年に1度の作品展示が迫ってきた。
今年は、東海市の茶房「じゅん」で、5月6日（金）～5月17日（火）
までの2週間だ。
今回は、作品が貯まったら一度はやろうと思っていた
猫作品だけのネコ祭りの予定だ。
作品展示の時は、いつも何がしかのハプニングが
起こるので、毎度のことながら、心が騒いでいる。
特に今回は、新旧すべて猫を描いた作品なので、
どうなるか予測がつかない。
そんな、最中に熊本の地震が起こってしまった。
こんな時、心中も少なからず揺れ動のだが、
以前起こった東関東大地震の時、強く
心に思ったことは、日常自分のやるべきことを
悔いなくやることの大切さだったのだ。
今回も精一杯誠意を尽くして展示させて
いただこうと思っている。
そして、今まで細やかながら赤十字社を通して
東関東大震災へ送らせていただいていた絵の
売り上げの一部を、今回は熊本の震災へも
送らせていただこうかと思っている。
これぐらいしかできなくて申し訳ないのだが、
人それぞれが出来ることが連なれば、
それなりの力になるのでは…と思っているので、
心して準備を進めようと思っている。
昨年の定期検診で、胃の再検査の表示が
あったので、この地方のがんセンターに車で
出掛けた。
自由が丘という所にあるのだが、よく見ると
桜ヶ丘…つつじヶ丘…行く先々で丘の付いた
名前を目にするのだ。
月が丘…向こうから来たバスの行き先が
星ヶ丘…になっている。
確かに段々丘に登って行くような道なりだ…。
ムム…さすがに気になって気を付けて見ていくと、
病院が近づくにつれ、平和が丘…ついには
希望ヶ丘…とあるではないか。
ここまで希望を持たせておいて、がんセンターの
行き先が自由が丘なのだ…。W
まるで、演出のような感があるが、事実こうなっている。
後で、地図で見てみると、平和が丘の次に
千代ヶ丘…光が丘…とあって、希望ヶ丘へ
と繋がっている。
演出にしても、出来すぎの感があって
思わず笑ってしまったではないか。
お蔭なのか、さしたる異常は見つからなかったが、
地図のちょっと遠目に、霧が丘というのを見つけて、
また笑ってしまった…。
恒例の愛知県豊川市佐奈川の花見に
行ってきた。
２年に１度作品展示をさせていただいている
ギャラリー喫茶「奈邪」で、カメラマンの感写
さんと待ち合わせた。
実は、先週予定していたのだが、近くの
緑地公園の桜が、チラリとも咲いてなかったので、
１週間延ばしたのである。
これが大正解で、桜は、今まさに満開で、
数キロにわたって佐奈川土手を溢れさせていた。
また、川沿りには菜の花も満開で、黄色の
絨毯を敷き詰め、さらに今年は菜の花に
紛れて、薄桃色の花（名前わからず）も群生していて、
鮮やかに三色のグラデーションを放っていたのだ。
さすがに、この好日を逃さずと、いつもよりも人が多く、
外国人の顔も多く見られた。
ヤバイ、われらの隠れ花見場は、段々知れ渡って
きているようだ。
いつものように、川沿いにあるスーパーで飲食物を
調達すると、川べりの菜の花の中に潜り込んだ。
花のカーテンに仕切られ、お隣さえ見えなくなって
しまった。
三食の花園の中は、まさに天国のようで、
われらオヤジ二人は、天国の宴を行ったのだった。W
