つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

オリンピックの魔物

2016-08-15 17:21:13 | つらつら思うこと

「オリンピックに魔物はいない!」柔道の井上康生監督が

言い切って成果を出した。

 

しかし、現実には魔物は存在しそうなので、その正体を

自分なりに探ってみた。

 

①メンタルの金縛り

これが一番大きいと思うが、日本国を背負って戦うプレッシャー

は、我らの想像を絶する魔物で、全身を金縛り状態にしてしまうのも

不思議ではない。

②誤審

これも、実はメンタルではないかと思うが、審判も半端な

プレッシャーではないはずで、ロンドンオリンピック柔道で

海老沼だったと思うが、判定が誤審で、ひっくり返ったことがあった。

その他にも多々…。

③急成長ダークホース

オリンピック当時日本でさえ無名だった16歳の岩崎恭子選手が

金メダルを獲ったのがその例だ。

特に若い選手は、オリンピック会場に行ってから、急激に

伸びる選手がいるのだ。今回、メダルにこそ届かなかったが、

泳ぐたびに日本新を更新した池江璃佳子選手などがそうだ。

④金メダル呪縛

「金メダル」「金メダル」と、オリンピック出場が決まった時、

連呼する選手が少なくない。

気持ちはわかるが、一番望むことは口に出さないほうが

いいと思う。エネルギーが逃げてしまうからだ。

ふつふつと潜在意識に潜めていたほうが爆発は大きいのだ。

⑤タイム呪縛

陸上競技100mを9秒台で…など、意識すればするほど、

手足が硬直してしまう。自己ベストを目指せば、タイムは

おのずと後から付いてくるのではないだろうか。

⑥完璧呪縛

女子フギュアの真央ちゃんが、「完璧にできれば…」と口にする

たび、ああ…言ってると、心配したものだ。人はそも完璧ではないので、

いかに天才真央ちゃんでも、そう意識するほど力が入ってしまうに

違いない。

 メダルの可能性が無くなった時のソチでのいい滑りは、

完璧呪縛から解かれたからではないだろうか。

 ⑦故障

代表選考レースで、極限の力を出しつくした際、故障して

しまったりすることがある。しかし、オリンピック当日までに

思うように回復せず、無残な途中棄権などということに

なってしまったりするのだ。

 

 と、魔物と思えることをつらつら書いてみたが、オリンピックの戦いは

まだまだ続く、せっかくのオリンピックの大舞台、魔物なんか

吹っ飛ばして、選手たちには大いに楽しんでいただきたいと思う。

 

フレーフレー日本!

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