りとしては単純なのだが、何と言ってもテンポが、徐々に速まっていく。大体は、 落ち着いたテンポで終わるが、この最後のは…普段あまり体験しないテンポだ。とにかくこの曲の特徴として、裏拍で下駄を打つのだが、最後のテンポではそれもできなくなってきた。そして「ドッコイショイ」のかけ声も大きく、音頭取りの歌詞も分からないくらいだ。
あ~終わっちゃった~。あ~疲れた。

「おつかれさまでした」の文字が出たが、踊り子ギャラリーから「さのさ!さのさ!」とコールがかかる。お約束の(笑)《さのさ》を踊って終わる。

終わって宿へ戻る。宿は明るいが、各部屋の灯りは落ちている。そこでひとっ風呂、軽く汗を流す。外は若干明るい。
時刻は4:25。下校時刻ならぬ、就寝時間。おやすみ!

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夏の福井訪問①

2009年08月13日 22時40分16秒 | 日々雑感
郡上八幡の朝。天気予報通り、曇り空だ。

早起きして散歩へ行く。まず宗祇水へ。

やはり、ここの水を飲むのは気分がいい。清々しい感じだ。
ペットボトルに軽く注いで、飲みながら八幡町内を歩く。

さて宿に戻って朝食。八幡は水がいいせいか、ご飯もうまい!3膳飯食ってしまった。

朝食後、外を見る。えっ!雨降ってるじゃん!
雨も降らぬに袖しぼるどころか、雨降ってシャツしぼっちゃう感じ~。


さて、今日の予定は、今晩の白鳥踊りの徹夜踊りへ向かう。その間、福井を廻り、巨樹めぐり!ということにした。

宿を出るころも雨だ。八幡町内をゆっくり走りながら、北上する。
本当は、旧大和町内の巨木を廻ろうと考えていた。それにしても雨がひどい。それなら、早々福井入りしよう…と、白鳥町まで行って、油坂峠道路へ入る。

この道はかつての美濃街道。そしてダムに沈んだところ。今は九頭竜ダムとなっている。そのダム湖はなかなかいい眺めだ。小雨模様で湖上はうっすら霧がかかっている。幻想的だ。

さて、福井に入ったところで、まず旧和泉村の打波白山神社のカツラへ向かう。九頭竜川から打波川をさかのぼっていく。この道でいいのかな?と思って行く。あった~!

コレは神秘的~!何本も重なっている雰囲気は、カツラの独特な感じ。あたりは小雨で、さらに雰囲気がいい。白山神社だけに、ここは泰澄大師が食事をしたあと、箸を挿したところ、これだけ育ったという。

さて、大野市街地へ向かう。次に向かったのは専福寺のケヤキ。

国指定天然記念物だが、主幹を欠き、少し衰え気味。でもでかい木だ。 

そして、大野まで来れば「御清水」へ行こうとする。大野も名水の町だ。
途中、菖蒲池という地区で白山神社に古いケヤキ発見!思わず停めて、デジカメ!

さて「御清水」へ。
ここは…何年ぶりだろう?キレイに整備された水場は、何とも清々しい。ここでも水を飲む。やわらかな水だ。そして、ペットボトルに水を注ぐ。

さてお昼前。少し早いが、昼食。大野といえば越前ソバだ!「福そば」さんで、美味しいソバをいただく。

さて食後は、勝山まで行く。ここでは岩屋観音に行きたかった。
勝山市でも永平寺町寄りの方へ行き、岩屋川沿いに山へ入るとある。ちなみに岩屋キャンプ場の手前だった。
さて岩屋観音というわりにいきなり鳥居。そうだ、やはり神仏混淆の史跡だろうなとは予想された。よくよく調べると、やはり泰澄大師の関わりのあるところだった。ここには観音堂があるが、その裏手に「子持ち杉」がある。

