![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fe/40ba81b6019ad79aa3ff42b27dcd487f.png)
ルーヴル美術館のカルコグラフィーコレクション
「カルコグラフィー」とは、ギリシャ語で
「銅版にかかれたもの」という意味
カルコグラフィーのそもそものはじまりは
ルイ14世がフランス王家の権勢を
国内外に知らしめるために
壮麗なイベントや芸術作品を銅版画で記録したことからと
されています
今では芸術作品の複製として無くてはならないのが
カルコグラフィーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a1/376a84199047d54405383e6dfcb06f84.png)
まずは、ルーヴル美術館の前身
ルーブル宮殿を描いたものから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4b/5d7d78e6aa6763e0f730ae4339a192e9.png)
そして作品はベルサイユ宮殿にいたるまで
まさに当時の王家の栄華を記録し今に残しています
《ルネサンス》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a8/26abb5519ac74117de6b0a24ee4364e3.png)
レオナルド・ダヴィンチ
「イザベラデステの肖像」
(ちなみに、これは銅版画でなく原画ですが・・・)
これがすばらしかったです
「モナリザ」もあったのですが、輪郭線を見事に排除した
ぼかしの技術に感嘆してしまいまいた
銅版画は点と線で構成されているのですが
この作品に関しては、そのいずれをも全く感じさせない見事な表現でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d8/aa5c71d812f375e948001cab904799aa.png)
ラファエロ・サンツィオ
「美しき女庭師」
虫眼鏡も用意されていて
緻密な描線をそれで楽しむ事ができるのです
《バロック》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/89/4a8ab5eba1729413edb0947836369fea.png)
ニコラ・プッサン
「アルカディアの牧人」
これも、銅版画ではないのですが
(あくまでイメージ)
モノクロゆえの想像力というのが広がる気がします
曲線であってもほとんどが直線の重なりであったり
するので、その表現力の深さに
驚かされます。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a7/2074e8242c21e5fc08d14d59219abb30.png)
レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン
「自画像」 作家自身の
生き方についての、深い自己省察が表現されているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/77/ae25b2b1bfc38f9938d916e886ffa7be.png)
フランス・ハルス
「ジプシー女」
決して裕福とは言えない貧困状態でありながら
人生を享受するような、たくましい生き方が現れています
銅版画の直線によって
女性のシャツのしわが鋭く幾重にも
描かれ効果的でした。
《ロココ》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d8/74cd2e4b82020bcbdb1712b7328dca49.png)
これは、銅版画ですがこうしてカラーのものも
あるのです。
モノクロと二つづつ 春から冬まで連作
が並べられているのですが、冬はモノクロの方が
その閉塞感がでている気がしました。。。。
そして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b4/89b24eb3f22848d2a6e985c6bf029baf.jpg)
美術館のロビーの窓際には
増田洋美さんの作品の風鈴が飾られていました
この音が何とも涼しげなんです
やさしい音色に心地よい風を感じるようで
癒されました。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ac/5b358ce471fc323eaa5a225281f919b1.jpg)
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