どうしたオレ

まさしく「どうしたオレ」状態になってしまった。

朝の起きがけから妙に体の重心が定まってないような

ふらふら感があった。昼食後しばらくして、座って

いても寝ころんでも、クラクラと揺れだしたのだ。

 

それから、トイレへ行って便座に座ったが、具合は

良くならず、体が熱くなってきて汗が出始めた。

吐き気も出てきたので、便座に顔を向けて

構えたが、嘔吐はしなかった。しかし、とにかく

具合が悪い。

このところの血圧上昇ぎみを思い、

すぐに、脳系の疾患が頭をよぎったが、

一応意識はしっかりしてるし、手足の

しびれ、マヒなどもない。

 

続いて今度は体が冷えだして、冷や汗に

変わり始めたのだ。自分の身体の制御が

まったくきかないのである。「一体どうなったんだ

自分の身体は」と呆然としつつ、もう救急車を

呼ぶしかないかと思って、トイレをふらふらと出たが、

やっぱり救急車を呼ぶのは極力したくなかったので、

しばらく寝ころんで、様子をみることにした。

 

幸い徐々に、ふらふらもなくなり、2～3時間後には

ほぼ、何事もなかったかのような状態にまで

もどった。

 

一夜明けた今…あれは何だったんだろうと思えるほど、

普通の状態になっている。正直、「死」を覚悟した

あれは何だったろうと、いま、つらつら思っているとこなのである。

 

ほんと、何だったんだ…。

 

 

久々のラジオ体操

天気はよし、風もなく予報では気温も20度近くにまで

上がるというので、我が庭緑地公園へと朝の

ラジオ体操に出掛けた。

 

体操なので、ちょっと薄着で外へ出た途端

ブルッと震えてしまった。けっこうな寒さなのだ。

 

また戻ってセーターを一枚足して出かけた。

緑地では、どなたかがラジオをかけていて、

その周りに集まって朝6時半からの

ラジオ体操をやっているのである。

 

さすがに寒いためかあまり人出もないようだったが、

始まる時間になると、あちこちから集まってきて、

たちまち十数人になった。

 

しかし寒い…。かけてるメガネはマスクをしているため

曇るので外したが、体操の度に振る手先が、

寒さでかじかんできた。

 

何とか頑張って体操を終わらせて帰ってきたが、

この寒さでは、わたしにはまだ早いと正直思った。

そして、どう見てもわたしよりかなり年配の方々が、

もっと寒い時期から通っているようなので

その逞しさに恐れ入ってしまった。

 

みんな元気だ、わたしは又しばらく炬燵で

まーるく…なってます。

 

 

 

「奈邪」（ナジャ）へ②

展示二日目の日曜日「奈邪」へ行くと、

出入り口付近に置いてある感想帳に

昨年「奈邪」で写真の作品展示をやった

小野清みさんと娘さんのＴさんが記帳してくれていた。

 

小野さんは、友人カメラマンの感写さんの友人として、

また、同じＳＮＳに所属していた仲間として

知り合ったのである。

そんな縁で、昨年の展示を感写さんと

観に来たのだ。

とても素晴らしい写真ばかりで、感動

したのだが、特にその中の一枚、オニヤンマが

ハスの蕾に止まっている写真にくぎ付けに

なってしまったのである。

「描きた～い」という衝動がこみ上げてきて、

「これ、描かせてもらえませんか」とお願いすると

「どうぞどうぞ」と快諾してくれたのだった。

そして、今回その写真を元に描いた絵を

展示しているのである。（故あって今、絵の

ＵＰは控えます）

感想帳には、その絵の感想とその他の

絵を含めてのポストカードが欲しい旨

書かれてあったのだ。

もう一軒展示させていただく茶房「じゅん」では

毎回ポストカードを作っているが、「奈邪」では、

色々煩わしかろうと、ポストカードは作って

なかったのである。

マスターに伺うと「嫌われてるのかと思ってましたよ」

などと言われてしまった。

 

わたしのポストカードは、市販のインクジェット

ハガキにパソコンで刷っている。

 

