今日は諏訪周辺をふらついた。この辺はあまり出かけたことがなく、興味深い地域だ。
巨木を中心に廻ってみた。
まず「先ノ宮神社のケヤキ」。場所は諏訪市大和。国道20号を東京方面に行き、左折して中央東線を渡って、狭い道を上がっていく。「先ノ宮」とは諏訪神社以前にあった神社の意味だそうだ。
拝殿左手にあった。目通り幹囲8.2mの巨木だ。
いくらか痛んだ感じもあるが、たくましいケヤキ。いくらかコブも見られた。こんな巨木のあるところに神社を造ったのか、神社のあるところに植えたのか、何ともパワースポット的雰囲気だ。
諏訪大社本宮で参拝し、続いて茅野市へ。
まず「達屋酢蔵神社のケヤキ」。場所は茅野市ちの。国道20号から茅野市街地へ入る道沿いに見えてきた。横内の公民館のすぐ横だ。
昨年、諏訪は御柱祭だったが、この神社は古来より御小屋神林より御柱の曳出し特権を持つ唯一の末社であったという案内板があった。
境内には目立つケヤキの巨木が3本とサワラがあった。いちばん大きいのは本殿裏のこれ。
目通り幹囲7.2mの堂々たるモノ。ただし、損傷が激しく、主幹も欠損している。落雷か火事だろうか。
ついでに、この神社へ入ったとき、取り囲む水路の水がとても澄んでいて、鯉が泳いでいることに気付いた。また、手水から水がしたたり落ちていた。
境内をよく見ると「水資源開発の碑」があった。読んでみると、昭和41年にこの横内地区の豊富な地下水が探査され、茅野市とともに飲料水の提供を開発が始まったのが昭和48年だそうだ。その折りに、この神社の御神水として奉納したとあった。境内は本当にキレイな水が引かれている。
さて続いて大門街道方面から湖東方向へ行く。「縄文の湯」や「尖石遺跡」の標識をかすめながら「湯みち街道」を行くと、まず「白山社の大柏樹」に気付いた。場所は茅野市湖東。
いわゆる「カシワ」である。目通り幹囲4.3m。道端で、ややかしがっている。バックに広がる八ヶ岳山麓の風景とマッチする。
さらに奥へ行くと「笹原のシダレヤナギ」がある。場所は同じく茅野市湖東。
目通り幹囲4.2mのシダレヤナギ。現在は笹原公民館脇の広場にある。この場所は,明治期は笹原学校であった。その学校に通う子が授業料を払えず、代わりにヤナギの苗を1株持ってきて植えたといい、それがこのヤナギなのだそうだ。何とも昔話になりそうなお話だ。今日まで大事にされてきた古木だ。
さて再び戻って、大門街道へ合流しようと進んでみると、やはり道路沿いに「子ノ社のケヤキ」があった。場所は茅野市北山芹ヶ沢。
目通り幹囲5.6mの巨木。道路側の幹が裂けているのか、金属板で覆われていた。その金属板には「芹ヶ澤区」と書かれており、分かりやすいというか何というか(笑)
こうして、諏訪市から茅野市を巡ってみた。諏訪地方は自分にとっては「未開」の地なのだ。諏訪信仰の根付いた面白い場所でもある。また機会を見つけて出かけたいものだ。
巨木を中心に廻ってみた。
まず「先ノ宮神社のケヤキ」。場所は諏訪市大和。国道20号を東京方面に行き、左折して中央東線を渡って、狭い道を上がっていく。「先ノ宮」とは諏訪神社以前にあった神社の意味だそうだ。
拝殿左手にあった。目通り幹囲8.2mの巨木だ。
いくらか痛んだ感じもあるが、たくましいケヤキ。いくらかコブも見られた。こんな巨木のあるところに神社を造ったのか、神社のあるところに植えたのか、何ともパワースポット的雰囲気だ。
諏訪大社本宮で参拝し、続いて茅野市へ。
まず「達屋酢蔵神社のケヤキ」。場所は茅野市ちの。国道20号から茅野市街地へ入る道沿いに見えてきた。横内の公民館のすぐ横だ。
昨年、諏訪は御柱祭だったが、この神社は古来より御小屋神林より御柱の曳出し特権を持つ唯一の末社であったという案内板があった。
境内には目立つケヤキの巨木が3本とサワラがあった。いちばん大きいのは本殿裏のこれ。
目通り幹囲7.2mの堂々たるモノ。ただし、損傷が激しく、主幹も欠損している。落雷か火事だろうか。
ついでに、この神社へ入ったとき、取り囲む水路の水がとても澄んでいて、鯉が泳いでいることに気付いた。また、手水から水がしたたり落ちていた。
境内をよく見ると「水資源開発の碑」があった。読んでみると、昭和41年にこの横内地区の豊富な地下水が探査され、茅野市とともに飲料水の提供を開発が始まったのが昭和48年だそうだ。その折りに、この神社の御神水として奉納したとあった。境内は本当にキレイな水が引かれている。
さて続いて大門街道方面から湖東方向へ行く。「縄文の湯」や「尖石遺跡」の標識をかすめながら「湯みち街道」を行くと、まず「白山社の大柏樹」に気付いた。場所は茅野市湖東。
いわゆる「カシワ」である。目通り幹囲4.3m。道端で、ややかしがっている。バックに広がる八ヶ岳山麓の風景とマッチする。
さらに奥へ行くと「笹原のシダレヤナギ」がある。場所は同じく茅野市湖東。
目通り幹囲4.2mのシダレヤナギ。現在は笹原公民館脇の広場にある。この場所は,明治期は笹原学校であった。その学校に通う子が授業料を払えず、代わりにヤナギの苗を1株持ってきて植えたといい、それがこのヤナギなのだそうだ。何とも昔話になりそうなお話だ。今日まで大事にされてきた古木だ。
さて再び戻って、大門街道へ合流しようと進んでみると、やはり道路沿いに「子ノ社のケヤキ」があった。場所は茅野市北山芹ヶ沢。
目通り幹囲5.6mの巨木。道路側の幹が裂けているのか、金属板で覆われていた。その金属板には「芹ヶ澤区」と書かれており、分かりやすいというか何というか(笑)
こうして、諏訪市から茅野市を巡ってみた。諏訪地方は自分にとっては「未開」の地なのだ。諏訪信仰の根付いた面白い場所でもある。また機会を見つけて出かけたいものだ。