新潟下駄総踊り

先日、ＮＨＫの民謡番組を見ていたら、新潟の新しい？踊りとして「下駄総踊り」が紹介されていた。新潟といえば樽砧だが、≪新潟甚句≫に出てくるような樽のリズムにのって思い思いの着物で、かなり鋭い音の下駄を鳴らしながら踊っていた。

下駄総踊りのＨＰによると…
　３００年前の新潟には三日三晩踊り明かす祭りがありました。
当時の新潟は港が栄え、花柳界では新潟盆踊りがもてはやされ「都は京都か新潟か」といわれたほどの華やかさでした。また、町民の間でもあり余るエネルギーを踊りに向ける姿がありました。７４ある橋の橋げたに醤油樽を持ち即興で打ち鳴らし、人々は音のするほうへ仮装を施し、小足駄（こあしだ）と呼ばれる下駄をかかえ走り寄り、橋げたに下駄を打ち鳴らして、三日三晩ひっくり返らんばかりに踊り狂ったと言われています。こんな様子ですから新潟人の踊り好きは並みの情熱ではなかったようです。その当時の様子を残す歴史的資料は多くはありませんが、初代新潟奉行である川村清兵衛修就（かわむらせぇべえながたか）が新潟人の風土、風俗に関心が深くその様子を「蜑の手振り（あまのてぶり）」という絵巻物に書かせ残しています。

「よさこいソーラン」にはあまり関心がないわたくし、この下駄総踊りには何か惹かれるものがある。機会があれば新潟まで見に行ってみようか？と思った。
　

ちなみに、このサイトから樽砧が買えるようだ。

１５，４００円！

これがあれば八木節にも使えるかな？（笑）

春は名のみの 風の寒さや

先週はやや暖かい日があった。風の感じ、空の青さに何となく春らしさを感じた。

が

この日曜日は、急に寒くなった。…というか大荒れだった。
雪も降った。積もるほどでもなかったが、どんよりとした空模様で、ツブツブした発泡スチロールの細かいのみたいなのが、散乱してるような感じ。

夕方上田から松本へ向かったのだが、そんな天候のなか、三才山トンネルあたりでは、５：３０p.m.くらいで氷点下４℃くらいだった。松本の住宅のあたりでも氷点下２℃くらい。寒いわけだ。

夜のニュースを見たら、全国的に大荒れだったようだ。

まだ春は遠いな。

奥三河芸能祭

毎年３月に、愛知県新城市文化会館を中心に、三遠南信の民俗芸能等を集めて公演したり、各種イベントを催したりしてきた「奥三河芸能祭」を楽しみにしていた。ここのところ、多忙につき、毎年行っていたわけではないが、あの雰囲気は大好きだった。

今年も？と思い、念のために新城市に問い合わせをしたところ、何と昨年度で終了したとのことだ。昨年度で２０回。どうも財政難もあったとも聞く。せっかく楽しみにしていたのだが…。いろいろイベントはあるが、この「奥三河芸能祭」はいい内容だっただけに、終了は大変残念だ。

三遠南信の雰囲気が好きで、ついでに鳳来寺や豊川稲荷といった古刹、湯谷温泉などの名湯にもついでに寄ってくるといった楽しみもあった。そして新城という場において、各地の芸能が集まる意味も大きいと思った。やはり奥三河の中心地、三遠南信の入口としての場所・新城。このイベントは大変意味のあるものだと思う。

財政難も分かるが、日本人の精神性を豊かに保っていくのはやはり音楽や芸能といった「文化」だと思う。何か形を変えてでもいいので、何か持続していってほしいと切望する。

ツブガイ

今日は何とな～く回転寿司へ行った。いつも食い過ぎないように…と思いながら、ついつい手が伸びる、おそろしいところだ（笑）。

わたくし、ネタのなかでは案外「貝」が好き。
アワビみたいな高級なのは、あまり手を出さないが（笑）、ホタテとか、アカガイとか…。新潟時代によく食ったバイガイなんかは、コリコリとして好きなのだが、松本あたりではなかなか並ばない。ちなみに富山へ行ったとき、回転寿司に入ったら、あった！普通のバイガイと地バイガイと分けてあった！両方食べた「おバカ」である…。

さて、この辺ではバイガイはないのだが、ツブガイなら結構安価であるので、結構注文してしまう。これもバイガイほどではないが、コリっとした食感が結構好き！

今日も、寿司屋に入ったら、いつも握ってるおじさんが「何でも好きなのを注文してくださいよっ！」と威勢よく声をかける。
ところがである！次に意外な言葉が…。
「ツブガイでも入れときますか～！？」
ときた！コレには思わず、「…はい！お願いします」と素直に反応してしまった。
わたくし、そんなにツブガイばっかり食ってるヤツっと思われてたんだ…。内心大笑い！

今年は雪が多いかも？

長野県北部に大雪警報が出たという。松本市内はとりあえずは降ってはいないが、夜は雪が降った。

昨シーズンは降雪らしい降雪はなかったという印象だったのだが、今年は結構降るな…という感じだ。

日当たりのいいところは結構溶けるのだが、住宅の出口が北向きなので、雪が残っている。しかも溶けかかって凍るので、駐車場まで行くのにツルツルになってしまう。
ただ、今日は仕事だったので、朝出て行くと、どなたかが雪を払ってあって、ツルツル部分も、割ってばらけてあった。何とありがたいことだ！と思った。

それにしても…早く春になれ！っという気分である。