患者さんが具合が悪くなると、病院に紹介しなければなりません。
緊急性がある場合は病院に電話して診療のお願いをすることのなります。
病院によっては、地域連携室に連絡して医師の返事を待ったり、地域連携室から
医師に繋いでもらったり、中には地域連携室→看護師→医師と三段階で
話をしなければならなかったり
病院ごとにクリニックとの対応は様々です。
地域連携室ではFAXで届く予約の対応が主だったり、緊急の診察依頼を
お願いするでも医師にお伺いを立てるだけだったりするところも。
そんな中で素晴らしいのは桑名病院の地域連携室。
脳卒中の疑いがある患者の救急の診察を依頼すると地域連携室の担当者が
病状などの情報を把握してドクターと受け入れをコーディネートして
すぐに受け入れの返事がきます。
一刻一秒を争う脳卒中の患者をすぐに送り出して時間をおかずに
診察をしてもらうことができます。
同級生の渡辺正人先生に聞いたことがありますが、
「地域連携室は重要なので有能な人材を配置して、ドクターと
受け入れをコーディネートする権限を与えている。」と
話をしていました。
同級生ながら渡辺正人院長の慧眼と実行力には敬服するばかりで、
脳卒中診療に対する情熱に感謝しています