宮城県美術館で開催中の「黄金伝説展」
、
黒海沿岸のヴァルナ遺跡から発見された
6000年前の世界最古の金
ブルガリアが世界に誇る秘宝の数々が見られます
集団墓地から発見された世界最古の金
金は遠くはるか昔、神話の時代から
人々を魅了し続けるもの
金にはそれにまつわる興味深い物語が存在します
金の羊毛を手に入れたコルキス王
それを探す英雄イアソンの冒険
人間を魅了し
翻弄させる金。。。
金のリンゴをめぐる3人の女神たちの物語
細やかな細工は必見です
時代を象徴するモチーフ
目を奪われ見入ってしまいます
グスタフ クリムトの「人生は戦いなり《黄金の騎士》」
金箔で描かれた騎士
黒い馬にまたがったそれは美しく浮かび上がってきます
最近見た映画「黄金のアデーレ」
これにもクリムトの作品は登場しますが
こんなタイミングで本物が見られるなんて!
父親が彫金師という事もあってか
彼の作品には金が非常に効果的に使われています
馬の輪郭がぼやけているにも関わらずその存在ははっきりとし
背に乗る騎士と何ら違和感を感じません
引き込まれます
現代では再現する事ができないであろうと
言われる古代ローマの職人の技巧
人々が金に魅了されてきた理由を知ろうと
作品を食い入るように見ているうちに
次第にその輝きに自分も魅せられていました----
道理でたくさんの神話や物語が生まれるはずです
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