この大スギは、凄スギだ(笑)。何とも奇妙な形。そして神秘的な感じ。
何だか離れがたい雰囲気だ。

更に遊歩道を廻ると、稲荷神社があって、その脇に飯盛杉がある。さらにぐるっと廻ると大きな岩があったり、かなりの太さの木々の間を進むようになっている。そう「胎内めぐり」のコースだった。しかし雨は降っているし、なかなか険しいコースだし、汗だくだ。しかし、せっかくの「胎内めぐり」。生まれ変わったような気持ちで、岩屋観音を後にする。

続いて、雨と汗がひどかったので温泉にでも入りたいな…と、かつて行った勝山温泉センターに行こうと、裏道等を適当に走ってみた。すると…見つけてしまった。
薬師の大イチョウ。そして境内には、資料にもないのだが、スギも立派だ。
そして、もう少し行くと神谷神社にはトチノキがある。雨も降り、いい状況ではないが、まだまだ巨木がありそうだ。

さて久しぶりの「勝山温泉センター」にたどり着く。結構混んでいる。
中に入ると結構広い。若干、カルキ臭もあり、まあまあかな?!

ぼちぼち、岐阜へ向かわないといけないな。再び大野市へ戻り、国道157号線へ。雨が続き、イヤな運転。しかーし、おそってきた!眠気。どうしようかなとも思ったが、名水の里らしく、「水辺のいこい」の広場で仮眠。

さーて、寝ぼけた感じで油坂峠へ向かう。まだ、調子も悪い。すると目に入るのは、九頭竜温泉「平成の湯」。ここもなつかしい。せっかくだから入っちゃえ~と、2湯目。ここはなかなかいい湯だ。

浴後、元気を出して、雨の九頭竜湖沿いの道を行く。
ふと見ると、油坂峠の頂上から旧道の入り口が見えた。そうだ!初めて来たときは、この油坂峠道路はまだ出来て無くて、峠道だったのを思い出す。なつかしいついでに旧道を行ってみた。トンネルがあって、出ると白鳥町。すると!何ともいい形の木が!

トチノキだ。これはいい形だ。斜面に向かって張り出している枝が大きい。しばらくここでたたずむ。雨が憎い…。名残惜しい感じもしたが、先を進める。この峠道はどうだったかな?と思いつつ進んだが、案外いい道だった。

白鳥町の市街地へ下り、観光センターを冷やかして、毎年お世話になっている浅野屋旅館さんへ。

こちらの旅館へは何年通っているだろう?すっかり顔なじみになったおかみさんが、にこにこと迎えてくれる。バイトのおねーちゃんも覚えててくれて「いらっしゃーい」。なんだか、田舎の親戚にでも来たような感じだ。それにしても雨が…。
「今日はどうかなあ?降ったり止んだりかもね」

まあ、せっかくなので一休みして、白鳥町内を散歩することに。すると不思議なことに?雨があがってきた。そして空も明るくなってきた。

宿にもどって、夕食。浅野屋さんの食事はいつも楽しみ。アユの塩焼きも出るし、うれしいひととき。

さて腹ごしらえも澄んで、これから踊りの始まりだ!
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夏の岐阜訪問②

2009年08月12日 23時57分41秒 | おまつり
いよいよ踊りに行く。
今日は徹夜踊りの始まる1日前。以前は、この日だけは踊りはなかった。今は城下町プラザによるもので7:30~9:30という日程だ。

お囃子は保存会ではないメンバーらしい。
それにしても1年ぶりの郡上踊り。まずは《かわさき》から。
やはり、この曲を聴くのがいいな。古調の素朴な振りとはちがって、優雅な振り。

個人的には《三百》が好き!結構難しい踊りではあるが、覚えてしまうとなかなか楽しい。
一方《春駒》は…年を重ねると、やはり苦しい踊りだ(笑)
いつも一休み。
《げんげんばらばら》《ヤッチク》あたりまでは、まあいいのだが、残す《さわぎ》《甚句》《猫の子》が、いつも忘れがち。《さわぎ》なんて、一応「踊り免許」持ってるんだけどな…。
そして《まつさか》。これで、その日の踊りが終わるのだが、この♪ハーヨイヤナーヤートセーが聞こえると、何だかさみしい感じ。

いつもより早めに終わる。
やはり明日の白鳥は徹夜。それに備えて、早く寝よう!
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