だから、やれ写りが悪いだとか、色がちょっと

だとか、もろもろ微調整があるので、けっこう

時間がかかってしまうのである。

でも普通のハガキなので、できれば絵ハガキとして

そのまま使っていただければ

ありがたいと思って作っているのだ。

というわけで、いまポストカード作りに勤しんでおります。

 

※お知らせ。

ギャラリー喫茶「奈邪」は、マスター急用のため、急きょ

3月22日（金）・3月23日（土）休みになります。

ご来店予定の方はご留意ください。

奈邪へ

土・日「奈邪」へと行ってきた。

 

今まで4月に展示させていただいていたので、

毎回近くを流れる佐奈川の両岸をかざる

見事な桜で花見をやっていたのだ。

展示よりそちらを楽しみにしていた節があるので、

今回日頃の行い悪く、3月末ということで、

開花に間内合わないのではないか、と

心配していたのだが、どうやら予測では、

開花が早まりそうで、十分花見が出来そうな

感じだ。日頃の行いはそう悪くはなかったようである。（笑）

下調べに土・日と左奈川縁を歩いてみたが、桜は

まだ一輪も咲いていないが、蕾はふっくらとして今にも

開こうという気配をみせている。川沿いを彩る

菜の花は先陣を切って、すでに6～7部咲きで

黄色を広げていた。

すぐ近くの大型スーパーで、握りずし1パックと

カップ酒を購入して、一人菜の花酒をやるべく

菜の花の中に潜り込んだ。

すると、来た来た、鳩たちが４～５羽周りに

舞い降りてきたではないか。時折かっぱ巻きを

崩して投げると、先を競って取り合っている。

「乾杯！」鳩たちに向けカップ酒をかざし

寿司をつまんだ。

この日はあいにく、ちょっと風が強く、寿司を

半分ほどつまんだとき、風にあおられて寿司の

パックがひっくり返ってしまったではないか。

握りずしのパックがひっくり返ると、どうなるが

おわかりになると思うが、下は土なのだ。

というわけで、半分の数個が鳩のものに

なってしまったのだった。やれやれ…。

 

　　　　　　　鳩寄って菜の花酒のにぎわいに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　issei

 

犬派だったとは…

とにもかくにも、何とか2作品を仕上げて

合わせて合計11作をギャラリー喫茶「奈邪」に

搬入した。

 

作品を運び込むと、マスターがその内の

一番大きい作品を取り出して見つつ、

ニンマリ笑って「うちは犬派なんですよ」

と言うのだ。その作品は犬の絵なのである。

「奈邪」はマスターの一家で切り盛りしている

素敵なお店なのだが、その御嬢さん奥様たちが

皆さん犬好きだというのである。

 

長年ここで展示をやらせていただいているが、

初めて知ったのだった。

 

今回は、翔くんを描いたのを含めて

ニャンと5作品が猫を描いた作品で、

前日に仕上げた2作品も翔くんと野良の

ニャん吉だったのだ。（ちょっと諸事情により

今はＵＰを控えます）

 

いわば、犬派の巣窟へ猫たちを送り込んだ

ようなもので、居心地はいかがなものかと

ちと心配になるところである。

 

しかし、あの犬の絵が１枚あったのだ。

長年描きたいと、写真をいただいていたのだが、

なかなかお絵描きスイッチが入らず、

やっと昨年スイッチが入って描き上げたとこなのである。

描いててよかった、と胸をなでおろしたのだった。

それからしばらくして、一人の女性客が

入ってきた。すると、マスターがまたニンマリ笑って

「この方は大の猫好きなんですよ」と紹介して

くれたのである。

この方は、ちりめん細工というのを作るそうで、

奈邪の出入り口のところに、素敵で可愛い

おひな様雛が飾ってあった。後でわかったのだが、

ちりめんというのは江戸時代に絹織物の着物の

切れ残りを使って作るようになった日本独特の

工芸品だとか。

その方に、猫の絵5点をジックリ見ていただき、

これで、猫派も肩身の狭い思いをしなくても

いいような心強さをいただいたのである。

後でマスターが犬の絵をかかげ、「これを

正面に一点飾るかね」と言って、またニンマリ…。